学生の約8割が参加!インターンへ参加するメリットとは

「インターンって本当に必要?」「まだ自分には早いのでは?」そんな疑問を抱いている学生は少なくありません。
しかし実際には、約8割の学生がインターンに参加しており※、その経験がキャリア形成に大きな影響を与えています。
インターンは単なる「就活の準備」ではなく、自己理解を深め、将来の選択肢を広げることができる絶好の機会です。そこで今回は、知らないと損する「インターンに参加するメリット」を解説いたします。
※出典:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)(.pdf)」(最終アクセス:2025年11月19日)
https://www5.cao.go.jp/keizai1/gakuseichosa/pdf/20241206_gaiyou.pdf
現場の体験が、企業と業界の理解を深める
インターンの最大の魅力は「企業や業界の理解を深められる」ことです。Webページから得られる情報はどうしても一般的で、企業がアピールしたい点が強調されがちです。しかしインターンでは、実際にその職場で働く社員の方と過ごしたり、直接話を聞いたりすることができます。また、Web上の文章だけでは伝わりにくい空気感や社風、社員の人柄、仕事内容など、外からでは見えにくい部分を直に知ることができます。
実際にインターンで企業に行き「会議で学生も積極的に意見を求められ、風通しの良さを実感できた」「社員の方と同じ職場で働けて、自分が働くイメージを具体的に持てた」「仕事内容を体験しながら理解できた」といった声もあります。こうしたリアルな情報を得ることは、自身の志望企業や業界を定めていくための重要な取り組みになります。
社会人の働き方を肌で感じて、学生との違いを理解できる
インターンに参加すると、将来社会人として働くイメージを持つことができます。例えば会議での意見交換のスピード感や視座の高さ、納期を守るための責任感、報告・連絡・相談の重要性など、どれも現場で実際に働いてみないと分かりにくく、可視化できないものです。
学生の試験には100点満点がありますが、社会人には100点が明確に存在せず、かつ好きなだけ時間をかけて取り組むこともできません。納期を厳守しながら、お客さまにご満足いただける、もしくはチームに活かせるクオリティの成果物を完成させることが求められます。このような学生と社会人の違いを、インターンでの体験を通じて理解することで、自身が社会人として働くイメージをより具体化することができます。
やりたいことが明確でない人も、自己分析の材料が増える
「自分に合った仕事が分からない」と悩む方にとって、インターンはその答えを探る絶好の場です。実際に業務に携わってみると、自分がどんな作業にワクワクするのか、逆に苦手と感じるのかがはっきりしていきます。
例えば、金融業界のインターンで数字を扱う作業が楽しかった人もいれば、広告会社でアイデアを出す過程にやりがいを感じた人もいます。こうした具体的な現場経験は、自己分析を進めるうえで重要な材料になります。「やりたいこと」がまだ明確でなくても、インターンを通じて新たな学び、経験を得ることで、自身がその業界や職種に対して適性があるかどうか判断することができます。
目的を持って参加することで、就職活動本番で有利に
インターンは就職活動において有利になり得る経験です。ただし、インターンに参加したという事実だけでは評価につながりにくく、重要なのはそこで何を学び、どう成長したかです。
「周りの皆がインターンと言っているから」といって参加した人と、「色々な業界を見てAとBの業界に興味がある。Aには○○先輩が働いているから直接話を聞いてみよう。Bはどんな仕事をするんだろう。インターンを通して仕事内容を理解したい!」と明確な目的を持って参加した人とでは、得るものも違えば、成長度合いも大きく違います。
仕事内容を知りたい、業界ごとに比較したい、企業文化を体感したいなど、自分なりの目的を持ってインターンに臨むようにしましょう。さらに、社員との交流を通じて現場の声を直接聞ける点も大きなメリットです。こうした経験は、仮にその後選考に進むとなった際、本番の面接でも説得力あるエピソードとして活用できます。
1日のワークショップから1カ月以上の実務型まで、得られるものも多様
インターンと一口にいっても、会社説明会や1日~数日のワークショップ・プロジェクト型、数週間~1カ月じっくり取り組む実務型など様々な種類があります。せっかく参加するなら、自身の成長や今後の就活につながるインターンを選ぶとよいでしょう。
例えば、社員から直接フィードバックがもらえる場合「どこが良かったか」「どう改善できるか」を社会人視点で学べます。少人数制で社員と近い距離で交流する場合は、質問がしやすく、会社のリアルな文化や働き方を感じ取れます。「とりあえず参加」するのではなく、「何が得られるインターンか、何を得たいか」目的意識を持って選びましょう。
インターンを活用して「見落とし」を減らし、後悔のない就活を
就活が始まると、多くの学生は「この業界に行きたい」と早い段階で志望を固めがちです。しかし、社会に出てみると「別の業界も面白そうだった」「もっと調べておけばよかった」と後悔する方も少なくありません。インターンは、その「見落とし」を減らす最高の機会です。
短期のインターンでも複数の業界を比較してみると、仕事内容の違いだけでなく、働く人の価値観や社風、キャリアの築き方の多様性を知ることができます。その経験は、単なる調べものからの知識では得られないリアルな視点となり、自分の適性や将来の方向性を現実的に考えるヒントになります。
インターンは、企業理解の深化、社会人経験の体感、自己分析の強化、そして就活でのアピール材料など、数え切れないほどのメリットがあります。就活生の約8割が参加しているのは、それだけ大きな価値があるからに他なりません。インターンは単なる「就活準備」ではなく、未来のキャリアを切り開く自身への投資です。将来の選択肢を広げるために、ぜひ一歩踏み出してインターンに参加してみてください。
<インターンに参加した学生の声>
- 社員が熱い思いを持ち、なおかつお客様へのホスピタリティを重視して仕事をしていることがわかった。
- 実際の研修を受けたり、オフィスに入ったりすることで職場の雰囲気を掴むことができた。
- 営業する上での極意を学ぶことができた。お客様のニーズに合わせた姿勢の重要さを学べた。
- 企業の情報を集める際の資料の見方を学ぶことができた。
- プログラミングの学習だけでなく、その背景的な考え方についても知ることができ、どのように仕事をしているかが具体的になった。
- 社員の方から頻繁にフィードバックをいただけた。また、アドバイスが的確だった。
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