第一印象で差をつける！インターンで実施すべきマナーや身だしなみ

インターンは、企業に自分を知ってもらう場であると同時に、学生にとって社会人の働く環境を体感できる貴重な機会となります。そのため、インターン先へ与える「第一印象」は、思っている以上に重要なものです。

それでは、どのような立ち居振る舞いが相手の好印象につながるのでしょうか。

第一印象は「見た目」から始まる～背筋をまっすぐ伸ばすこと

最初に与える印象は、表情・姿勢・立ち方・座り方・歩き方といった立ち居振る舞いから変わります。まず、表情の基本は笑顔です。口角を上げて自然な笑顔で会話をしましょう。また、仕事内容の説明を聞く時など真剣さが必要な時もあります。状況にあわせて表情管理をしましょう。続いて、立ち居振る舞いのポイントは「背筋」です。おなかに力を入れて少し胸を張り、常に「背筋がまっすぐに伸びている」ことを意識しましょう。

「笑声」で話して人柄をアピール

「おはようございます」という言葉も、明るく大きな声で伝える場合と、下を向いて暗い顔でぼそぼそと言ってしまう場合とでは印象が全く異なります。同じ言葉だとしても、どんな言い方をするかで印象は大きく変わってしまうことをふまえて「声の表情」も意識してみましょう。基本は明るく親しみやすい笑声（えごえ）で話すのがおすすめです。一方で真剣さを示したい場面では、落ち着いてハキハキとした声で話すようにしましょう。

清潔感が好印象を生み出す

身だしなみで大切なのは「清潔感」です。ただし、「清潔である」ことと「清潔感がある」ことは違います。髪の毛をきちんと洗っていてもぼさぼさでは、第一印象においては意味がありません。清潔感を演出するためには、次の点を意識しましょう。

髪型	おでこと眉毛はなるべく見せる長い髪はヘアゴムでまとめるお辞儀で前髪が顔にかからないようにする
服装	汚れやシワがない襟の形は左右対称で整っているズボンには折り目(センタープレス)がある
靴	きちんと磨かれている汚れや摺り切れがないかかとがすり減っていない
メイク	自然で健康的な印象を意識する過剰なアイラインはしない派手で濃いアイシャドウはしないつけまつげはしない

自ら進んで挨拶をする

例えば会社に早く着いて受付で待っている時、他の社員の方に会ったら「おはようございます」「こんにちは」など、自ら進んで挨拶をするようにしましょう。「今日来てた学生の方、感じがよかったね」という社員からの話や評価も決して侮れません。インターンで関係する社員以外の方にも好印象を残せる行動力は、今後の就活においても、あなたの強みとなります。

スマホは、休憩時間以外は触らない

インターン中のスマホ利用には注意が必要です。業務中や説明会の合間につい触ってしまうと、企業側からは「集中していない」「やる気がない」と受け取られるリスクがあります。必要な確認は休憩時間にすれば十分であり、基本的にはかばんやポケットにしまっておくのがマナーです。顔を見ながら話を聞く姿勢やメモを取る様子は、相手からすると好印象です。小さな行動が評価を左右するため、スマホの扱いには細心の注意を払いましょう。