インソース AIインテグレーション部

1日の生成AI研修で基礎から応用までを網羅したい!~受講者のレベル差に対応した研修カスタム事例の紹介

組織全体における生成AIの研修を試みているが、メンバー間のレベルに差がありすぎて困っている。そのような悩みをお持ちではありませんか?

生成AIと日常的に対話を重ねて業務効率化ができている方もいれば、生成AIをほとんど触ったことがなく、検索エンジンで使用する程度の方もいるという状況の組織は多く存在します。

このようなケースにおいて、理想的なのはレベルごとに対象者を分け、それぞれの習熟度に応じて研修を行うことです。しかし、現実はそううまくいかないかと思われます。研修受講者の母数が多く、レベルの把握やクラス分けをする時間がないなど、レベルごとの研修が行えない場合もあるでしょう。このような場合では、どうしてもレベルに差があるメンバー全員に対して、1日で研修を行うしかありません。

「欲張り」を実現する、研修のカスタマイズという選択肢

そうなると難しいのは研修の選定です。多くの生成AI研修は、初心者向け、中級者向け、上級者向けというようにレベルごとに分かれています。弊社の既存研修においても同様で、既存の1日研修を1つ受講するだけでは、幅広い習熟度に対応することは困難です。全レベルを網羅した研修を行いたいという方針はもはや、欲張りともいえます。

そんな欲張りを、実現する方法が研修のカスタマイズです。インソースではお客様のニーズをお聞きし、既存研修同士の組み合わせや新規コンテンツの作成によって、お客様好みの研修にカスタマイズすることが可能です。

今回は、生成AIのレベルに差がある受講者に向けた研修をカスタマイズにより実現した事例を紹介いたします。

研修実施の背景~習熟度に幅のある受講者全員に何かしらの学びを

本事例で研修カスタマイズを行ったのは、年間20件ほどの研修イベントを行っている介護福祉団体です。今回は目新しいテーマを導入したいという気持ちのもと、ChatGPTに関する研修の項目を設けることになりました。

受講者は異なる拠点で働くケアワーカー10名で、生成AIに関する習熟度に差があります。生成AIの使用自体に抵抗感をもつ方もいれば、ChatGPTとExcelを連携させて、業務効率化を検討している方もいます。それに伴って、前者は生成AIへの興味を抱くこと、後者は業務効率化のためのヒントを見つけることというように、研修のゴールの幅も広くなります。

配属地やニーズが異なるメンバーに対して同時に生成AI研修を行う場合、研修のレベル調整が重要です。応用的な内容に偏ると、初心者は戸惑ってしまいます。基礎知識中心にすると、普段から生成AIを活用している人には物足りない内容になってしまいます。そのため研修のカスタマイズによって、研修難易度に幅を持たせることが有効です。

また、今回はイベント内の1つのコンテンツということで、本研修の所要時間も6時間ほどと時間が限られています。限られた時間の中で習熟度に幅のある受講者全員が、何かしらの学びを得てそれを各職場で活かすことが本研修の目的です。多少駆け足になっても、生成AIの知識、操作、業務効率化を本研修で全て網羅することに重点を置き、カリキュラムを設定する必要があります。

カスタマイズ内容~生成AIの知識基盤、操作、業務効率化への応用を全て網羅

6時間という制約の中で、優先順位をつけて構成を行いました。まずは初心者を置いていかない設計を前提とします。そのうえで、既に使っている人にも発見があるように応用パートを入れました。また職場で活かしやすさを重視し、全員共通で使うExcelを題材にしました。このような構想の中で作成したカリキュラムは、知識編、操作編、業務効率化編の3つのパートで構成されています。

  • 知識編:
    セキュリティに関しては各職場の運用ルールによって異なるため、本研修では深掘りせず、基本理解・操作体験・業務効率化への応用に重点を置きました。また、プロンプトエンジニアリング(生成AIに入力するプロンプトを作成するためのテクニック)については、初心者に短時間でレクチャーすることが難しいため、深堀りはしません。
    1章 対話型AIとは
    2章 ChatGPTと会話してみる
    3章 欲しい回答を引き出す質問の仕方
  • 操作編:
    企画・アイデア出しについては、初心者はもちろん生成AIの使用に慣れている人でも業務における活用の仕方を改めて学ぶことで、新たな発見につながることが期待できるため、もとの研修の時間をそのまま残しました。
    1章 ChatGPTで効率化できる業務、できない業務
    2章 文章・資料作成を効率化する
    3章 企画・アイデア出しを支援してもらう
  • 業務効率化編:
    Excelは受講者全員の職場共通で使用しているため、業務効率化編としてExcel業務を取り上げました。また、研修イベントにおける他のコンテンツが講演形式であるため、ワークよりも座学部分を多く残しました。
    1章 AIの力で一段階上のレベルに立つ
    2章 ChatGPTでExcelスキルをレベルアップする
    3章 実践演習
    4章 まとめ

まとめ~幅広い難易度を網羅した研修を行う上でのポイント

本記事では、1日で、基礎から業務活用まで幅広く扱いたいという課題を実現するために、既存研修をカスタマイズした事例を取り上げました。

1日で幅広い難易度を網羅できる生成AI研修を行う上で考慮すべき点があります。

  • 本研修の目的
  • 受講者の業務形態
  • 受講者間の個人差
  • どの習熟度の受講者にとっても役立つこと

これらを念頭に置き、受講者全員にとって有意義な研修となる工夫をすることが重要です。

また今回は、お客様のご要望に合わせてカスタマイズを行った研修事例を紹介いたしました。今回の事例のように、お客様の組織における受講者のニーズはもちろん、使用中のAIの種類や生成AIの浸透状況等に応じた研修のカスタマイズが可能です。

まずはこれらについてご相談いただければ、お客様にとって最善な研修をご用意させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

生成AI活用研修 ラインナップ/選び方ページ

評価基準の理解、観察方法、面談・フィードバックの進め方を実践的に学びます。ケース演習を通じて評価のばらつきを抑え、部下の成長を促す評価力を身につけます。

8月中に評価の質を高めることで、社員は期待されている役割を理解し、自律的な行動につなげやすくなります。また、上司側も評価者として、部下の成長を最大限に引き出し、組織目標の達成に貢献することで新たな成長機会を得ることができます。下半期の成果を最大化するためにも、この時期に評価者育成へ投資する価値があります。

>生成AI活用研修 ラインナップ/選び方ページはこちら

セットでおすすめの研修・サービス

(半日研修)ChatGPTのはじめ方研修~触って学び、明日の業務を効率化する

「ChatGPT」のアカウント作成から、すぐに業務への活用ができる使い方まで、半日で体験する研修です。

様々な活用方法が世界中で議論されているChatGPTですが、まずは日常業務をよく知る現場のビジネスパーソンの方こそ、ChatGPTを使いこなすことですぐに成果につなげることができます。対話型のAIから期待を超える回答を引き出すには、コツや技術が必要であり、その技術は日々模索されている状況です。

本研修でいろいろなケースを想定して質問を投げかけてみることで使い慣れ、業務への活用を具体的にイメージしていただけます。

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(半日研修)業務効率化のためのChatGPT活用研修

ChatGPTの基本を理解している方が業務効率化を実現するためのポイントを学ぶセミナーです。前半ではまず、ChatGPTの得意‧不得意をふまえて対象とすべき業務を洗い出し、適切な指示の出し方を確認します。後半は実際の業務を想定した複数のワークに取り組み、手を動かしながら具体的にどのように業務を効率化できるか考えます。

本研修は、資料作成や企画のアイデア出し、Excel業務などを想定した構成になっています。研修の最後には、実際にChatGPTを使って自身の業務を効率化するワークに挑戦いただくので、職場ですぐに実践できます。

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(半日研修)ChatGPT×Excel研修~身近なExcel業務から始めるAI活用

Excel(エクセル)を使い始めてすぐの頃は、関数をいくつか知っていても、現実の複雑なケースにうまく対処するのは難しく感じるものです。本来は時間と経験を重ねて身につけていくExcel技術ですが、生成AIの活用によりその時間を大幅に短縮して、質の高いアウトプットにつなげることができます。

本研修では、ChatGPTを用いてExcelの困りごとを解決したり、自身のスキルを向上させたりする方法を学びます。使用する関数に迷ったときやうまくいかなくなったときのChatGPTへの質問の仕方など、ケーススタディを通じて実践しながら身につけていきます。

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