インソース マーケティング&デザイン室

内定者時代の不安の正体は「情報不足」でなく「対話不足」~入社2年目がレゴ®シリアスプレイ®で気づいたこと

入社して2年目になったある社員が、ふと立ち止まって考えたことがあります。もし内定者だったあのころ、レゴ®シリアスプレイ®を使った研修を受けていたら、自分はどう感じていただろうか、という問いです。振り返ってみると、そこには内定者時代に抱えていた小さな不安と、同期という存在への特別な感情がありました。

会社を調べるほど、不安は増えていった

内定者のころは、会社について知ろうとして説明会の資料を読み込み、社員インタビューを何度も見返していました。しかし、どれだけ調べても、わかるのはほんの一部でしかありません。実際にどんな人たちと働くのか、職場はどんな雰囲気なのか、情報を集めれば集めるほど、かえって想像がふくらまなくなっていく感覚がありました。

学校に入学するときのようなわくわくした気持ちは、あまりありませんでした。あったのは、不安と緊張、そして楽しい学生生活が終わってしまうという、少し寂しい気持ちです。周りの友人たちは就職活動を終えた解放感でどこか浮かれているようにも見えましたが、自分の中では、社会人になる実感がなかなか湧いてこず、むしろ落ち着かない日々が続いていました。入社が近づくにつれて「自分が就活で大切にしていた軸は、本当に自分に合ったものだったのか」という迷いが顔を出すこともありました。こうした不安は、会社の良し悪しというより、環境の変化そのものへの緊張だったのだと思います。

一番気になっていた同期とは、対話を通じてもっと打ち解けられていたかもしれない

そんな内定者時代、誰よりも気になっていた存在があります。同期です。これから一緒に働く仲間として、同期のことを知りたい、仲良くなりたいという気持ちは、会社そのものへの関心にも劣らないくらい強いものでした。

もちろん、内定者研修や懇親会を通じて、同期と顔を合わせ親睦を深めることはできました。しかし、大勢が集まる懇親会と、対話を軸にしたワークショップとでは、知り合える「種類」が違うのではないかと思います。懇親会が広く交流を深める場だとすれば、レゴ®シリアスプレイ®のようにじっくり対話する時間が確保された場は、自分を知ってもらい、相手を知る深い自己開示の場になります。ふだんの自己紹介では出てこない、その人らしさに触れられるのではないかと感じます。

そうして入社前の段階で、ある程度気さくに話せる相手ができていたら、それだけで入社への安心感はさらに大きくなっていたはずです。同期は、右も左もわからない新人時代を一緒に乗り越えていく、最も身近な存在です。その相手の顔や名前だけでなく、考え方や人となりまで、入社前からいくらか知っている。そんな状態で初出社の日を迎えられていたら、緊張よりも心強さのほうが勝っていたのではないかと思います。

実際に、同じように感じた内定者がいる

これは、自分一人だけの感覚ではないようです。実際にレゴ®シリアスプレイ®を活用した内定者研修を受けた別の内定者からも「レゴブロックを通じて同期のみんなと仲良くなれるとは思わなかった」という声が寄せられており、対話を軸にした場が、懇親会とは違った深さで同期とのつながりをつくっていることがうかがえます。

一人で行う自己分析に行き詰まったら、必要なのは「他者からの問い」かもしれない

就職活動中の自己分析は、たいてい自分一人で過去を振り返りながら進めます。しかし、自分でも気づいていない本音や、より深いところにある価値観、信念までは、一人ではなかなか掘り下げられません。本当にこれが自分の本音なのか、それとも、こうありたいという理想が入り混じった考えなのか、就活を意識すればするほど、かえって混乱してしまうこともありました。もし内定者のうちに、他者からの問いをきっかけに、自分でも気づいていなかった本音や価値観に触れる機会があったら、心強かったのではないかと思います。

実際に、対話を通じて気づきを得た内定者は多い

実際に、レゴ®シリアスプレイ®を受けた別の内定者からは「自分のことを客観的に知ることができ、自分が経験を積むごとに見えてくるものが違うことが面白かった」という声や、「作った物を説明する難しさを知った」という声が寄せられています。

また別の受講者は「人それぞれが考えていることが形になると、こんなにも違いが出てくるのだと思い、とても楽しかった」とも振り返っており、視覚的なブロックを介することで、同期との考え方の違いをポジティブに受け入れられる体験になっていたようです。そしてこの他者との対話は、結果的に「自分では気づかなかった一面」を知るという深い自己分析にもつながっていきました。

研修を担当した講師の所感にも、対話を通じて相互理解だけでなく自己理解も深まっていく様子が記録されており、社会人になる前にもう一度、落ち着いて自分自身と向き合う良い機会になったことがうかがえます。

さらに、この研修で得た学びは入社後にも活きてきます。ある受講者は「レゴを通じて、対話というのは言葉と言葉を交わすだけではないということに気づいた」と振り返っています。言葉だけで自分を表現するのが難しい「自己開示」の場面においても、この時の「形にして伝える・対話する」という経験が大きな手助けになっていくはずです。

同期を知ること、そして自分を知ること。この二つの積み重ねが、入社への納得感につながっていくのだと思います。

レゴ®シリアスプレイ®を活用した内定者向けワークショップ(半日間)

インソースグループでは、内定者の入社不安を解消し、同期のつながりを深めることを目的とした、レゴ®シリアスプレイ®を活用した内定者向けワークショップをご提供しています。

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