インソース マーケティング&デザイン室

大変革は小さな改善から!個人の小さな効率化が大きな組織を動かす

若手・中堅のうちから俯瞰した視点を持ち、仕事の全体を見渡して仕事ができれば、業務効率化は個人だけの改善にとどまらず、組織全体の業務効率向上にも影響を及ぼします。

本コラムでは、時間管理会議進行業務改善の3つの視点から、個の時間と場の効率化を鍛えて全体を良くしていくことの重要性を認識していただくためのプランをご案内いたします。

インソースの公開講座セットプラン
若手・中堅から始める業務効率向上プラン~時間・場の効率化を図る」はこちら

自分の時間の使い方を見直す第一歩

業務効率を高め、限られた時間の中で最大限の成果を上げるためには、まずご自身の時間の使い方を深く理解し、改善することが不可欠になります。

自身のワークスタイルを分析し、現在の課題を認識することから始めます。時間の管理とは、時間そのものを管理するのではなく、仕事や行動を管理し、考え方や行動を変えることであるという原則に基づいています。

タイムマネジメント力を鍛えるとできるようになること

  • 自分の業務を洗い出し、過去3日間の時間の使い方を振り返ることで、自身のワークスタイルを深く知ることができます。
  • 「考える仕事」「こなす仕事」「完全に時間を拘束される仕事」「少しなら時間を自由に使える仕事」の4つに仕事を分類し、それぞれの効率的な時間の使い方を理解し、自身の時間配分が適切であったかを検証します。
  • 仕事の目的とゴールを、品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)、リスク(Risk)のQCDRで明確にすることで、手戻りの少ない計画を立てることが可能になります。
  • 仕事を緊急度と重要度で整理し、客観的な基準に基づいて優先順位をつけることで、業務の成果を最大化できます。

この内容は、業務が多すぎてどれから着手すべきか迷う方や、計画を立ててもその通りに進まずに締め切り直前になってしまうといった悩みを抱える方々に役立ちます。

【公開講座】タイムマネジメント研修~仕事を効率的に進めるための時間管理を学ぶ

自分の時間の使い方を見直し、業務効率を最大化するための時間管理スキルを学びます。

限られた時間の中で業務効率を高め最大限の成果を上げるための方法を、PDCAサイクルに沿って習得する研修です。

>公開講座の詳細はこちら

会議を成果につなげる進行術

会議は組織の意思決定や情報共有に不可欠ですが、非効率な会議は貴重な時間を浪費し、生産性を低下させてしまいます。

ファシリテーター(中立な立場の会議進行役)に必要な4つのスキルを学び、短時間で結論の出る会議を運営できれば大きな成果につながります。

ファシリテーション力を鍛えるとできるようになること

  • 会議の実施背景や目的、目標を明確にし、進め方やルール、役割分担、そして空間としての場までを事前にデザインする「場のデザインスキル」が身に付きます。
  • 参加者の意見や思いを効果的に引き出すために、「傾聴」「介入」「観察」「質問」「話す」といった「対人関係のスキル」を適切に活用できるようになります。
  • 議論の要点を見つけ、意見間の関係性を整理し、ホワイトボードなどを活用して議論を分かりやすく整理する「構造化のスキル」が身に付きます。
  • 意見を的確に集約し、コンフリクト(意見の対立)を管理しながら、時間内に参加者の合意形成を促す「合意形成スキル」が強化されます。

参加者同士で建設的な議論が行われていない、意見が出てもまとまらないといった、会議運営に関する悩みを解決するための具体的な手法が提供されます。

【公開講座】ファシリテーション研修~会議を円滑に進行する4つのスキル

会議を円滑に進め、効率的に合意形成へと導き、短時間で成果の出る会議を運営するためのファシリテーションスキルを習得する研修です。

場のデザインから合意形成まで、生産性の高い会議を実現します。生産性が高い会議ができれば業務効率が高まります。

>公開講座の詳細はこちら

継続的な成長を促す業務改善の具体策

組織の競争力を高める上で業務改善は不可欠であり、特に近年は人材不足による生産性向上の要請から、その重要性が増しています。

業務改善研修を通じて、ご自身の組織における具体的な改善テーマを選び、現状分析から真因追及、目標設定、対策立案までを行い、職場ですぐに活用できる「業務改善企画書」を完成させることができます。

業務改善力を鍛えるとできるようになること

  • 顧客、業務プロセス、内部関係者、財務、組織目標、比較という6つの視点から自組織の抱える課題を洗い出し、より効果の高い改善テーマを選定できるようになります。
  • 見えない現実を数値化し、図表を用いて視覚化することで現状を客観的に分析し、問題の真因(本当の原因)を特性要因図などを使って徹底的に追究します。
  • なぜ目標を設定するのかを理解し、そのポイントを踏まえて具体的な目標を設定します。
  • 対策立案の基本とポイントを学び、メンバーを動かすための工夫を取り入れながら対策を実施し、その効果を確認します。
  • 改善を定着・継続させるための方法を習得し、最終的に業務改善企画書を作成します。

問題点が多すぎてどこから着手すべきか分からない、解決策に決め手がなく合意形成が難しいといった悩みを抱える方にとって、この内容は確かな一歩となるでしょう。

【公開講座】業務改善研修

業務改善の基礎から企画書作成まで、確実に成果を出すための体系的なスキルを習得する研修です。

課題発見から解決、定着までを一貫して実践できるようになります。

>公開講座の詳細はこちら

総合的な業務効率向上を目指す

今回ご紹介した内容は、いずれも個人の業務効率を高めるだけでなく、組織全体の生産性向上にも深く関わる重要なスキルです。個人で業務効率化を図ることには限界があり、効率化によって特定の個人に業務が集中してしまうという課題も生じ得ます。そこで、これらの研修を組み合わせることで、個人の効率化と組織・集団の効率化を両立させ、効果的に業務を進めることができるようになります。

若手・中堅から始める業務効率向上プラン~時間・場の効率化を図る

このように、時間管理会議進行業務改善という3つの視点から、段階的かつ実践的にスキルを高めていくことが可能です。そして、これらを一貫して体系的に学べるのが、インソースの公開講座セットプラン 「若手・中堅から始める業務効率向上プラン~時間・場の効率化を図る 」です。

公開講座セットプランは、国内最多のカリキュラム数を誇るインソース公開講座の中から厳選された、複数研修のセットです。プランのご紹介ページから、複数研修へボタン一つでお申込みいただけます。1つの研修だけではなかなか学びきれない複合的なスキルを身につけ、中・長期で目指すべき人材になるための選択肢として、ぜひご活用ください。

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