新型コロナウイルス感染症で6割超の企業が業績悪化見込む

2020年4月17日

新型コロナウイルス感染症で6割超の企業が業績悪化見込む

 新型コロナウイルス感染症で自社の業績に「マイナスの影響がある」(「既にマイナスの影響がある」と「今後マイナスの影響がある」の合計)と見込む企業は63.4%となったことが帝国データバンクの調査で明らかとなった。

 2月14日~29日に全国の2万3668社を対象にした調査によると、新型コロナウイルス感染症で自社の業績に「既にマイナスの影響がある」が30.2%、「今後マイナスの影響がある」が33. 2%となった。一方、「影響はない」とする企業は16. 9%だったほか、「プラスの影響がある」(「既にプラスの影響がある」と「今後プラスの影響がある」の合計)と見込む企業は1.7%にとどまった。

 「マイナスの影響がある」と見込む企業を業界別にみると、「運輸・倉庫」が72.8%と最も高く、さらに「卸売」(72.5%)が続いた。以下、「小売」(66.9%)と「製造」(66.8%)が6割台となった。

【業界別 「マイナスの影響がある」割合】
運輸・倉庫 72.8%
卸売 72.5%
小売 66.9%
製造 66.8%
金融 56.8%
不動産 55.2%
サービス 55.0%
建設 50.0%
農・林・水産 41.4%

 「マイナスの影響がある」と見込む企業を業種別にみると、「繊維・繊維製品・服飾品卸売」と「旅館・ホテル」が89.3%で最も高い。以下、「再生資源卸売」(87.5%)、「繊維・繊維製品・服飾品小売」(87.1%) 、「飲食店」(80.9%) が8割台で続く。

 また、「今後マイナスの影響がある」と見込んでいる企業は「家具類小売」(41.7%)がトップ。次いで、「自動車・同部品小売」(41.5%)や「再生資源卸売」「パルプ・紙・紙加工品製造」(ともに40.6%)が上位となった。

 他方、「プラスの影響がある」と見込む企業は、「医薬品・日用雑貨品小売」(12.0%)が唯一1割台となり最も高かった。

【業種別 「マイナスの影響がある」割合 トップ10業種】
1位 繊維・繊維製品・服飾品卸売 89.3%
1位 旅館・ホテル 89.3%
3位 再生資源卸売 87.5%
4位 繊維・繊維製品・服飾品小売 87.1%
5位 飲食店 80.9%
6位 各種商品小売 79.2%
7位 飲食料品卸売 74.9%
8位 繊維・繊維製品・服飾品製造 73.2
9位 運輸・倉庫72.8%
10位 輸送用機械・器具製造 72.4%

 調査は、2月14日~29日、全国2万3668社を対象に実施し、1万704社の有効回答を得た。

配信元:日本人材ニュース

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