2022年11月16日
総務省が発表した労働力調査(速報)によると、9月の完全失業率(季節調整値)は前月から0.1ポイント増加して2.6%だった。
男女別の完全失業率は、男性が2.8%で前月から0.1ポイント増加、女性は2.4%で前月から0.1ポイント増加した。
完全失業者数は187万人(前年同月比7万人減)で、15カ月連続の減少となった。完全失業者のうち「勤め先や事業の都合による離職」は28万人(前年同月比9万人減)、「自発的な離職(自己都合)」は77万人(同2万人増)、「新たに求職」は50万人(同2万人増)だった。
就業者数は6766万人(前年同月比40万人増)で、2カ月連続の増加となった。就業者数のうち雇用者数は6070万人(同51万人増)。
就業者数の前年同月比を産業別に見ると、宿泊業,飲食サービス業(21万人増)、情報通信業(20万人増)、医療,福祉(20万人増)などが増加し、卸売業,小売業(22万人減)、金融業,保険業(19万人減)、学術研究,専門・技術サービス業(16万人減)などが減少した。
正規雇用は3589万人(前年同月比22万人減)で4カ月連続の減少。非正規雇用は2133万人(同63万人増)で8カ月連続の増加となった。
非正規雇用の内訳は、パート1035万人(前年同月比10万人増)、アルバイト466万人(同27万人増)、労働者派遣事業所の派遣社員149万人(同9万人増)、契約社員289万人(同5万人増)、嘱託108万人(同2万人減)、その他86万人(同15万人増)。
配信元:日本人材ニュース
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