広告宣伝職
Wさん(仮)27歳
ふとした雑談から話が弾みプロジェクトもスムーズに進みました。洞察力が重要性!!
転職して約2カ月。内気で人見知りな私も、ようやく新しい環境に慣れてきたある日のこと。なんと社長から直々に、大きなプロジェクトのリーダーを任されてしまいました。とても光栄に思いつつも、一つ不安が。この仕事は、他部署や子会社も巻き込んで、大勢を動かす必要があるプロジェクトなのです。
正直、会ったこともない人に電話やメールで指示を出すのは苦手だし、嫌われたりしてプロジェクトが失敗しないか、とても不安です。
研修中、特に驚いたのはお昼明け。「私の姿で、午前から変化したところが3つあります。どこでしょう」という講師からの問いかけでした。
私は最前列に座っていましたが、3つもある変化を1つも見抜けず...。目の前にいた人すら、まともに洞察できていないのだと思い知りました。
コミュニケーションの際、相手の所有物や挙動、視線、声色など気持ちを察するヒントは沢山あります。私がよく「この人、何を考えているか分からない」と感じていたのは、これらを捉える“洞察力”が足りないからだと、この研修で気が付きました。
プロジェクト進行に関する電話中、相手の声がいつもより低かったので「あれ、少しお疲れですか?」と聴くと、「そうなんですよ~」と会話が弾みはじめました。あまり雑談するのは良くありませんが、それ以来は前より気軽に相談できるようになり、プロジェクトの進行もスムーズに。研修で練習した“洞察”からのコミュニケーションで、距離を縮まったことを実感しました。
人の細かい変化を鋭く見抜き、大勢を動かせるリーダーになれるよう、これからも洞察力を磨いていきます。
上司や同僚、後輩問わず業務上で円滑な関係を築くことができました。