新入社員研修　成功のヒケツ36話

「ＯＪＴ研修とは」（前編）

■ＯＪＴとは

「ＯＪＴ」とは、「On the Job Training」、つまり「仕事の中で仕事を覚える」ということです。

これは弊社常務川端の弁ですが、「会社を見るときに、教育体系にＯＪＴと書いてあるところへは入ってはいけない」と。

それは、なぜかというと、現場で覚えろというだけでは困るということです。
　
ただ、仕事を覚える中心は、集合研修とＯＪＴが対をなすものであり、ＯＪＴがないということはあり得ないのです。ですから現場でいかに効率的に的確に教えるかということが、教育の要になります。
　
弊社では、「ＯＪＴ」はやはりテクニックは必要だと考えています。「テクニック」という言葉はあまりいい響きではありませんが、教える人が一定のスキルを持っているのと、そうでないのとでは、結果が全然違ってきます。

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■指導者・育成担当者としての心構え

まず、「ＯＪＴ研修」で一番大事なことは、まずＯＪＴとはどういうものかを理解することです。　
　
それから指導者の心構えが要ります。ＯＪＴ研修の大前提は、「いまの新人はどういうものか」という認識が、まず必要だと思います。

今年の新人のタイプは「エコバッグ型」という単語を使っていました。折り目正しく小さくたためて便利だが、使うときは大きく広げる、つまり育成する必要があるということです。

ＯＪＴ研修は企業の中の新人や、新しく入ってきた人が仕事を覚えていく最もいい方法です。
　
ではそれをどうやれば一番いいのか。

まずは指導者とはどういうものなのかということを認識してもらいます。育成担当者は、会社から選ばれた人です。大切な新人を預かることになった人ですから、基本的にはエリートです。　
　
エリート、もしくは選ばれた大切な人だという自覚をまず持つこと。ということはつまり、育成については片手間ではなく、計画をきちんと立てて、仕事の中心に据えるということを強く認識してもらいます。　
　
ですから自分の仕事ができるのは当然で、その次の仕事として、部下を育てるということを意識することがポイントです。　
　
※後編は「新人を知る」「ほめて育てる」というテーマでお送りします。

新入社員の時期はこれから働く上での、不安と期待の入り混じった状態です。
　　
ＯＪＴ担当者に求められることは、彼らが不安に感じていることを取り除き、ほめることでモチベーションを高めてあげることです。　

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インソースのＯＪＴ研修では、指導におけるテクニックだけでなく、指導者としての心構えから育成計画の立て方まで"たっぷり"とお話しさせていただきます！！

■「ＯＪＴ指導者研修～事前視聴動画と実践ワークで学ぶ（半日間）」
　

■「現場育成力向上・コンサルティングサービス」～若手が飛躍的に育つ環境作りとは？戦略的に現場を育成するためには？　　
　

■「新入社員フォロー研修」～新人のさらなるスキルアップ、意欲向上を目指す
　