国内３万社ある「人材紹介会社」は使い分ける！会社フェーズやポジションで、自社に合うエージェント会社を選ぶ

「規模」

• 大規模・・・知名度があり集客力に優れる。一方で、分業制が進んでいるので１つの事案に様々な担当が関わり、情報は全て社内データベースで共有する仕組み化が進んでいる、また、人材を紹介する「数」を重視する傾向などがある（社内KPIが細かくあることも）
• 小規模・・・集客力は大規模企業と比べて劣るが、求人票を添削する、募集企業の魅力を引き出すといった細かい伴走、またピンポイントに要件に合う人を紹介する事に強い

「タイプ」

• 業界・職種特化型・・・会社として、職種・業界特化の人材紹介としてのブランディングを行っている事もあれば、大規模になると部署を業界や職種で分けて専門チームを組成している事もある
• オールラウンダー型・・・どの業界、職種が得意、という事ではなく、オールラウンダーとしてどの業界や職種にも同じ割合で紹介ができる事を特徴としている

大規模×オールラウンダー型だけが選択肢ではない

上記の図をご覧いただくと、例えば皆さんが良くご存じの大手人材紹介会社は「大規模×オールラウンダー型」に全て当てはまるかと思いきや、業界、職種特化を重視している会社では「大規模×業界・職種特化型」に入る事もあります。

また、「小規模×業界・職種特化型」も比較的多くあり、例えば「営業特化型」「コンサルティング業界の転職なら●●」といった「特化」を強みとしている会社もあります。「エージェント一覧」のような紹介ページの中で、業界・職種出身の方が多く在籍している場合はこの分類にあたります。

見落とされがちな「小規模×オールラウンダー型」を検討する

そして実は一番契約の選択肢として欠けやすいのが、「小規模×オールラウンダー型」。この会社のタイプが最も効果を発揮するのが「転職希望者自身が気付けなかったキャリアの方向性や転職先を深掘りし、根拠を持った紹介を得意とする」点です。

在籍しているエージェントは比較的経歴がバラバラで出身業界や職種に偏っていない事が多いのですが、俯瞰的に業界や職種を知っており、転職希望者が気付けなかったキャリアの方向性や、異業界、異職種での可能性を探ってくれます。これは、入社後にどのような歩みを経て、どんなキャリアを描けるかの想像と提案が出来る事が強みとして大きいです。

異業界転職を実現する提案力が強みになる

例えば、SIer出身でエンジニア経験がある転職希望者が、とある事業会社の「エンジニアを養成していく育成部隊」への転職を果たしたり、製造業のSCM領域に詳しい転職希望者が、ＩＴ企業のSCMセクションで高いパフォーマンスを発揮したり......といったことが起きます。

これも、小回りが効き、転職希望者の強みやスキル、希望を引き出して、業界・職種を横断して紹介する特徴が強いからこそ、です。貴社にとって、「こんなスキルや経験、考え方を持っているピンポイント人材が欲しい」という採用で力を発揮しやすいです。

最後にご紹介した「小規模×オールラウンダー型」を含め、自社でまだ契約していない人材紹介会社の特性や強みを知り、戦略的に契約していく事で効率的な採用確保に繋がります。（計４象限ある中で、１象限あたり１～２社ほど契約しておくことをお勧めします）

まとめ～自社に合う人材紹介会社を選び、採用の選択肢を広げる

インソースグループの株式会社らしくは、ミドル、ハイレイヤー層のご紹介に比較的長けている「小規模×オールラウンダー型」です。

在籍エージェントはバックグラウンドも様々、お取引している企業様も業界、職種横断でご支援しております。紹介の「数」ではなく「質」を重視しておりますので、じっくりと向き合いたいポジションの採用について、お気軽にお問合せください。

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