キャリアデザイン研修
~予測・計算・逆算で行う戦略的キャリアデザイン

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キャリアデザイン研修に関するトピック

慢性化する労働力不足を背景に、可能な限り優秀な人材を確保したい

主戦力の離職防止

    1. 組織の中核として活躍する"できる"中堅(30、40代)の離職を防ぎたい

シニア層の労働期間延長

    1. 幅広い知見・経験を有したシニア層を継続的に活躍させたい(再雇用を促したい)

年間受講者数(年代別キャリアデザイン研修)

年間受講者数(年代別キャリアデザイン研修)
 ※受講者の年代が明確な研修のみ抽出
 ※講師派遣(民間)の実績

全体として、キャリアデザイン研修の受講者が増加している。特に30代以上を対象とした研修は、その傾向が顕著である。

主戦力(30、40代社員)の離職防止と、シニア層の労働期間延長を目的としたキャリアデザイン研修が注目されていると示唆される。

キャリアデザイン研修に込めた想い

■キャリアデザイン研修 開発の経緯

出産・育児・介護・看取りというライフイベントに直面した担当クリエイターによる「キャリア設計にマネープランは欠かせない」という着想から生まれました。

「お金」の話にあえて切り込み、これから直面するライフイベントについて考えることで、"働き続けることの大切さ"と"主体的なキャリア形成の重要性"を知ってほしいという想いが込められています。

■研修のゴール

  • 1.働き続けることの大切さを実感すること
  • 2.戦略的にキャリアをコントロールするための考え方や手法を身につけること
  • 3.長期的な視点で、しなやかなキャリアを描くこと

キャリアデザイン研修の特徴

1.キャリアデザインにマネーの視点を導入 ~ ワーク・ライフ・マネーバランスを実現する

人材の流動化や成果主義の浸透を背景に、個々の仕事力やスキルが一層重視され、それがマネー(収入)に直結するようになりました。マネーの視点から自身のキャリア(人生)を直視することで、 一層のスキル獲得や自己研さん、キャリアアップを考える契機となります。

2.長期的視点で、予測・計算・逆算からキャリアを描く

生きていくにはお金がかかります。研修ではこれから30年のライフイベントを予測し、必要なマネーを計算。ありたい姿(ライフ・マネー)から逆算し、働き方(ワーク戦略)を考えます。

長期視点でキャリア俯瞰し、働き続けることの大切さ、および、自らがキャリアをコントロールすることの重要性を実感いただきます。

3.人生100年時代、働き続けるための方法を学ぶ

育児や介護、健康問題といったライフの課題に加え、定年延長や再雇用、役職定年といった転機に、誰でも直面する時代となりました。課題や転機に直面したとき、自身を支えるのは「仕事力(スキル)」と「変化に対する柔軟性」です。

ライフステージに合わせて活躍し続けるための手段を身につけていただきます。

キャリアデザイン研修 近年の売上動向

■キャリアデザイン研修のカテゴリ別実績 (※2018年4月~2019年3月)

キャリアデザイン研修

  • 総受講者数:13,421名

  • 内容評価:95.1%

  • 講師評価:94.5%

ワークライフバランス研修

  • 総受講者数:2,778名

  • 内容評価:91.9%

  • 講師評価:90.1%

■よく実施されている業界トップ3 (※2015年10月1日~2018年9月30日)

順位 民間業界名 売上比率 官公庁自治体種別 売上比率
1 製造業(電気機器) 18.6% 市区町村など 55.3%
2 情報通信(SIer) 8.8% 大型市・区 11.8%
3 建築・プラント 8.6% 非営利団体・官公庁関連組織 8.5%

事例紹介

◆事例紹介①

■IT企業の30代社員に実施 - 自社で前向きにキャリアを描けるようになってほしい

次のキャリアを考え始める20代後半から30代。その中でも新卒組の離職者が増加し、主戦力が抜けるのが悩みの種ですが、やみくもに退職を引き止めても効果が見られませんでした。そのため、キャリアを考える機会を通じて、自社で活躍し続けるキャリアを描いてほしいというご要望がありました。

【どのようなソリューションを提供したか?】

■30代向けキャリアデザイン研修 ~ 主体的かつ戦略的にキャリアを考える

これから30年をシミュレートし、マネー・ワーク・ライフの観点から冷静に"今の会社"でキャリア(経験)を積み上げるメリットと、自社でのキャリア獲得のイメージを描いていただきました。

実施カリキュラム

  1. 1.戦略的にキャリアを考える
     ~ 主語は「自分」
  2. 2.上下左右で考えるキャリア
     ~ 高める、広げる、深める
  3. 3.自社でがんばるということ
     ~ 経験価値と評価
  4. 4.「自分」を深掘りして考える
     ~ 自己理解と役割期待の理解
  5. 5.世代ごとのキャリアイメージ
  6. 6.これからを30年
     ~ 予測・計算・逆算のキャリアデザイン

受講者の声

  1. ・目先のことだけに目を向けないで「今後の自分」をイメージして業務に励みたい
  2. ・少し転職を考えていた時期だったので、今までの自分を見直す良い機会になりました
  3. ・生きていくためにはお金がかかると改めて実感しました。また、やりたいことをハッキリ持つことの大切さにも気づきました
  4. ・直近で「転職もありだな」と考えた時もありましたが、本日の研修でもう一度、今の会社で自分に何ができるか、将来どうなっていたいかというのを考えてみようと思いました

◆事例紹介②

■住宅資材メーカーの50代社員に実施

現場や第一線を離れた50代社員のモチベーションが下がっていることが課題でした。キャリアを考える機会の提供を通して、再び前向きに活躍してもらい、また、50代社員は人数が多く今後も増加することから、組織として手を打っておきたいというご要望がありました。

【どのようなソリューションを提供したか?】

■50代向けキャリアデザイン研修 ~ 人生100年時代のマネー戦略を立てる

仕事やライフ、お金の観点から「現状」と「未来」を整理し、キャリアに対し主体性を持つことが人生を豊かにすることへの気づきを得ていただきました。加えて、50代からの輝き方、組織からの期待を認識することで前向きな組織への貢献の仕方を学んでいただきました。

実施カリキュラム

  1. 1.戦略的にキャリアを考える
  2. 2.50代からのワーク・ライフ・マネー
  3. 3.人生100年時代のマネー戦略
  4. 4.成し遂げてきたこを考える
  5. 5.50代に求められる姿勢
  6. 6.まとめ

受講者の声

  1. ・一度立ち止まって振り返って考えることができました。今後の自分自身の役割をより深く理解し、会社の存続のため、部下育成に努めていきたいと思います
  2. ・利益確保ができるよう、部下の指導を行い、部下のスキルアップを図りつつ、部下と一緒に1つの仕事をクリアできるように行動していきます
  3. ・まだ老け込むには早い、先頭に立って部下を引っ張っていきます
  4. ・将来の資金に関して、少し暗くなってしまいましたが、今まで真剣に考える機会がなかったので、大変参考になりました
  5. ・将来の自分自身のために、まだまだ新しいことを発見し、行動して成果を出したいと強く思いました

おすすめカリキュラムのご紹介

■20代向けキャリアデザイン研修
 ~ Must・Can・Willでキャリアを考える編

内容

  1. 1.戦略的にキャリアを考える
  2. 2.Must・Can・Willで
     キャリアを考える
  3. 3.期待される姿に「自分」を近づける
     ~ Must
  4. 4.戦略的にスキルを身に付ける
     ~ Can
  5. 5.自分が本当にやりたいことを見つける
     ~ Will
  6. 6.まとめ ~ 明日から動こう

■30代向けキャリアデザイン研修
 ~ 主体的かつ戦略的にキャリアを考え

内容

  1. 1.戦略的にキャリアを考える
     ~ 主語は「自分」
  2. 2.キャリアは上下・左右で考える
  3. 3.「自分」を深堀りして考える
  4. 4.世代ごとに考える
  5. 5.これからを考える
  6. 6.まとめ ~ 明日から働こう

■40代向けキャリアデザイン研修
 ~ ワーク・ライフ・マネーバランスを考える

内容

  1. 1.戦略的にキャリアを考える
     ~ 主語は「自分」
  2. 2.成し遂げてきたことを考える
  3. 3.各世代のワーク・ライフ・マネーバランス
  4. 4.これからを考える
  5. 5.まとめ ~ 明日から動こう

■50代向けキャリアデザイン研修
 ~ 人生100年時代のマネー戦略を立てる

内容

  1. 1.50代からのキャリアを考える
  2. 2.成し遂げてきたことを考える
  3. 3.50代、60代を理解する
     ~ ワーク・ライフ・マネーバランス
  4. 4.人生100年時代のマネー戦略
  5. 5.これからを考える

■役職定年者向け研修 ~ 技術・知識伝承編

内容

  1. 1.はじめに
  2. 2.ベテランの「今」だからできること
  3. 3.人為的なミスを考える
  4. 4.知識・技術とともに「思い」も伝える
  5. 5.まとめ

■管理職研修 ~ 部下のキャリア形成を支援する編

内容

  1. 1.多面的に考える管理職の仕事
  2. 2.キャリアデザイン支援の必要性
  3. 3.キャリアデザインにおける上司の役割
  4. 4.キャリアデザインとは
  5. 5.部下が抱えるキャリアの課題とは
  6. 6.部下との接し方
  7. 7.キャリアデザイン支援のスキル
  8. 8.ケーススタディ
  9. 9.まとめ

関連サービスのご紹介

■社員の自己特性を見える化 ~ 適性検査サービス「giraffe[ジラフ]」

  • 自己特性の深堀り
    強みの再確認

  • キャリアプラン達成を援助する
    組織体制の構築

  • 個人のキャリア志向から、
    採用のミスマッチを防止

■知識・スキルの「強み」「課題」を見える化 「階層別テスト」

  • 知識・スキルの「強み」
    「課題」を見える化

  • 自己啓発への
    モチベーション向上

  • 強みを伸ばし、弱点を補う
    研修体系の構築

■オフィス実務のスキル獲得に特化した研修 「ビジネス実務講座」

  • 職種転換や復職、
    再任用に対応

  • 個人のレベルに合わせた教育で
    状況に合ったスキルを習得

  • 実務の勘所を再認識

■内面の掘り下げと共有によるキャリア開発 「レゴ®シリアスプレイ®活用のワークショップ」

  • 内面を掘り下げることで、
    自身の価値観を再認識

  • 価値観を踏まえたうえでの
    対話で相互理解を深化

  • 組織の目標とメンバーの
    価値観を共に踏まえた
    ビジョンメイキング

キャリアデザイン研修 よくあるご質問と回答~全力Q&A

■インソースHP内コンテンツ「全力Q&A」より一部ご紹介

Q1.キャリアデザイン研修ではどのようなワークを行いますか?

A.多種多様なワークを、ご担当者さまのご要望や受講者さまの状況に合わせて実施いたします。
マッチするものがなければ、新たに作成することも可能です。

例)
・知識、経験の棚卸
・人間関係の整理
・キャリア・アンカーをみつけるためのこだわり・やりがいを探すワーク
・トランスファラブルスキル(※)を整理するワーク
 (※) 環境が変わっても変わらず活かせる、どこでも持ち運び可能なスキル
・たとえ不本意でも、転機をチャンスとして前向きにとらえやるべきことを整理するワーク
・新しい節目のスタートに継続して活かすこと、逆に新しく学んだり身につけるべきことを整理するワーク

 (※) 環境が変わっても変わらず活かせる、どこでも持ち運び可能なスキル

Q2.キャリアデザイン研修の受講対象者はどのような人でしょうか?

A.役職や年齢を問わず対象となります。

各世代で特色を揃えた研修を準備しています。20代と30代の若い世代向けや、仕事での責任が高まり大きなライフイベントが多い40代向け、自身のキャリアと知識を伝えていくことを並行して考える50代とシニア向け、出産・育児を経験した女性向けなど、弊社ではキャリアを考える様々な方に合う内容を提供しております。

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