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最近、ベテラン社員が立て続けに何名か退職しました。その際、業務の引継ぎが上手くいかず、特に若手～中堅社員の事務作業でのヒューマンエラーが増えてきています。また、全体的に社員の責任感や当事者意識が弱く、「上司が監督してくれるから大丈夫」といった考え方になってしまっている事も、根本にある原因の一つと考えています。
まずは現場を動かしている係長～課長クラスのリーダー向けに、「ヒューマンエラー防止」の研修を実施してみたいのですが、弊社の現状に合う何か良いプログラムはありますでしょうか。
若手～中堅社員の事務ミスを減らしたいです。
インソース担当者から
この度は、お問い合わせいただきありがとうございます。
事務ミスは単なる生産性の低下だけでなく、時に大きなクレームや損失に繋がってしまう重大な問題です。特に近年はITの発達やインターネットの普及により、小さなミスも即時的に事故に繋がりやすくなっています。一方で、あらゆるヒューマンエラーをゼロにすることは不可能ですので、「人はミスを犯す生き物」という前提のもとで対応しなければなりません。
さて、お問い合わせいただいた内容ですと、まず現場リーダーの皆さまに「ミスを減らす考え方」と「ミスを起こさせないための仕組み・組織づくり」を学んでいただける、以下のプログラムをおすすめいたします。
具体的には、ミス防止のためのシステム思考や、個人と組織の業務の見直し/チェックの仕方、ヒューマンエラーを起こさないしかけや工夫、そしてミス防止計画の作成などについてお伝えします。貴社の業務内容と課題をお伺いしつつ、カスタマイズすることも可能です。現実に問題になっている事務ミスについて、グループワークを通じて対策案を徹底的に考えていただきますので、翌日からすぐに実践いただけます。
またインソースの事務ミス防止研修では、業務改善のスペシャリストが講師を務めます。事務経験者だけでなくシステム部門経験者や接客経験者など、様々なビジネス現場でミス防止の戦略を練ってきた講師が数多くおりますので、リアルな成功談/失敗談を語ることができます。貴社の業態や仕事内容に応じて、適切な講師を推薦いたします。
その他ご状況に合わせて、ご検討いただきたいラインナップをいくつかご紹介いたします。
▼リスクマネジメント研修 ～ヒューマンエラー防止編（半日間）
ヒューマンエラーの防止に必要な考え方を、ポイントを絞ってお伝えします。ご自身の業務におけるリスクを６つの視点から洗い出し、優先順位づけと予防策の策定を行います。
業務を「可視化」し、ミスの原因を検証します。実際に自部署の業務フローを作成することで、研修後の業務改善活動にそのままご活用いただけます。
「業務引継ぎ不足」はどの職場でも起こりうる問題です。マニュアル作成やフロー分析によって俗人化した業務を改善し、事務ミス防止研修の効果を高めます。
▼リスクマネジメント研修 ～一般職クラス向けコンプライアンス編（1日間）
▼OAスキル向上研修（Excel&PowerPoint）（1日間）
リーダー向けの研修後は、現場で実際に手を動かす社員の皆さま向けに、ルール順守の意識づけやOAスキルの向上研修によるミス削減をおすすめいたします。
▼大事故から会社を守る! 職場のヒューマンエラー対策 [DVD]
ヒューマンエラー対策は、意識・知識を全従業員が大切です。「これだけは知っておきたい」基礎知識をケースドラマを交えながら解説します。
まとめ
「基礎知識だけでいいからとにかくすぐ！」ということでしたら、ご発注の１週間後の実施でも可能な限り対応させていただきます。ただ、ヒューマンエラーの種類や要因は企業によって様々ですので、ご状況を踏まえたケーススタディなども用いたものを強くおすすめしたいです。
場合によっては、研修に限らず業務の改善を組織的に行うコンサルティング（コンセプト設計～実行支援まで一貫したサポート）なども提案させていただきます。
生産性向上が求められる昨今、「業務改善のプロ」によるインソースの人材育成サービスをぜひご検討ください。
