銀子の一句インタビュー ハラスメント防止研修を訪ねる~|シルバーWEBライター銀子さんの研修川柳

古くて新しい職場の課題


銀子

ステップアップ・スキルアップなど“成長”のための研修が多い中、トラブル防止のための研修は気が重いですね...。実際はいかがですか?


I氏

そうですね。あらゆる場面でハラスメントがいわれる時代ですが、特に職場では社員の生活や精神状態に直結する大きな問題です。もちろん企業の信頼度も問われます。どんな優良企業でも無関係ではない問題ですので、必要性を感じて積極的に参加される方が多いです。中には、すでに問題に直面している方もいますが、研修後には具体的な対処のイメージをもって帰られます。

銀子

人間が集まるところには、必ず起きうることですよね。近年、社会問題になるほど取り上げられるのは、今まで一方的に我慢を強いられていた人たちに、発言権が出てきたということでしょうか。

I氏

そうです。古くて新しい問題ですね。ハラスメント自体は昔からあったことですが、注視され始めたのは2000年代初め、企業の不祥事が相次いで発覚して、コーポレートガバナンスやコンプライアンスに対する意識が高まって来た頃からです。法的義務や企業動向に対する社会の眼も厳しくなり、企業もリスクマネジメントの1つとして対策するようになりました。こうしたことから、誰もが個人の人間的な生活を主張しやすい時代になったんだと思います。
それ自体は良いことですが、逆に管理職側がハラスメントだと言われるのを恐れて、部下とのコミュニケーションを避ける傾向も出てきました。これでは教育も連携も上手く運ばず、職場の士気も低下してしまいます。

コミュニケーションによる信頼関係


銀子

毎日顔を合わせる職場ならではの難しい問題ですね。では、どうしたら気持ちよく働けるようになるんでしょうか。ハラスメントをなくすのは難しいように思いますが。


I氏

ええ、完全になくなることはありません。ハラスメントは突然現れるものではなく、かつて自分が上司や先輩からされたことを、今は自分が「部下を育てるつもり」で同じようにするケースがほとんどです。先輩達もそのまた上司や先輩から、と繰り返されてきていて、それを一変するのには時間がかかると思います。
でも、ハラスメントをする側・受ける側、双方の意識改革によって職場の空気は変わると思います。ハラスメントをする人のほとんどが悪気なく行っていますから、互いに認識のズレを理解して、コミュニケーション上手になることで改善されます。ハラスメントが起きにくい職場づくりには、「コミュニケーションによる信頼関係」を積み上げることが最も大事なことなんです。

銀子

なるほど。でも、職場にはそれぞれの気風があるし、一律の勉強で改善するのは簡単ではないのでは?

I氏

そうですね。研修では、どこにでも起きやすい事例と共に、チェックシートやケーススタディで認識を促します。例えば、結婚・出産・育児などの際に仕事へのマイナスの影響をもち出したり、宴席での飲酒の強要などですね。また、例えば危険作業を伴う工場のライン、または人命にかかわる救急現場など、ある程度強い指示命令が必要な場合もあります。その場合は、別機会でのコミュニケーションのフォローが欠かせませんね。実際に学習して「え?ダメなの?」と気づかれる方も多いようで、研修後は「意識が変わった。今後に役立てたい」と言われます。

多様化するハラスメントへの理解


銀子

少しずつ、そうした防止の観念が広がるといいですね。特に管理職の方は、ハラスメント研修を一度は受けておいた方がいいですよね。


I氏

はい。ただ、出来れば管理職だけでなくすべての階層の方に、定期的に受けていただきたいです。ハラスメントは時代や社会とともに中身が変わりますし、望まれる対応も変化しているからです。例えば、かつてセクハラは男女間の場合がほとんどでしたが、今はLGBTに関する問題も増えました。パワハラも上司から部下への関係が逆転して、部下から上司へのハラスメントも増えています。

銀子

あ~そうですね。時代とともに変化するハラスメント研修を担当するのは、とっても大変そうな気がします。

I氏

ある意味では、ハラスメントの多様化は「社会の進展のマイナス面の縮図」とも思います。だからこそ時代や社会の変化を捉え、研修が具体的な解決に繋がるように、もっとできることを探したいと考えています。こうした、臨場感のある研修を提供できることは、私にとってやりがいになっていますよ。

銀子

正解や結果を想定できない仕事を支えているのは何ですか。

I氏

いつも自分に言い聞かせているのは、「仕事がしんどいのはできないことが多いから。一つずつやってみて、できるようになれば、仕事は面白くなる」ということです。ハラスメントの研修に限りませんが、受講者が「一つずつ理解が進んで仕事が改善した」と実感できる研修を、これからも届け続けます。

銀子の眼

ハラスメント、理不尽で無礼な問題だと怒りが湧きます。しかし信頼感のある気心の知れた仲では、ただの冗談や議論の糸口に過ぎないこともあります。ハラスメントの根本的な防止策は、「親しき中にも礼儀あり」。昔の人の訓え以上のものはないと私には思えます。

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