新規事業開発研修~ビジネスモデルキャンバスを使って新規開発を考える
BMC(Business Model Canvas)ビジネスモデルキャンバスとは、企業を分析するためのフレームワークです。ビジネスモデルを9つの構成要素に分け、視覚的に整理するものです。
組織の営業戦略を立てる方や、新規事業開発や、新製品・新サービス開発に携わる方や、マーケティングをお仕事にされている方は既に聞いたことがある手法かもしれません。
BMCはあなたの「プロダクトアウト癖」の矯正ツールになる
新しい製品やサービスを開発する際に、われわれはどうしても今自分が持っている強みを起点に発想しようとしがちです。
もちろん自身の強みは、生み出される製品やサービスの競争優位性をもたらすものであり、大事なものです。 ただ、作り手側が技術的に最高だと思うものを作る「プロダクトアウト」の視点だけで生み出されたモノというのは、往々にして"独りよがり"なものになりがちで、必ずしも顧客から支持されるものとはなりません。
では、顧客は何に価値を感じて製品やサービスを選んでいるのでしょうか。近頃よく耳にする「CX(カスタマーエクスペリエンス)」という考え方では、買う前の情報収集から購入時の接客対応、購入後のアフターサービスから購入者同士の交流に至るまで、幅広い体験全般に対して価値評価しているといいます。 顧客は単にモノの良し悪しだけで価値を評価しているのではなく、モノ以外も含めて評価しています。
求められる価値の幅が広がるということは、それを提供する側の"構え"も、これまでのような単なる「モノづくり」の発想では対応できないということになります。 提供する側の"構え"を分析し、さらに、売れている会社は、なぜ売れているのかを考えることは、顧客の新たな価値を知るうえで役に立ちます。
今はまだ無い事業を拡大する、既存事業をブラッシュアップする、さまざまなビジネスパートナーと協働しトータルでの顧客体験価値の向上を図っていく、など、 ビジネスの組み立て方を身に付ける上で、「ビジネスモデルキャンバス(BMC)」はとても有効なのです。
新規事業開発研修~ビジネスモデルキャンバスを使って考える
ビジネスモデルキャンバス(BMC)は、事業として成立させるうえで過不足のない検討項目がバランスよく組み込まれ、「CX(カスタマーエクスペリエンス)起点」で事業開発が行われるよう意図して設計された、優れたツールです。このビジネスモデルキャンバスを使って、今注目される新しいビジネスの核心を紐解くとともに、自社における新規事業開発案をこのフレームワークに則って進めていただきます。
よくあるお悩み・ニーズ
- 「ビジネスモデルキャンバス」に関心があり、一度しっかり学んでみたい
- 新規事業開発に携わっているが、どのような手順で取り組んでいけばいいか分からない
- CX、UX、DX、デザイン思考など、開発系の話の中で出てくる言葉をきちんと理解したい
セットでおすすめの研修・サービス
事業戦略立案研修~ビジネスモデルキャンバスで戦略を具体化する(1日間)
組織の営業戦略を立てる上級営業職や上級管理職の方に、個々の事業の展開シナリオを組み立てるスキルを身につけ、全社的な目標の実現につなげていただく研修です。
ビジネスモデルキャンバスを使って戦略を具体化し、個々の事業展開に落とし込むことで分かりやすく組織全体に伝えられるようになることを目指します。
新規事業開発講座~ビジネスモデルキャンバスを使って新規開発を考える
「ビジネスモデルキャンバス」とは、事業を成立させるうえで過不足のない検討項目がバランス良く組み込まれ、尚且つ「CX(カスタマーエクスペリエンス)」起点で事業開発が行われるように意図して設計されたツールです。
従来の、自社を起点に新規開発を行う考え方ではなく、「顧客起点」「CX起点」で事業開発を進める考え方をお伝えいたします。
新規事業向け世界のスタートアップ事例情報データベース~(サンライズ)SUNRYSE.
SUNRYSE.は、世界30ヵ国以上のスタートアップ企業情報を毎⽉800社以上配信し、累計8,000社以上の企業情報を保有する、会員型データサービスです。
⽇本語での情報が圧倒的に不⾜している海外スタートアップの情報を、独⾃の取材とグローバルネットワークによりリサーチしております。新規事業のリソース探しや、M&A・CVCでの利⽤に加え、オープンイノベーションへの⼈材育成等、海外スタートアップを探すさまざまな⽬的で活⽤いただいているサービスです。