人事評価丸ごとお任せプラン~人事部門サポートパッケージ

評価制度が適切に機能しているかを適宜確認し、見直しを図ることは、エンゲージメントや組織の維持・発展に欠かせない重要な取り組みといえます。ここでは組織の事業目的を達成することのできる人材になるための、成長を促す評価制度と実教育の連動にフォーカスしたサービスパッケージをご紹介します。
人事評価丸ごとお任せプラン3,740,000円(税込)~

| 1. 人事評価制度設計支援コンサルティング 2,200,000円~ |
2.Leaf人事評価システム 990,000円~ |
3.評価制度運用を定着させる教育 (eラン/評価者・被評価者研修) 550,000円~ |
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|---|---|---|---|
| 内容 | 人材要件や職務能力の再定義、評価制度の見直し | 評価項目に即した評価表をクラウド上で運用する環境の構築 | 運用する評価表を使った模擬評価とディスカッション、被評価者の意識転換 |
| 条件他 | ・所要時間 約3カ月~ ・【成果物】人事評価シート/マニュアル/面談シート |
・所要時間 2カ月~ ・50ID以上から運用可 ・永年無料のヘルプデスク |
・所要時間 最短2週間~ ・eラン視聴はLeafを活用 |
1.評価制度を弊社コンサルタントと共に見直す
目指す従業員像を「具体的な言葉」であらわす
現場を大切にする・チャレンジ精神がある・常にリーダーシップを発揮する...多くの組織が掲げるこういった目指すべき姿というのは抽象的に表現されることがほとんどで、ゆえにその「程度を測る」ことはなかなかに難しいものです。
まずは弊社人事評価コンサルタントが、これらを「現場を大切にするとは、○○課では具体的にどのような場面で行動に現れるか」「何ができていれば現場を大切にしていると第三者に示せるか」など、具体的な指標に落とし込むヒアリングを何度も実施します。
個人の仕事への向き合い方は体現されて初めて他者に伝わるもの。組織が真に求める人材と誰もが納得できる行動とは何かを、経営トップのみならず部や係の管理職層、リーダー層などにもインタビューを重ね、貴組織オリジナルの人材要件へと昇華させていきます。
人材要件を満たすマインドやスキルへと更にブレイクダウン。習熟レベルもあわせて明文化
明らかになった人材要件をもとに、対象者が持ち合わせていることが望まれる「姿勢や能力」に細かに落とし込みます。これらを丁寧に洗い出して優先順位をつけ、取捨選択を繰り返し、評価項目へとつなげる段階です。「現場を大切にしている人材は共感力が高い」「会話の場面で相手の話に傾聴している」「年齢や経験値が異なる相手でも臆せずコミュニケーションをとっている」など、組織が求めている人材の解像度を更に高めます。
例えば、CS向上・クレーム対応業務の一場面を切り取ると、新人~若手層においては一次対応と上席者への遅滞のないエスカレーションができることが重要です。中堅層では先輩の助けを借りず一人で状況を収束する力、管理職層では二次対応やクレームを予防するための部下指導力が求められます。このように、役職や階層によって行動のレベル(習熟度)をどの程度まで高めるかについても、慎重に議論を重ねながら確定していきます。
2.人材要件に紐づいた評価項目を全社員に向けて公開する
組織の求める人材の個別具体的な行動とレベルが、端的に評価項目に掲げられていることが大切です。評価対象者がこれらの項目を満たしていることを証明できる実績を、数字や具体的な言葉でシンプルに表せるかどうかという視点でも評価表を構成し、全社に向けて展開します。
評価運用はExcelからWEBへ。過去評価をいつでも見返すことのメリット
特に社員数・職員数が多い組織、人事異動が頻繁にある組織において、紙ベースもしくはExcelデータベースでの評価制度運用は、情報の取り違えや紛失などのトラブルが生じやすい傾向にあります。
特にインソースの Leaf人事評価システムは、被評価者も評価者もラクに制度を活用できるようになるツールです。確定した新たな評価表とあわせ、オンライン環境での運用をスタートすることを周知します。
評価のWEB化によって、所属部署や担当業務が変わっても、被評価者はいつでも過去の自身の評価結果を参照できます。評価項目が明確に定められていることで中長期の計画的な自己啓発がしやすくなり、期中の業務に学びを活かす習慣がつきます。
自分が成長すると組織の成果が上がり、よって自身の評価も上がるという良いループを実感できます。経年変化を確認しながら、主体的にキャリアプランを構築する必要性にも気づけます。
評価業務を面倒と思わせない多様な便利機能。「今のまま」のUXにこだわることもできる
一方、評価者側の最大のメリットは、リスクマネジメントと生産性向上です。運用のための専用サーバ設定、セキュリティパッチの更新など安定稼働のための環境を作っています。評価者の手元に個人情報を長期間集めない、システムアクセスの期間制限や、対象者全員にアカウントを発行し付与される権限に応じた入力画面を出力させる仕様です。人事データに沿ってルート設定がなされた評価対象者のみを一覧表示させます。
一覧で並ぶ対象者のうち、自己評価を提出したメンバーから順に評価をスタートできます。未提出者への催促も、記載不備の場合の差戻しもクリックのみで完結です。メンバーを一画面に並べて横断評価する、期中に異動した対象者を複数人で評価するなどの便利機能もオプションで追加できます。
新しい評価運用に変わることに抵抗感を覚える方もいらっしゃいます。その場合は評価項目のみをブラッシュアップし、現在お使いのExcel評価シートのかたちや見た目をそのまま踏襲できます。オリジナルの傾斜を組み込んだ計算式など複雑な評価制度を忠実に再現することももちろん可能です。

操作方法を説明するマニュアルの作成、利用のための説明会の実施、24時間対応のお問合せ窓口(ヘルプデスク)設置も無料で承ります。環境構築・運用開始後も、障害発生時の復旧、人事異動時のフォロー、安定稼働のためのご提案など万全のサポート体制で操作のお困りごとを解決します。
3.制度は適切に運用されてこそ。評価者・被評価者が相互に協力できるマインドと実務力
効果的な評価面談を実現するための「評価者教育」も、弊社にお任せください。これから活用する評価項目や評価シートを用いて模擬演習に挑み、評価にズレが生まれることについて意見交換をしておくことが重要です。以前の評価項目と変わった点・追加された項目は、その評価をどのように行うことが望まれているのかまで、確実に落とし込みます。
一方、特に運用1年目は評価者だけでなく被評価者にも勉強会を実施します。組織が求める人材へと近づくために身につけるべきスキルや挑戦目標の設定、評価される行動、適切な成果のアピールのしかたなどを習得させることが目的です。
評価制度が「自分と組織の成長のためにあること」を認識し、前向きに取り組む意識を醸成します。いわゆる評価制度の概念を復習させたいという場合には、eラーニングの活用もよいでしょう。
見直し後初回の従業員教育の例
うまくいかなかったことを放置しない。形骸化させない継続教育もご提案
運用2年目以降も、一次評価者と二次評価者の立場の違いをすり合わせるためのミーティングを促すことや、低評価メンバーに対する面談のポイントをつかむといった、実践してみてうまくいかなかった部分を補填・修正していく教育は必須です。
人事制度改革は「ワンストップ」が肝。理想の経営と現場をまっすぐにつなぐ
人材要件と評価制度、その定着までのすべて連動させ、従業員の皆さまが納得感をもって業務に邁進できる環境と文化を、伴走しながら育みます。組織が示す抽象的な「目指す姿」を現場のメンバーまで正しく理解できるツールに落とし込み、広く浸透させるには、同一コンサルタントによるシームレスな支援が有効です。


