インソース Webコンサルティング部

Webサイトを作るときに考えること~「失敗しないホームページ」を、家づくりに置き換えて考える

「ホームページをリニューアルしたい/制作したい」と考えた時、まずは、見た目のキレイさやカッコよさをイメージされる方が多いのではないでしょうか。動きがあったり、動画が流れていたり、素敵なデザインのWebサイトを夢見て。色々考えられるかと思います。

Webサイト制作は工程が目に見えないので、「簡単にできちゃうんでしょ?」なんて思われがちですが、実はいろいろ考えること、決めること、やること盛りだくさんなんです。

「ホームページの工程」⇒「家づくりの工程」に置き換えて考えてみましょう。

企画立案・コンセプト設計⇒新居の企画立案「どんな家に住みたいか?」

  • なんのために作るのか?
  • 今困っていることはなにか?
  • ホームページになにを期待するのか?

せっかくの注文住宅を何も考えず工務店にお任せはしないと思います。こんな家にしたい。こんな機能を付けたい、このこだわりだけは残したい、予算も考えなくちゃいけないし、たくさん考えて作りますよね。

一番大切なのは作り手側とお客様、お互いの認識をすり合わせて、制作の方向性を決めること。これがあいまいなまま制作に進んでしまうと、「思っていたのと違うものができあがった」ということになりかねません。なんとなく思っていることを言語化するのは難しいし、時間もかかりますが、とても重要です。Webサイトを作る上でもっとも時間をかける必要がある部分です。

ワイヤーフレーム設計⇒家の設計図(間取り図)

方向性が決まったら、具体的なページ構成やコンテンツの設計を決めていきます。家づくりで言うところの間取り図のようなものを作っていきます。窓の数や各部屋の大きさ、お風呂場やトイレの位置など使いやすさや動線を考えて決めていきますよね。ここが決まらないと家具や家電、照明などが決められないと思います。

ワイヤーフレーム作成も同様にテキストや内容、動線設計、具体的なページ構成やコンテンツの設計を決めます。ここが決まっていないと見た目が良くても使い勝手が悪いWebサイトになってしまいます。

デザイン制作(テストサイトの確認)⇒外装・内装のデザイン

ようやくここで、家づくりでいう外装や内装のデザイン設計が出てきます。前の工程で決まったワイヤーフレームを元に彩りを加えていきます。Web制作のデザインにおいてはコンセプトや雰囲気に一貫性をもたせることも大切で、商材や企業のブランドイメージでユーザーに与える印象を統一させるためのルールを決めていきます。

コーディング⇒外装・内装工事、電装工事の施工

そして、設計されたデザインに従って、実際に家を建てていきます。建て始めてから「この部屋に窓をつけたい」という要望が出てきたとしたら、どうでしょうか?すでに壁として作っているところに窓をつけるとしたら、追加の費用と作業日が発生するのは、想像しやすいのではないでしょうか。

Webサイト制作も同様に決まったものから変更が出たとしたら、と考えてみてください。デザインが確定次第、各ページの実装に入ります。画像で作ったデザインに動きをつけていくイメージです。また、お知らせやブログなどの投稿機能の実装、お問い合わせフォームの実装もこの工程に含まれます。家づくりでの施工にあたります。

公開/リリース⇒竣工

各工程において後戻りできない事項を認識することで、確認しないといけないことがわかるようになり、スムーズな制作を行うことにつながります。考えることは多いですが、納得のいくサイト制作のためにも、一つひとつをイメージしてみてください。見た目はきれいなお家でも土台がしっかりしていない、使い勝手が悪い、そんな家では住みづらい家になってしまいます。

よくある失敗例を挙げてみます。Webサイト制作で陥りがちな失敗は、次のようなものです。

  • デザインしか刷新していない
  • 使い勝手が悪い、運用・更新がしづらい
  • 旧サイトの課題が解決されていない
  • SEOが考慮されていない
  • 競合他社のサイトに似すぎている
  • 閲覧ユーザーのことを考えていない
  • 流入経路や動線設計がされていない

失敗しないWebサイト作りは最終目標や課題を制作前に明確にすること

どうしてもデザインや見た目が気になってしまい、目的をよく考えずに作り始めてしまうと、本来解決したかった課題が解決されないままになってしまいます。制作に入る前にしっかりと決めることで、より効果的なWebサイトを作ることができます。

最終目標やリニューアルの目的、「今」の事業やサービスのコンテンツを明確にすることがやはり大切です。よく考えより良いWebサイト作りをいたしましょう。

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