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ENERGY vol.10(2022年冬号)掲載

PICKUP

人的資本開示で 自社の強みをアピールする!

Leaf(リーフ)ファミリーで教育・データ収集・開示を一元管理!

自社の強みを効果的に発信するためには

人的資本指標の開示を強みアピールの機会と捉える

人的資本指標の開示を推し進める経済産業省のウェブサイト(※1)にも記載があるように、「人への投資」に積極的な日本企業に世界中から資金が集まり、次なる成長へと繋がることが期待されています。

そのためには従業員の育成などに対する日本企業の真摯な取り組みを指標として数値化して表し、日本企業の市場価値を再向上する必要があります。
つまり、この「人的資本指標の開示」とは日本企業にとっての強みの整理、そしてアピールの機会であるといえるでしょう。

強みとなる指標はきっとある

実際に様々な企業が様々な独自の指標で彼らの強みをアピールしています。
例えば「課長以上の管理職と社長とのミーティング開催頻度」で健全なガバナンス体制を、「チャレンジ指数」という指標で社員のモチベーションやエネルギーによる企業発展への寄与度を、といったように、オリジナルの指標を各社の統合報告書で開示しています。このように、どの企業にも強みを表現できる指標があり、それを数字に落とし込むことが重要です。

自社ならではの強みが見える指標を設定するには

そして多くの企業が悩むのが「いかに強みを表現する独自指標を信頼あるものとして数値化するか」です。
この課題を解決するために、
・その指標を客観的に数値化するために「測定」すること
・測定値を継続して記録することで、その指標への取り組みが本格的なものであることを示すこと
・市場の変化にあわせ、一度決めた指標、測定や計算方法に固執せずに、柔軟に変化に対応していくこと
の3つが求められます。
これら3点を、簡単に安く実現できるサービスとして、インソースは新しいシステムサービスをリリースしました。

(※1)参照HP https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinteki_shihon/index.html

Leaf人的資本管理の特徴1
簡単に独自指標が作れる

Leaf人的資本管理では、簡単に独自指標項目を作成することが可能です。しかもテンプレートを使用することで、あらかじめ設定した単位や集計期間などを反映して項目を増やすことができます(※図2)。もちろん一般的に使用されている指標項目も最初から揃えています。

Leaf人的資本管理の特徴2
簡単に過去分も含めてデータの取り込みや修正ができる

Leaf人的資本管理では、設定した独自項目も含めてCSVによる出し入れや画面入力で簡単にデータを取り込み、あるいは修正することができます(※図3)。また、今お使いの人事システムと連携して、自動的に反映するオプションもご用意しています。

「顔」ではなく「社員の希望」が見えるタレントマネジメント

本当に蓄積したい人事情報を考える

タレントマネジメントのほとんどは人事のための情報管理システム

前項では人的資本開示について述べましたが、人的資本経営が重要視されるにつれて、タレントマネジメントシステムもその在り方が見直されています。
従来のタレントマネジメントシステムでは、「給与管理」「人材配置」などの用途に合わせて機能が提供されてきました。従業員の顔を登録して人材配置に利用するなど、サービスごとに特色を競っているようにも見えます。
これらのサービスの大半が、社員本人の希望や理想などが関与しない、人事部門のために入力された情報による管理を主としたものでした。

社員のためのタレントマネジメントという考えも必要

一方で人事部には毎日社員から多くの相談が寄せられます。
例えば「親の介護が必要だから、可能であれば実家と近い勤務地にしてほしい」などの相談もあることでしょう。そんな相談を失念して、人事部門が管理している情報だけで判断して配属を決めると相談者の希望は適わず、組織の対応に失望してしまうでしょう。
こうした相談にこそ社員の現況が示されることが多く、それらに真摯に人事部門が向きあうことが、エンゲージメントの向上などの企業の強みにつながると思われますが、現在のタレントマネジメントの概念からは置き去りにされているようです。

Leafで叶える2つのタレントマネジメント

Leaf Management(リーフマネジメント)
人事部内で必要な情報を共有できる実践型人材管理

インソースがリリースした『Leaf Management(リーフマネジメント)』は、給与や勤怠などの一般的な情報とともに、社員からの要望や依頼、定期面談などで発生した情報をタスク管理と連動して記録できるタレントマネジメントシステムです。
例えば、日々の社員からの依頼や相談を『応対記録』として登録して、期日が定められているものは人事部全員のタスクとして認識できるようになります(※図4)。

Leaf My STORY(リーフマイストーリー)
社員が楽しくタレマネに参加できる

また、社員からの情報を活発に吸い上げるために、積極的に情報を入力してもらう社員側の機能も備えています(※図5)。
自己紹介や自身の情報更新はもちろん、プロジェクトに必要なスキルを持っている方を検索するなどの利用も可能です。
実際に私も自分の情報を楽しく発信しています。

田中 俊

株式会社インソース 執行役員ITサービス事業部 部長。大阪大学理学部卒。食品企業の営業・マーケティングやコールセンター役員、インキュベーターとして海外事業の立上げ等を経験。2013年9月インソース入社。人事サポートシステム「Leaf(リーフ)」の事業責任者として、初期開発からストレスチェック機能、評価シートWEB化等の新機能や関連サービスの構築に広く携わる。2016年8月から執行役員に就任。

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本コラム掲載号の記事一覧

2022 WINTER

Vol.10 人的資本経営の進め方

vol.10は近年注目が高まっている「人的資本経営」がテーマです。 企業に対して非財務情報の開示が求められる中、具体的な取組み策の検討が急務となっています。 本誌では、お客さまの取組み事例や人的資本の開示項目設定、人事サポートシステムの活用についてご紹介しております。

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2024 SUMMER

Vol.14 使えるアセスメント

vol.14は「アセスメント」がテーマです。 人的資本経営の注目により「人」の価値を引き出すことが重視されるようになりました。 客観的に評価・分析することができるアセスメントを活用することで多様な人材が活躍できる人事戦略に役立てることができます。 本誌では、採用、管理職育成など様々な場面でのアセスメント活用方法についてご紹介しております。

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