コールセンター業績アップ 勝てる秘策

 【~「演習」の意図と種類】

コールセンター業績アップ 勝てる秘策

良い"講師"になるコツ 「研修企画スキル(2)」

~「演習」の意図と種類

良い"講師"になるコツ 「研修企画スキル(2)」

今回は、研修のなかで欠かせない、「演習」の意図と種類をお伝え
いたします。


■演習で、研修を双方向的にする
演習には、受講者に内容を理解しやすくしたり、研修に抑揚をつけたり
する効果があります。演習があると、眠ってしまう受講生も少なく
なります。演習がなくても研修にはなりますが、入れた方が得策です。
というのも、講師が話すだけという、一方的な進行になりがちな研修を、
双方向的なものにできるためです。

■演習の代表的な5つの手法
実は、研修企画のなかで、一番難しいのがこの演習の設計です。演習
は、当日の思い付きではできません。事前の検討(設計)が必要なので
す。演習の代表的な手法として、以下のようなものが挙げられます。


1.アイスブレイク
研修冒頭に実施します。

2.個人検討/グループ討議
ある題材や課題について、検討・議論します。目安例は、グループ人数
×2~4分。まず各自で考えてもらい、その後でグループ討議を行うのが
効果的です。同じ立場の受講者同士で議論しながら自分で考えること
で、一方的に講義されるだけでは得られない「気付き」を得ることが
できます。議論が終わったら発表させ、講師が講評します。目安は、
グループ数×2~3分です。参考にしてみてください。

3.ケーススタディ
理論や手順等の解説を踏まえ、「こんなときは、どう行動するか」
「どのような課題があるか」「どのように解決すべき」などについて検討
(シミュレーション)します。個人検討やグループ討議の題材にします。

4.ロールプレイング
何らかの動作(言動)を受講者に繰り返し実践してもらうことで、
それに慣れていただき、職場で活かせる能力として身に付けさせます。
また、相手の立場(お客さまの立場、他部署の立場、上司や部下の立場
など)で行うことで、「相手の気持ちがわかる」という効果も期待できます。
実施中、講師は巡回し個別にフィードバックします。終了後、受講者から
感想等を発表させ、講師がフィードバックします。

5.目標設定
研修内容を踏まえ、自らの行動計画を立てます。
通常研修の最後に実施します。


☆次回につづく。


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