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UX
UX(User eXperience:ユーザーエクスペリエンス)とは、利用者が製品やサービス、システムを使って得ることのできる感覚や体験そのものをさします。
ある飲料メーカーの、スマホ対応自動販売機とスタンプを集めるアプリケーションとの連携例を見てみましょう。ドリンクを購入するたびにスタンプが貯まり、15個集めると1本無料でドリンクをもらえるという仕組みで購入を促進したのです。1週間の歩数目標を定めてそれを達成するとスタンプを得られる機能もあり、ユーザーに楽しさや健康促進も提供しています。全国に設置してある自動販売機を活用することで、売上アップと企業イメージ向上にもつながりました。
消費者やユーザーがサービスを通じて得た経験は、企業や商品・サービスの具体的なイメージに直結します。これまでは、よい商品やサービスを作りさえすれば売れていたかもしれませんが、これからは具体的に「ユーザーによりよい体験を提供する」ことが求められます。この考え方がビジネス成功のカギを握っています。では、ユーザー体験(UX)をデザイン(設計)するには、何から始めどのように進めたらよいのでしょうか。
①UXデザインの「目的」を明確にしてKPI・KGIを設定
今年度の売り上げを昨年比120%にしたい、など。さらに、どこまで・どれだけ行えば目的が達成されるのか、数値や具体的な行動を示す
②利用者像を決める~ペルソナマーケティング
「一人の架空の人物」を設定して、そのプロフィールを詳細にする
③利用シーンを具体化する
何のために・誰が・何をするためのサービスなのか
④利用時の様子を具体化する~顧客思考マップ
最終的な利用者の「こうなってほしい気持ち」にたどり着くまでの、その方の思考の変化や行動に必要な刺激を与える「施策」をマッピングする
⑤プロトタイプ(試作品)を作成する
要件を具体化させ、利用者視点を共有し、開発コストを削減する
⑥プロトタイプを評価する
作り手だけでなく、②で想定した利用者に実際にサービスを使ってもらい改善を図る
利用者を知ること・その利用者が本質的に求めているものは何なのかを考え抜いたうえで実践に落とし込み、フードバックを得る。UXの実現は1回で叶うものではなく、PDCAサイクルを回しながら日々取り組むことによって理想の形に近づきます。
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