インソース マーケティング&デザイン室

面白い!を伝染させる技術~ひらめきを組織の「決定」に変えるまで

新しい企画を求められても、なかなかアイデアが思い浮かばず悩む方は多いものです。いざアイデアが出ても、それをうまく形にして相手に伝えることは簡単ではありません。

本コラムでは、現状を打破するためのラテラルシンキング、アイデアを形にする企画力、および相手を動かす資料作成のコツをご紹介します。これらの視点をセットで学ぶことで、柔軟な発想を生み出し、具体的な企画に落とし込み、説得力のある資料として相手に届けるという一連のプロセスがとてもスムーズになります。日々の業務ですぐに使えるポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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既成概念を取り払って柔軟にアイデアを生み出す

思考を拡散させる5つの方法

いきなり新しいことを考えようとしても、頭が真っ白になってしまうことがあります。そんなときは、既存のものをベースにして発想を広げる具体的なフレームワークを使ってみるのがおすすめです。アイデアを出すための切り口として、以下の5つの方法を試してみてください。

  1. 既存のサービスに対する不満や要望から新しいアイデアを出す改善法
  2. 他業界の常識を自分の組織にあてはめてみる翻訳法
  3. 表を作成して欠けている分野を特定するマトリックス法
  4. 定点観測法
  5. 既存のサービスや商品を組み合わせて新しいものを生み出す合体法

埋もれたアイデアを掘り当てるコツ

左脳と右脳の役割を理解し、右脳的に考えるポイントを取り入れることも、発想を豊かにするコツです。たとえば、与えられたキーワードから連想ゲームのようにアイデアを広げていくと、自分でも驚くような視点が見つかることがあります。

また、オズボーンのチェックリストと呼ばれる一覧表を活用して、別の使い道はないか、形を変えられないかといった問いかけを自分にしてみるのも効果的です。最初からアイデアを絞り込もうとせず、まずは質より量を重視して、思いつく限り書き出してみることが大切です。

【公開講座】ラテラルシンキング研修~新たな発想を生み出す力を養う

論理の壁を越え、前提を疑うことで全く新しいビジネスの種を見つける「水平思考」のプロセスを体感します。

発想を広げるための具体的なフレームワークを使いこなし、行き詰まった現状を打破するアイデア創出力を鍛える研修です。

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思いつきを説得力のある企画へと昇華させる

企画立案から実現に向けた3つの過程

自由な発想でせっかく良いアイデアが出ても、それが単なる思いつきのままでは実現しません。周囲の共感を得て行動に移してもらうためには、説得力のある企画として形を整える必要があります。

アイデアを企画として成立させるためには、押さえておくべき一連の流れがあります。以下の3つの過程を意識することで、企画の立案から実現までの道筋がはっきりと見えてきます。

  • アイデアを形にするための効果的な情報の収集と分析
  • アピールポイントが明確な企画書の作成
  • 企画を実現させるためのプレゼンテーション

まずは自分のアイデアと現状の調査結果を結びつける作業から始めます。現場や現物から自分の目でデータを集め、見えない現実を数値化していくことが、企画の土台作りになります。

説得力を高める情報収集と分析

企画に説得力を持たせるためには、客観的な事実に基づいた原因分析が欠かせません。集めたデータをパレート図や特性要因図などを使って体系的に整理することで、課題の根本が見えてきます。そして企画書にまとめるときは、実施に伴うリスクや費用対効果も忘れずに洗い出しておきます。スケジュールや実施のステップを明確に示し、数値やグラフを用いて具体性を持たせることで、上司や関係者が納得しやすくなります。

【公開講座】企画力研修~企画立案から企画書作成までの流れを学ぶ

思いつきのアイデアを、数値と論理で裏付けされた「通る企画」へとアップグレードする手法を学びます。

現状分析からリスク管理、魅力的な企画書の構成まで、実務に直結する企画立案のセオリーを習得する内容です。

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相手を動かす1枚の資料に情報を凝縮する

ワンペーパーにまとめる5つのステップ

企画の骨組みができたら、次はいよいよ相手に伝えるための資料作りです。伝えたいことがたくさんあると、つい何枚も資料を作りたくなります。しかし、それでは一番伝えたい要点が見えにくくなってしまいます。

そんなときは、情報を1枚の紙にまとめるワンペーパーの手法を取り入れてみましょう。忙しい相手に数秒でメッセージを読み解いてもらうためには、構成の工夫が必要です。入れられる情報量に制限をかけることで、自然と内容が厳選されていきます。以下の5つのステップで作成を進めてみてください。

  1. 資料の目的や項目を決める事前準備
  2. 分かりやすい資料構成の検討
  3. 簡潔で分かりやすい表現の作成
  4. 印象に残る表現の工夫
  5. 資料作成後の最終調整と確認

まずはゴールやターゲット、一番伝えたいメインメッセージを明確にすることから始めます。そして、1項目につき伝える内容は1つに絞り込むことがポイントです。

読み手目線で表現を工夫する

資料の文章を書くときは、一文を40字から50字程度に収めると、とても読みやすくなります。主語と述語を正しく配置することに注意しながら、具体的な数値を盛り込んで簡潔に表現します。さらに、誰もが興味を持つようなキャッチーな標題や見出しをつけることも大切です。緊急性や独自性、有益性といった要素を意識して、徹底的に読み手の目線に立って言葉を選んでみてください。最後に、レイアウトの枠や文字サイズ、フォントの統一感を確認すれば、印象に残る美しい資料が完成します。

【公開講座】分かりやすい資料の作り方研修~相手に印象を残すワンペーパーの基本

大量の情報を整理・厳選し、1枚の紙で即座に意図が伝わる「ワンペーパー」資料の作成スキルを磨きます。

構成の型から文章の簡潔化、視覚的なレイアウトまで、相手の意思決定を促すための資料作成のコツを凝縮した研修です。

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発想から伝達までを一貫してデザインする

アイデアを出して終わり、企画書を書いて終わりにするのではなく、相手に伝わり行動につながるまでが一つのつながったプロセスです。最初はやわらかく発想を広げ、次に客観的なデータで論理的に組み立て、最後は受け手の立場に立って研ぎ澄まされた資料にするという流れになります。この一連のステップを意識して繰り返すことで、思い描いたアイデアを実現する力がどんどん磨かれていきます。明日からの業務で、ぜひ小さなことから取り入れてみてください。

アイデア実現力強化プラン~発想力を高め、形にする力を養う

このように、「ラテラルシンキング」「企画力」「資料作成」という3つの視点から、段階的かつ実践的にスキルを高めていくことが可能です。そして、これらを一貫して体系的に学べるのが、インソースの公開講座セットプラン 「アイデア実現力強化プラン~発想力を高め、形にする力を養う」 です。

公開講座セットプランは、国内最多のカリキュラム数を誇るインソース公開講座の中から厳選された、複数研修のセットです。プランのご紹介ページから、複数研修へボタン一つでお申込みいただけます。1つの研修だけではなかなか学びきれない複合的なスキルを身につけ、中・長期で目指すべき人材になるための選択肢として、ぜひご活用ください。

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