「学びを成果に変える実践ガイド」とは~一人ひとりの学びを組織の成長につなげる方法

研修は受けた瞬間は記憶が新しいものですが、数週間後に同じ熱量で残っているわけではありません。日常業務に追われ、気づけば研修前と変わらない働き方ということも多いように思います。
インソースが公開講座の全受講者に配布する「学びを成果に変える実践ガイド」は、この課題に向き合うためのワークブックです。学びをその場限りにせず、チームや組織に広げていくための一連の流れを支援するガイドとなっています。
本コラムでは、このガイドでも推奨している「学びを実務に定着させ、組織の成果に変えるための実践ステップ」をご紹介します。
研修効果を維持するには学んだことを言葉にして伝えることがスタート
研修を受講されたあらゆるみなさんに行ってもらいたいことが、研修受講報告です。研修で学んだこと、これから実施したいと思っていること、実行すると何が実現できるのかをシートにまとめて、上司に報告します。特別なことではありませんが、この学びと取り組みたいことの報告を徹底することが、学びをその場限りにしないカギとなります。
誰かに話すことで実施の気持ちを高める
仕事でなくても、何か新しいことを始めようと思ったときに、「今年は○○する」「今日から○○する」など身近な人に宣言することで、自分を奮い立たせるという経験はありませんか。学んだことを言葉にし、目標として宣言することはそのことだけでも効果的です。さらに、上司からフィードバックを受けたり、チーム内に共有したりすることで、効果が高まります。この段階を丁寧に行うことが、後の行動計画や振り返りの質を左右します。
「いつ、誰が、何をするか」まで落とし込む行動計画
受講者の方に必ず実施してほしいことは上司への報告ですが、報告で決めた実施事項は、具体的な行動計画に落とし込むとより効果的です。行動計画は目標や取り組みを具体的に決めることで、実践へ近づきやすくなります。計画ができた後は上司や先輩に報告します。ここでも宣言することで、実践への気持ちを高めることができます。
学びを定着させるために1カ月後、3カ月後に振り返る仕組みをつくる
行動を起こした後は、フレームワークを使った振り返りに進みます。Keep(できたこと、継続したいこと)、Problem(課題)、Trial(今後チャレンジしたいこと)の3つの観点で、1カ月後と3カ月後にそれぞれ振り返りを行います。振り返りの結果も上司や先輩に報告し、フィードバックを受けます。どんどん次の行動につなげていくことで、研修で得た学びは実務に定着していきます。
リーダーと管理職は率先垂範とメンバーの支援を
リーダーや管理職も、自身が受けた研修について同じように報告・共有を行います。管理職自身が積極的に共有することで、学びを共有する行動がチームの中で当たり前になっていきます。
あわせて、メンバーが宣言した実行内容にフィードバックを行い、実現に向けて継続的に支援する役割も担います。
個人の学びをチームと組織の力に広げる
上司と部下が同じテーマを受講した場合や、チーム・組織単位で研修を受けた場合には、2つのステップを追加します。ひとつは、上司・部下やチームメンバーそれぞれが考える目指す姿をすり合わせること。もうひとつは、目指す姿に向けて取り組みたいことや、もっと学びたいことを話し合うことです。
人は自分で決めたことに対して意欲を持つ
人は他人に決められた目標より、自分で決めた目標に対して積極的に行動します。上司やリーダーだけで方針を決めるのではなく、メンバーも一緒に目指す姿を決めることで、認識がそろい、その後の実践につながりやすくなります。チームでの受講や上司と部下が同じテーマで研修を受講した際などはこの目指す姿のすり合わせも実施しましょう。
学び続ける組織づくりにおすすめの研修・サービス
学びを個人だけでなく組織の成果につなげるためには、部下やメンバーと一緒に研修を受講することが効果的です。インソースでは、チームでの受講や学びの定着を支援する研修・サービスをご提供しています。
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課題解決ワークセッション~「学び」ではなく、「実益」を得るためのワークショップを公開講座でも
従来、公開講座にはさまざまな会社から受講者が参加されるため、「自社の課題」に特化したワークショップを実施することが困難でした。
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