組織の生産性を劇的に変化!徹底的な見える化・ムダ排除で成果の出せる組織を作る

現代のビジネス環境は、目まぐるしい変化と不確実性に満ちています。このような時代において、企業が競争力を維持し、持続的に成長していくためには、組織内の業務を絶えず見直し、改善し、生産性を高める取り組みが不可欠です。しかし、「どこから手をつければよいのか分からない」「改善が進まない」「部下のパフォーマンスが上がらない」といったお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本コラムでは、これらの課題を解決するための具体的なアプローチとして、「業務フロー作成」「業務改善」「生産性向上」という3つの要素に焦点を当て、それぞれにおいて実践すべき具体的な行動をご紹介いたします。

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業務フロー作成で「見える化」と「型化」を推進する

業務フローの作成は、業務の属人化を防ぎ、組織全体の知識共有を促し、結果として業務改善やリスク管理を実現するための第一歩です。特に、非正規雇用の従業員が多い職場や異動が頻繁な部署において、その有効性はより高まります。

現状業務の洗い出しと可視化

まず取り組むべきは、現状の業務を漏れなく「洗い出す」ことです。これには、ご自身の部署における仕事がどの部署から始まり、どこへ流れていくのかを明確に理解する視点が含まれます。業務の全体像を把握することで、隠れた非効率や問題点が見えてきます。この洗い出し作業を経て、実際の業務フローを具体的に「作成してみる」ことが重要です。

フローチャート作成とマニュアル連携

可視化された業務は、誰もが理解しやすいようにフローチャートを用いて「作成する」ことが推奨されます。この際、フローチャートを構成する要素、記号の意味、流れのパターン、そして作成上の約束事を理解しておくことが重要です。さらに、作成した業務フローは、業務マニュアルと「連動させる」ことで、より実践的な「フロー型マニュアル」として「整備する」ことができます。マニュアルの弱点を補い、PDCAサイクルで運用することで、業務の改善提案やマニュアルの整備が連動して行われます。

【公開講座】業務フロー作成研修~業務の視覚化で、改善やリスク管理につなげる

業務フローの作成・運用は個別業務の属人化を防ぎ、衆知を集めての業務運用を可能にします。結果、業務改善や知識伝承、リスク管理が運用できるようになり、「業務改善しよう」という前向きな力が生まれます。

本研修では、まず業務フロー作成の意味と作成方法を学びます。その後、特にリスク管理の観点から、実際に業務フローの作成方法を習得していただきます。非正規雇用の従業員の比率が高い職場や社員の異動が多い部署にとっては、特に役立つ研修です。

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業務改善で「真因」を追求し「成果」につなげる

業務改善は、組織の競争力を高め、人材不足が叫ばれる現代において生産性向上を実現するために不可欠な活動です。漫然と問題解決に取り組むのではなく、体系的な手順を踏むことで確実に成果を出すことが可能です。

業務改善の9つのステップ

  • 改善対象の抽出
  • テーマの選定(改善対象の絞り込み)
  • 現状分析
  • 原因追究
  • 目標設定
  • 対策の立案・検討
  • 対策の実施
  • 効果の確認
  • 改善の定着・継続

具体的な改善企画書の作成と実行

原因が明確になったら、具体的な「対策案を立案」し実行に移します。この際、メンバーを動かす工夫や、途中経過の検証と計画修正の柔軟性が求められます。最終的には、職場で活用可能な「業務改善企画書を完成させる」ことを目指しましょう。この企画書は、改善が「机上の空論」に終わらず、周囲を動かす確かな根拠となるはずです。

【公開講座】業務改善研修

業務改善は組織としての競争力を高める上で不可欠な営みであり、近年は人材不足による生産性向上の要請により業務改善の重要性はさらに高まっています。本研修では、業務改善の流れを9つのステップに分け、それぞれのポイントを学ぶことで、確実に業務改善を実行し成功させるためのスキルを習得します。

ご自身の組織における改善テーマを選び、ステップに沿って現状分析、真因追及、目標設定、対策立案を行います。最後には、そのまま職場で活用可能な「業務改善企画書」を完成させます。

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生産性向上で「確実な指示」と「部下の成長」を両立する

生産性向上は、現代の組織にとって至上命題であり、限られた時間の中で最大の成果を生み出すためには、管理職の役割が極めて重要です。特に、部下への明確な指示と、それを通じた部下の成長促進が鍵となります。

「5つのムダ」の特定と排除

生産性向上の第一歩は、その阻害要因となる「ムダ」の特定です。チームの生産性を阻む下記の「5つのムダ」を自部署に当てはめて「発見する」ことから着手しましょう。これらのムダを認識し、排除する意識こそが、生産性向上の出発点となります。

  • 過剰品質
  • 待ち
  • コミュニケーション
  • 分業
  • 工程

「マイかんばん」による指示の明確化

ムダをなくす鍵は、管理職による「こまやかな指示」にあります。日本の誇る「かんばん方式」をマネジメントに応用し、部下への指示内容を明確に明文化する「マイかんばん」の活用が有効です。何を、いつまでに、どのように行うかを可視化することで、「ジャスト・イン・タイム」な業務遂行を実現し、指示の不明瞭さから生じるムダを削減できます。作成した「マイかんばんをメンバーに発表し、そのポイントを共有する」ことは、共通認識の醸成にも繋がります。

【公開講座】生産性向上研修~明確な指示で、部下のパフォーマンスを高める

本研修では、日本の誇る「かんばん方式」をマネジメントに応用し、組織の生産性向上をはかる研修です。自部署の資源を最大に活かし、限られた時間の中で、部下の仕事をきちんと成果につなげるための施策を学びます。

研修のポイントは、かんばん方式を応用し、管理職による①明確な指示②成果の上手な引き取り③効率的な業務配分を学ぶ点です。演習では、「マイかんばん」を作成し、自部署での実践方法を具体的に持ち帰ります。気合と根性による生産性向上ではなく、「理」に基づいたマネジメントの仕方を学びます。

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計画的な部下育成と、権限の委譲

これらの取り組みは、それぞれが独立しているものではありません。業務フロー作成が業務改善の土台となり、業務改善が生産性向上の具体的な施策を導き、生産性向上が組織の持続的な成長を支えます。まさに三位一体となって、組織全体のレジリエンスを高め、未来に向けた前向きな力を生み出していくのです。

もし、これらの要素を包括的に学び、貴社の組織で実践できる人材を育成したいとお考えでしたら、各テーマを深く掘り下げた研修の組み合わせをご検討されてはいかがでしょうか。例えば、業務の「見える化」から「改善提案」、そして「部下のパフォーマンス向上」までを一貫して学ぶことで、より実践的なスキルが身につくことでしょう。

職場の生産性向上プラン~業務のムダをなくすためのマネジメントスキルを学ぶ

管理職にとって、組織の業績を上げることは命題です。しかし、全ての管理職の方が売上を上げるような、いわゆる営業職のような部署に所属しているわけではありません。直接売上に関与しない部署に在籍している管理職には、業務改善を通して組織に貢献することが求められます。

本プランでは、業務改善、というと何か大きなプロジェクトのように感じられますが、身近なことから始めることができますし、改善の規模が大きくなっても進めるフローや基本的な考え方は変わりません。

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