携帯電話にかける際は「今よろしいでしょうか」

やり過ぎぐらいでちょうどいい！印象に残るビジネスマナー＋α 【場面２３】

携帯電話にかける際は「今よろしいでしょうか」

ビジネスコミュニケーションにおける「やりすぎ」とは、何を伝えるにしても、常に「相手をよい気持ちにさせる」ことです。よってコミュニケーションをとる相手のタイプ、状況によって、注意すべきポイントも変えていかなければいけません。

【大前提】
対お客様：常に相手をたてて恥をかかせない／指摘しない
対上司：何を言われてもムッとせず素直に受け止める
対同僚：後輩：公私混同をしない

このシリーズでは、いろいろなシーン別に、レベルに合わせた動き方をお教えいたします。自分がどこまでできているか確認してみてください。自分は周りよりがんばる必要があると思う人は、周りより気をつけるべきことも多いものです。

携帯電話にかける際は「今よろしいでしょうか」

レベル１：ビジネスパーソンとして気をつけるべき事項（当たり前）
レベル２：普通より頑張る必要があると思う人が気をつけるべき事項

レベル１

（１）着信音は使わず、マナーモードにする
（２）来客中・会議中には携帯電話の電源は切る（もしくはサイレントにする
（３）駅のホームや階段・エスカレーターなどでは歩きながら通話しない
（４）誰かと一緒にいて携帯電話に出る際は、その方に断りをいれる
（５）携帯電話にかけた際、相手に「今よろしいでしょうか」の確認をする

レベル２
（１）携帯電話での通話は１分以内で切り上げる様に、かける前に話す内容を整理しておく

解説

ビジネスの現場では、必ずマナーモードに設定し、うるさい着信音は絶対に避けます。来客中・会議中は、マナーモードでも響くので電源を切ります。また外出中、歩きながらの通話は危険なので控えます。特に、狭くて込み合っている場所では人の迷惑になります。お客様・上司などと一緒にいるときに携帯電話にでるときは、断りを入れるのもマナーです。

こちらから携帯電話にかける際、相手に「今よろしいでしょうか」とお伺いをたてます。さらにレベルアップしたい方は、通話が１分以内で終える様に話す内容を整理してからかけます。携帯電話あてにかけるときは、相手が客先にいるなど落ち着いて話せないときがほとんどです。もちろん通信コスト削減を意識するのも常識です。