官公庁・自治体・独法：研修ニュース

【研修紹介】「交渉力研修」

■交渉の成功のコツ

～自分が話すよりも相手に話させること

交渉の成功のポイントというと、関連事項に対する深い知識、こちらの要望をはっきり伝えること、相手を納得させる巧みな話術など、一般的に思われているのではないでしょうか。実は、これだけでは交渉は上手くいきません。

まず重要なのは、事前準備です。交渉に入る前にできる限り相手のことを知り、想定される交渉のシナリオを想像してみます。そうすれば、話を引き出しやすくなりますし、お互いの納得がいく妥協点を探ることができます。

次に大切なのは、意外かもしれませんが、相手の話をきく（聴く、訊く）ことです。相手に共感を示し、質問の仕方を工夫して話を引き出せば、相手の真意や考え、感じていることを理解でき、交渉はより円滑に進みます。

■自治体における交渉～決め手は誠意！？

自治体職員の皆様と一緒にお仕事をさせていただき、よく聞くのは「住民との交渉が苦手、難しい」というご意見です。理由としては、法律や法令、規則の縛りがあり、相手に譲歩できる部分が少ない（全くない場合もある）ことが挙げられるのではないでしょうか。税金を滞納している住民に対し、「通常よりお安くしますので・・・」とは言えません。また、協力要請などのように、交渉と言いながら相手にお願いすることが多いということもあります。

このように、手持ちのカード（譲歩できる点など）が少ない状況で交渉を行う場合、最終的にものをいうのは、「誠意が充分に伝わるか」となります。力尽くで相手を打ち負かすのではなく、心から納得していただくことが大切です。

インソースの交渉力研修では、交渉の流れや３つの「きく」スキルなどを演習に盛り込みながら、交渉のポイントを実践的に学んでいただきます。

【交渉力研修ラインナップ】　　

「１」交渉力研修　～成功する交渉の基本マスター編（１日間）

本研修では、交渉の流れからテクニックまでを学んでいただきます。

交渉の経験が無く基礎から学びたい方、今までの行ってきた交渉に疑問や不安のある方に、お勧めいたします。

「２」交渉力研修　～説得技法徹底編（２日間）

本研修では、理論だけでなく、スキルの修得を目指します。「交渉における4つの武器」や「3つの説得技法」とは何か？実践的なテクニックを学んでいただきます。

「３」交渉力研修　～自治体向け調整力向上編（１日間）

実際の自治体業務の現場で行なわれているイベントや施策を想定し、現場での調整・交渉をうまく進めるためにはどうすれば良いか？ポイントは何か？を学んでいただきます。

◆交渉力研修の解説

◆交渉力研修受講者のコメント