研修・社会人教育のインソースの人事・労務キーワード集

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VUCA

「VUCA(ブーカ)」とは、外部環境の変化が激しい現代を「複雑で予測不能な時代」として表すビジネス用語です。Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つの言葉の頭文字をとって作られています。もとはアメリカの軍事用語として用いられていましたが、現在では経営環境や個人のキャリアを取り巻く環境を表現するキーワードとして多く使われます。

科学技術の進歩、グローバル化などから、新しいビジネスやサービスが生まれる、ビジネスの回転速度も高速化しました。これまで安泰だと思われてきた大企業もそうではなくなり、なかには経営危機に陥る事態も見受けられます。 技術等の面だけでなく、世界情勢や社会状況も目まぐるしく変化する現代では、従来のピラミッド型の組織が強い統率力をもって計画を遂行する戦略では対応が難しくなってきています。
「VUCA」時代を生き抜くためには、この変化に柔軟に反応し、行動を変えて即応できるフラット型の組織を作ることが必要です。個人の発想・アイデアが大きなビジネスに繋がるケースもあることから、組織にとって、「変化を主導するリーダー」とそれを支える「積極的なメンバー」の育成が急務となり、従来の人材要件や教育内容の見直しが求められています。

VUCA時代の対応策として有効な概念になるのがOODAループです。不明確で常に変化していく状況の中で、有効な戦略として採用されてきています。
Observe(観察):何がいつ、どのように変化するのかを兆候からよく観察
Orient(方向付け・情勢判断):刻々と変わる状況で進む方向と判断を常に確認
Decide(決断):タイミングと時機を誤らない決定
Act(行動):不測の事態や状況変化に即して修正変更できる迅速な対応

このOODAループを活きたものにするには、漫然と考え方を変えればよいのではなく、具体的・実務的な変革が必要です。特に要となる人材育成については、階層別に果たすべき役割と実現すべきスキルが重要となってきています。
VUCAの時代、不透明な未来を見据えて、フットワークの良い企業活動は可能か。一人一人のビジネスパーソンとしての自覚と行動、そしてそれらの人材をいかに育成・活用できるかが企業存続のカギを握るといってよいでしょう。

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