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【共催:東京藝術大学美術学部】フォトグラフィック・コミュニケーション研修~「写真的思考」を活用する

論理的思考力

【共催:東京藝術大学美術学部】フォトグラフィック・コミュニケーション研修~「写真的思考」を活用する

東京藝術大学美術学部の教員が登壇!藝大キャンパス内で、「写真」を使った伝え方を学ぶ。

No. TUA005

対象者

  • 若手層
  • 中堅層
  • リーダー層
  • 管理職
  • 部長・経営層

・Webやチラシ、SNSなどで、自ら撮影した写真画像を使った情報発信に関わる方
・写真素材を活用した発信をされている方、企画担当者
・事業やプロジェクトの報告用など、記録として写真を撮影する機会のある方
・普段写真をあまり撮影しないが、業務で写真素材を扱う機会がある写真初心者の方

よくあるお悩み・ニーズ

  • ホームページなどに使う写真を撮っているが、伝えたいことが十分に伝わらないと感じる
  • 「写真」というものが持つ価値を、写真表現の専門家から聞いてみたい
  • 自分が撮影した写真が、他の人にどのようにみられているか、解釈されるかを知りたい

鈴木理策(東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 教授)

鈴木理策講師

1963年生まれ。和歌山県出身。1987年東京綜合写真専門学校研究科修了後、写真による創作活動を始める。1998年 故郷の熊野をテーマに初の写真集『KUMANO』を出版し、2000年『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞を受賞。2006年から東京藝術大学美術学部先端芸術表現科で教鞭をとり、2018年より現職。個展、グループ展や写真集での発表多数。作品は東京都写真美術館、東京国立近代美術館、サンフランシスコ現代美術館、ヒューストン美術館等に収蔵されている。

小塚直斗(東京藝術大学 芸術未来研究場 特任准教授)

小塚直斗講師

1984年埼玉県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程(油画技法・材料)修了。絵画、写真、デジタルメディアを横断しながら、視覚表現と知覚の関係を研究している。2011年から2018年にかけて滋賀県園城寺光浄院、竹生島の都久夫須麻神社、および京都・南禅寺天授庵において「保存と記録」「絵画」を再考する研究プロジェクトを行う。2024年より東京藝術大学芸術未来研究場特任准教授。

◎東京藝術大学美術学部共催の公開講座はこちら

研修内容・特徴outline・feature

写真は近年、誰もが身近に手にできる表現のひとつとなっています。スマートフォンなどで簡単に撮影できる手軽さを持ちながら、撮り手の意図を込めることで、深いメッセージを伝えることもできます。さらに、写真には撮りたいものだけでなく、意図せずとも映り込んでしまうものがある特性があります。

「写真的思考」とはこのような写真の特性を理解したうえで、事物を多面的に捉える思考です。写真を「撮る」プロセスを通じて、自分がどのように対象(被写体)を捉えているか、なにを伝えたいか、一方他者にどのように伝わっているかなどを考えます。「写真的思考」を理解することで、ビジネスの場面でも、写真を単なる素材を超えて、製品やサービスに新たな意味や価値を生み出す重要なツールのひとつとして、活用することができるようになります。

本プログラムでは、東京藝術大学で教鞭をとる写真家を講師に迎え、写真を「撮る」「見る」「語る」のプロセスを通じて、「写真表現」の一連の流れを体感していただきます。単なる「写真の撮り方」ではなく、何を切り取るか、何を撮るか、何を伝えるか、何がどのように伝わるかという、多面的な思考を磨き、写真で伝える力を強化します。

◆事前課題
・研修中の自己紹介で使用する写真の準備
本プログラムでは、各自が持参した写真を用いて自己紹介をしていただきます。写真の枚数や内容に指定はございません。また自分が撮影したものでなくても構いませんが、他人に見せられる形でご準備をお願いいたします。

◆撮影実習
本研修は藝大上野キャンパスで開催します。実習で使用する「カメラ」は終日貸し出しをいたしますので、動きやすい服装でご参加ください。また当日撮影した写真データのほか、長期にわたって保存可能な「アーカイバルプリント」の写真を持ち帰りいただけます。(カメラレンタル費、プリント代、SDカード代などは受講料に含まれます)

実習イメージ1 実習イメージ2 実習イメージ3

到達目標goal

  • ①カメラという「目」を通して、多面的なものの見方ができるようになる
  • ②写真から、表面的な情報以上に込められた意図を読み取れるようになる
  • ③写真を、コミュニケーションツールとして活用できるようになる

研修プログラムprogram

内容
手法
  • 1.オープニング
    (1)講師紹介、アイスブレイク、研修参加の目的共有
    【ワーク】各自が持参した写真を用いた自己紹介
    (2)「カメラオブスクラ体験ー反転した光をみるー」
講義
ワーク
  • 2.現代における「写真」とは
    (1)生活に浸透する写真
    (2)情報として/表現としての写真
講義
  • 3.撮影実習①オブジェ撮影
    (1)カメラの使い方レクチャー
    (2)撮影実習
    【ワーク】オブジェを自由に配置して撮影
    【ワーク】撮影した写真についてほかの参加者と感想を共有する
    (3)講師からのフィードバック
ワーク
  • 4.人間にとっての「写真」とは
    ■色彩効果と美術知識(構図の違い等)
講義
  • 5.撮影実習②自由撮影「見えないものを撮る」「音を撮る」
    (1)撮影実習
    【ワーク】キャンパス内で自由に撮影
    【ワーク】意図と受け手の解釈の違いをディスカッション
    (2)講師からのフィードバック
ワーク
  • 6.講評:今日の1枚を選ぶ
    【ワーク①】一人ひとり「今日の1枚」を選び、コメントを作成
    【ワーク②】ペア共有、全体発表
    (1)講師からのフィードバック
    (2)「今日の1枚」のアーカイバルプリントを見る
講義
ワーク
  • 7.まとめ:学びの振り返りと業務への応用
講義
ワーク

企画者コメントcomment

本プログラムを担当する東京藝術大学美術学部先端芸術表現科の鈴木理策教授は、1980年代半ばより写真を媒体に創作活動をはじめ、写真というメディアの特性を深く掘り下げた表現活動に取り組まれています。また本プログラムのアシスタントを務める同大学芸術未来研究場の小塚直斗特任准教授は、油画の創作過程で作品をすぐに客観化できる写真の可能性に気づき、現在では記録としての写真活用やデジタルアーカイブにも取り組まれています。
本プログラムは写真の特性を切り口に、自身のものの見方の固定化に気づき、様々な視点で見ることで得られる気付きをビジネスに活かしてほしいと、東京藝術大学美術学部との共催で企画いたしました。東京藝術大学キャンパスという普段なかなか入ることのない環境で、プロの写真家の手ほどきを受けながら、本格的な機材や設備を使用し、体験的に学んでいただきます。

スケジュール・お申込み
(オンライン/セミナールーム開催)schedule・application

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • よりご受講者さまにとって満足度の高いものとするため、一部予告なくカリキュラム・内容が変更となる可能性がございます。大幅な変更のある場合には、申込ご担当者さまへ個別にご連絡いたします。予めご了承ください。

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