・Webやチラシ、SNSなどで、自ら撮影した写真画像を使った情報発信に関わる方
・写真素材を活用した発信をされている方、企画担当者
・事業やプロジェクトの報告用など、記録として写真を撮影する機会のある方
・普段写真をあまり撮影しないが、業務で写真素材を扱う機会がある写真初心者の方

No. TUA005
・Webやチラシ、SNSなどで、自ら撮影した写真画像を使った情報発信に関わる方
・写真素材を活用した発信をされている方、企画担当者
・事業やプロジェクトの報告用など、記録として写真を撮影する機会のある方
・普段写真をあまり撮影しないが、業務で写真素材を扱う機会がある写真初心者の方
写真は近年、誰もが身近に手にできる表現のひとつとなっています。スマートフォンなどで簡単に撮影できる手軽さを持ちながら、撮り手の意図を込めることで、深いメッセージを伝えることもできます。さらに、写真には撮りたいものだけでなく、意図せずとも映り込んでしまうものがある特性があります。
「写真的思考」とはこのような写真の特性を理解したうえで、事物を多面的に捉える思考です。写真を「撮る」プロセスを通じて、自分がどのように対象(被写体)を捉えているか、なにを伝えたいか、一方他者にどのように伝わっているかなどを考えます。「写真的思考」を理解することで、ビジネスの場面でも、写真を単なる素材を超えて、製品やサービスに新たな意味や価値を生み出す重要なツールのひとつとして、活用することができるようになります。
本プログラムでは、東京藝術大学で教鞭をとる写真家を講師に迎え、写真を「撮る」「見る」「語る」のプロセスを通じて、「写真表現」の一連の流れを体感していただきます。単なる「写真の撮り方」ではなく、何を切り取るか、何を撮るか、何を伝えるか、何がどのように伝わるかという、多面的な思考を磨き、写真で伝える力を強化します。
◆事前課題
・研修中の自己紹介で使用する写真の準備
本プログラムでは、各自が持参した写真を用いて自己紹介をしていただきます。写真の枚数や内容に指定はございません。また自分が撮影したものでなくても構いませんが、他人に見せられる形でご準備をお願いいたします。
◆撮影実習
本研修は藝大上野キャンパスで開催します。実習で使用する「カメラ」は終日貸し出しをいたしますので、動きやすい服装でご参加ください。また当日撮影した写真データのほか、長期にわたって保存可能な「アーカイバルプリント」の写真を持ち帰りいただけます。(カメラレンタル費、プリント代、SDカード代などは受講料に含まれます)
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本プログラムを担当する東京藝術大学美術学部先端芸術表現科の鈴木理策教授は、1980年代半ばより写真を媒体に創作活動をはじめ、写真というメディアの特性を深く掘り下げた表現活動に取り組まれています。また本プログラムのアシスタントを務める同大学芸術未来研究場の小塚直斗特任准教授は、油画の創作過程で作品をすぐに客観化できる写真の可能性に気づき、現在では記録としての写真活用やデジタルアーカイブにも取り組まれています。
本プログラムは写真の特性を切り口に、自身のものの見方の固定化に気づき、様々な視点で見ることで得られる気付きをビジネスに活かしてほしいと、東京藝術大学美術学部との共催で企画いたしました。東京藝術大学キャンパスという普段なかなか入ることのない環境で、プロの写真家の手ほどきを受けながら、本格的な機材や設備を使用し、体験的に学んでいただきます。
注意事項
東京藝術大学美術学部の教員が登壇!藝大キャンパス内で、「写真」を使った伝え方を学ぶ。