研修担当者

「他己紹介で研修冒頭の空気が一変する」アイスブレイク術

ワークねらい
研修の冒頭は毎日登壇しているプロの講師でも緊張します。インソース講師が研修で実践している、厳しい空気を一変させるアイスブレイク術をシリーズでお届けします。1回目は「他己紹介」です。初対面でも、他己紹介は可能です。
  • 材料(1回分)
  • ファシリテーター1名
  • 受講者数は適当量 ※1グループ4~6名が適当
  • ホワイトボード:各グループ1枚以上
  • ホワイトボードマーカー:黒・赤・青各グループ1本
  • イレーザー(ウエットティッシュとぞうきんでも代用可)
  • ※ウェットティッシュで文字を消して、ぞうきんで乾拭きする
  • 温めすぎに注意

01
【グループワーク(下拵え)】
他己紹介のペアを決める(グループ人数が奇数の場合は3名トリオも可)誕生月の順でナンバリングをする(1月生まれは「1」→2月生まれは「2」→4月生まれは「3」・・・)

02
【グループワーク(下拵え)】
ペア(トリオ)を決める。例えば5名グループだと「1・2」と「3・4・5」の2つに分ける

03
【ペア(トリオ)ワーク】
他己紹介するネタのヒアリング。ヒアリング内容に指定はないが、「行っている仕事」「プライベートのトピックス」に加え、研修への参加意識(投入感)を高めるため「今日の研修で何を学ぶのか」を加えた3つのことをヒアリングしていただくのが適当
※ヒアリングは、内容が他のメンバーに聞かれると発表する際の新鮮味が失われるため同じグループの島ではなく、離れた所でヒアリングをするよう指示
※ヒアリング時間は15分程度(1人4~5分×2or3セット)

04
【グループワーク】
ヒアリングした内容を1人2分でグループメンバーに紹介。2分間メンバーからの質問を受ける。質問の受け答えは他己紹介した人ができれば行い、難しい場合は本人に答えていただく(1人4分(紹介・質問)×2or3セット)

05
他己紹介の内容を受けて、さらにグループで共通点をみつけていただき、グループ名を決め、ホワイトボードに各グループ書き出していただく(合わせてグループのリーダーを決めるのも可)

このアイスブレイクのねらい

ただ自己紹介をグループでさせるのではなく、敢えて一手間かけて、相手から情報を引き出し、それを他の人に語らせることで、グループメンバー間の交流と他社理解が深まります。※形式的に自己紹介をするだけより、盛り上がり方が違う!コミュニケーション研修の前のアイスブレイクや、グループでのワークが重要となる研修の際は、他己紹介の実施がおすすめです。

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