自分の枠を超えていい!中核人材は4つのSHIPを駆使し、チームを越えて大きな影響力を持つ
中核人材とは、組織において中核的な役割を担い、成果創出に大きく貢献する存在です。卓越したプレイヤーであることに加え、チームを牽引するリーダーとしての役割も期待されます。そうした立場を目指すには、自らの視座を引き上げ、「自分の枠」を超えて組織全体に目を向ける意識と行動、すなわち4SHIPが求められます。
4SHIPとは~中核人材に必須な4つのSHIP
オーナーシップ~組織を自分事として捉える当事者意識
オーナーシップとは、自分が組織の一員として、組織の問題を自分の問題と捉え、結果を出すところまでが自分の仕事と考える心構えのことです。オーナーシップを持つことで、自分の仕事に対する責任感が生まれ、組織全体の成果に対する意識が高まります。
中核人材には、上司や後輩からの期待に応えることだけでなく、自身が組織を動かす存在としての行動を求められます。しかし、自分がそのような役割を果たすべきだという認識がなければ、中核人材としての行動は難しいでしょう。オーナーシップを常に意識し、常に組織の課題を自分ごととして捉える癖を身に付けましょう。
リーダーシップ~自分の強みを活かすことで、周囲を巻き込む
リーダーシップとは、他人を影響させ、自分の意志や目標に向かって動かす力のことです。リーダーシップを発揮するためには、自分の強みを理解し、それを活かすことが重要です。自分の強みを活かすことで、自信を持って行動することができ、それが周囲に影響を与える力となります。
また、自分の強みを活かすことで、自分自身の成長も促すことができます。自分の強みを理解し、それを活かすことで、リーダーシップを発揮し、周囲を巻き込むことができるようになりましょう。
フォロワーシップ~上司をサポートし、部下を指導する
中核人材として求められるのは、リーダーとしての役割だけでなく、フォロワーシップも重要です。フォロワーシップとは、自分自身が部下として上司をサポートし、部下に対して指導・支援を行う役割のことです。上司の判断軸を理解し、その判断を助けるための報告を行うことで、上司との信頼関係を構築することができます。
また、部下に対しては、自身の経験や知識を共有し、指導・支援を行うことで、部下の成長を促すことができます。リーダーとしての役割とフォロワーシップを両立させることで、組織全体の成果に貢献する中核人材となることができます。
コ・オペレーションシップ~他部署との調整力
中核人材の役割は、自部署だけでなく他部署との調整や合意形成にも関わります。これを「コ・オペレーションシップ」と呼びます。協働には、関係者を洗い出し、彼らの意見や要望を理解することが重要です。そのために必要となってくるのが周囲を巻き込む力や人間観察力、インフォーマルなコミュニケーション、キーパーソンへのアプローチや人間関係への配慮です。
4SHIP研修~視座を高め、組織的に活躍する4方向の意識と行動
中核社員として、エースプレイヤーに加えリーダー的な役割期待に応えるため、視座を高くし、自分の枠を超えて、組織的に活躍するための4SHIPを習得します。
よくあるお悩み・ニーズ
- 管理職になるうえで不足している部分があると感じる
- 自分の置かれている立場から視座をもう一段階高くして、組織で働く役割を広げたい
セットでおすすめの研修・サービス
リーダーシップ研修~サーバント・リーダーシップで部下の成長を促進する
リーダーになることについて受け入れ、自分なりのリーダー像を考えていただきます。そのうえで、部下との関係を構築する方法やチームで成果を上げる手法を習得します。
プロジェクトマネジメント基礎研修
プロジェクトマネージャーとして遂行に必要な手順を理解し高いパフォーマンスを生むチームの構築ができる手法を学びます。