海外進出している企業は2割超、進出先として最も重視しているのは「中国」

2019年11月15日

海外進出している企業は2割超、進出先として最も重視しているのは「中国」

 直接・間接のいずれかの形で海外進出をしている企業が24.7%となっていることが帝国データバンクの「海外進出に関する企業の意識調査」で明らかとなった。「進出していない」は72.6%だった。

 「海外進出あり」を業界別にみると、「製造」が39.8%で最も高く、次いで「卸売」(29.5%)、「金融」(27.6%)が続いた。

【業界別・海外への進出状況トップ5】
1位 製造 39.8%
2位 卸売 29.5%
3位 金融 27.6%
4位 農・林・水産 16.4%
5位 サービス 15.9%

 直接・間接のいずれかの形で海外進出をしている企業2449社に対して、現在海外進出している国・地域において、生産拠点として最も重視する進出先を聞くと、「中国」が23.8%で最も高かった。以下、「ベトナム」(11.5%)、「タイ」(7.1%)、「台湾」(3.2%)などアジア諸国・地域が上位となった。

 販売先においては、「中国」が25.9%でトップ。次いで、「アメリカ」(8.9%)、「ベトナム」(7.8%)、「タイ」(7.3%)、「台湾」(4.2%)が続いた。上位10カ国・地域では、「アメリカ」以外はすべてアジア諸国・地域が占め、生産拠点・販売先ともに4社に1社が 「中国」 を最も重視していた。

【生産拠点として最も重視している国トップ5】
1位 中国 23.8%
2位 ベトナム 11.5%
3位 タイ 7.1%
4位 台湾 3.2%
5位 その他のアジア 3.0%

【販売先として最も重視している国トップ5】
1位 中国 25.9%
2位 アメリカ 8.9%
3位 ベトナム 7.8%
4位 タイ 7.3%
5位 台湾 4.2%

 業界別にみると、「中国」は「卸売」、「製造」、「小売」など6業界で生産拠点として最も重視する進出先としてあげられていた。他方、「建設」、「サービス」、「不動産」では「べトナム」を最も重視している。

 また、販売先では、「建設」の「ベトナム」、「不動産」の「アメリカ」を除き、すべての業界で「中国」を最も重視する進出先としていた。

 今後、海外進出を検討または進める場合の障害や課題を聞くと、「社内人材(邦人)の確保」が45.2%で最も高かった(複数回答)。次いで「言語の違い」(37.9%)や「文化・商習慣の違い」(37.3%)、「海外進出に向けた社内体制の整備」(36.6%)、「進出先の経済情勢に関する情報収集」(33.9%)が上位となった。

 調査は2019年9月13日~30日、全国2万3696社を対象に実施し、9901社の有効回答を得た。(大企業19.8%、中小企業80.2%)

配信元:日本人材ニュース

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