"楽しみ"のタイプ ―仕事に必要な楽しみ方―

著者:インソースマネジメント研究チーム

記事紹介文

「楽(楽しみ)」の感情には、2つのタイプがあることをご存じでしょうか。今回は、仕事に深く関与している“楽しみ”について、神戸大学大学院、上林教授よりご紹介します。

瀬倉研究員がまとめた記事のポイント

1.“楽しみ”には2つの相対立するタイプがあり、仕事をするにあたっては、そのうちの1つが深く関与している。

2.今ある現実を見つめ、疑い、考え、その枠を壊すこと、そしてできれば自分なりのやり方を創造することが、上記の“楽しみ”のタイプの本質である。

瀬倉研究員がまとめた記事要約
■感情と経営学
昨今、経営学でも感情に関する研究領域が新しく確立され始めています。例えば、肉体労働や精神労働といった従前の分類には収まりきらない精神的ストレスを対象とした労働を「感情労働」と呼び、飛行機の客室乗務員や看護師など、精神的ストレスの高い業務のあり方が科学的に分析されるようになってきています。
■楽しみの2種類
ただ、以下では、こうした感情労働の具体的中身についてではなく、「楽(楽しみ)」の感情に関して、私が自己流に考えた分類について、紹介したいと思います。結論を先取りしていうと、“楽しみ”には2つの相対立するタイプがあり、仕事をするにあたっては、そのうちの1つの楽しみが深く関与しているということです。2つの楽しみを、便宜上、AタイプとBタイプと仮称しておくことにしましょう。
■“使う”楽しみ
Aタイプの楽しみは、“使う”ことで楽しむタイプの楽しみです。卑近な例でいえば、例えばゲームをしているとき、食事をしたりお酒を飲んだりしているとき、このAタイプの楽しみ方をしています。このAタイプは、すでに存在する何かを消費することの楽しみと言い換えることができるかも知れません。
■仕事の場での楽しみ方
仕事で働くうえで得られる楽しみは、実はBタイプの楽しみです。働くことは労働とも呼びますが、この労働は英語ではlabor(原義は“骨折り”の意味)です。すぐに楽しいことはほとんどないのですが、じわっとくる作り上げるタイプの楽しみが、そこにはあります。日々の仕事のちょっとしたことに、自ら何らかの創意工夫を加えることは、実 にクリエイティブな作業です。骨は折れるのですが、そこには創造するタイプの、あとで達成感や充実感が得られる楽しみがあるはずです。
■普段からBタイプの楽しみを!
仕事を「楽しい」ものにしようと思えば、普段からこのBタイプの楽しみを(仕事以外の場でも)できる限り体験することが重要です。Aタイプの楽しみ方をよくする人の場合、「楽しみ」にはこうした2種類存在することすら、そもそも気づいていません。極力そうした場を意識的に設け、Bタイプの楽しみの深さを知るべきです。今ある現実を見つめ、疑い、考え、その枠を壊すこと、そしてできれば自分なりのやり方を創造すること―これがここでいうBタイプの楽しみの本質なのです。


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