新入社員研修を成功に導く10カ条 現場で活かせる内容を

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現場で活かせる内容を

「現場」で本当に必要なスキルを取り入れる

新入社員研修の最大の目的は、新人に「社会人・会社のメンバーとしての自覚を持たせる」ことと、「現場で即戦力になるメンバーにする」ことです。
ビジネスマナーや「報」・「連」・「相」などの仕事の基本の話は、新入社員研修の定番です。「基礎的」な内容は誰がやってもほぼ同じですが、名刺交換の場合、講師は「いかにきれいに」渡すかを教えがちです。しかし、特に営業の現場では、お客さまに「きれいに渡す」ことより、「相手より先に渡す」ことが勝負になってきます。 「型通り」の研修をこなしても、現場で必要とされるレベルをクリアしていないと、新入社員は即戦力にはなりません。名刺交換が怪しい新人は、とても客先に同行させられません。
現場の部長クラスの方に、新人が必要なスキルをヒアリングしてカリキュラムを決めてもらいましょう。

新入社員が何を学べば効果的?~OAスキル・ビジネス文書スキル

現場で必要とされる能力は各部署で違います。しかし、エクセルやワードなどのOAスキルは、当たり前すぎて軽視されがちですが、一人残らず全員に基礎的な能力を身につけさせたいスキルです。どこの部署でも必要なので、これができると現場は喜びます。
また、入社すれば新人でも「議事録」や「報告書」などの ビジネス文書を書く機会は多くなります。その意味で最も「現場で"すぐに役立つ"」能力は、OAスキル以外では「ビジネス文書」の能力といえるかもしれません。

また、「部下が要を得た報告を行えない」という話をよくお聞きします(例えば、自分が見聞きしたことを、そのまま時系列で述べてしまい、結局、何が言いたいのかわからない・・・など)。要を得た報告ができるようになるためにも、要点をすばやくつかむ「ビジネス文書」の能力は必要です。

弊社の新入社員研修では、プレスリリース2000字⇒200字・50字の"要約演習"や、現場に即したケーススタディに基づいた"議事録"・"報告書"・"Eメール"の文書作成演習を行う「ビジネス文書研修」が、実践的と大変ご好評をいただいております。※「新人のためのビジネス文書研修」
新人も基礎的な能力があれば、現場の仕事にすぐに慣れることができ、先輩や上司などに喜ばれれば、自信をつけて、より良い仕事をするようになります。

成功したからと言って、去年と同じ研修を安易に行わない

去年の研修が、「新入社員の評判が良かった」「(段取り的に)うまく進んだ」からといって、今年の研修も去年と同じようにしようと思っていませんか? 研修のニーズは、毎年変わります。去年の良かった所を活かすことも重要ですが、現場のニーズをヒアリングして「現場が求める人材」を作れるよう、毎年研修内容を見直すことが重要です。

新人に欠けていることは、はっきり教えてあげる

~「時代が変わった」で済まさない

現代の若者は総体的に"自分"の成長には関心がありますが、"組織"や"社会"のためという意識が稀薄です。「時代が変わったな」で済ませがちですが、欠けている「組織人」「社会人」としての意識を、会社側が新人にはっきりと教えてあげるべきです。

  1. ルールの遵守

    ここでいう「ルール」とは、お客さま、お取引先、上司、先輩と共に仕事をしていくための組織のルールです。
    弊社の研修では、例えば以下のように「出社時」「勤務中」「休憩時間」「退社時」に守るべきマナー・心構えを、具体的な事例を用いながらご説明しています。

    • ※「朝起きたら39度の熱。とりあえず病院に行ってから連絡しよう」は○or×?
    • ※「電車が遅れて会社に間に合わない。連絡するよりも急いで出社」は○or×?
  2. 判断基準の習得

    上司や先輩と同じ判断基準を持つことは現場で自立するために重要です。弊社の研修では、仕事をするうえで基礎となる5つの判断要素の

    • Q(Quality、お客さまが満足する品質)
    • C(Cost、物品費、人件費)
    • D(DeliveryDate、納期)
    • R(Risk)
    • S(Sales mind)

    を理解していただいています。

  3. 職場でのコミュニケーション

    上司や先輩から様々なことを教わったり、一緒に仕事を進める場合、「積極的に質問する」「質問の後は感謝」「礼儀をわきまえて質問」など、聞き上手になることも自立するうえで必要です。

QCD(品質・コスト・納期)など、仕事の現実を教えてあげることも必要です。「使っていない会議室の電気を消す」「コピーやプリントなどの紙1枚のコストにも気をつける」など、細かいことまできっちりとやりましょう。

また、最近の新人は「明確な課題を与えると非常にまじめに取り組むが、受身で積極性がない」「困難に遭遇すると、すぐに答えを求めたがる」 ・・・などのマイナスの特徴ばかりがクローズアップされがちです。
しかし一方で、新人は「まじめで勉強好き、学ぶことに積極的で自分磨きに熱心である」という長所もあって優秀な人材が多く、"教育対象"としては、教育・研修ご担当者さま、我々研修会社ともに大変やり甲斐がある人材でもあります。

新入社員研修は経営陣も深く関わるべき仕事

~人事・教育担当者だけの仕事ではない

新入社員は、具体的な知識・スキルと合わせて、その会社での「生きがい」・「働きがい」に関して"トップ"の声を聞きたがっています。
新入社員研修は、人事・教育担当者だけの仕事と思われがちですが、会社の"ビジョン"の話では経営陣が深く関わります。それぞれの現場で何を求めているかに関しては、現場にヒアリングしたり、場合によっては現場の責任者に話してもらう必要があります。社長の話は"儀礼的"に伝えるのではなく、新入社員研修の構成された"ストーリー"の中で効果的に行うことが重要です。
新入社員研修は、"会社全体の仕事"だということを、しっかりと再確認することが必要です。

新入社員は顧客に一番近い社員。これを機に会社に"活力"を

新人の口を通して、会社のあるべき姿を考えてもらいましょう。会社に入りたての彼らは"燃えて"おり、真摯に会社をみています。新人に恥ずかしくない会社になるためにも、新人の知恵を借りましょう。
また、新人が入ってくるとうれしいものです。4月は会社全体が"うきうき"しています。この時期は、会社に活力を与えるチャンスです。新入社員研修の時期は忙しいので難しいかもしれませんが、他の社員にも、この時期に会社からメッセージを伝えると大変効果的です。

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