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エフェクチュエーション

「エフェクチュエーション」とは、優れた起業家に共通する問題解決アプローチ方法を体系化したものです。インド人の経営学者サラス・サラスバシー教授(Saras Sarasvathy)が自身の著書の中で提唱しました。

目標を設定し、達成するための方法を考えていく方法をコーゼーション(Causation)と言います。予測可能な今までの時代はコーゼーションで目標を達成することができました。しかし、予測不可能な現代にはそぐわないとして、エフェクチュエーションに対する注目が高まっています。エフェクチュエーションは目標ありきでなく、手段をベースにして、何ができるかを考える思考プロセスを指します。

エフェクチュエーションは五つの原則から構成されています。
1.手中の鳥の原則
「今手元にあるリソースを使って始めていく」という意味です。現在持っている特性や能力、知識や経験、強み、専門性、人脈などを活かしてアイデアを発想し、実際に行動していくことを指します。
2.許容可能な損失の原則
どれだけ売り上げが見込めるか、ではなく、どれだけ損失が抑えられれば安全かを決めて、そのうえで積極的に行動することを指します。
3.クレイジーキルトの原則
"クレイジーキルト"とは、大きさや生地の異なる布で作る"パッチワーク"のことです。顧客や競合他社、従業員など、様々な関係者と協力して成果を上げることを指します。
4.レモネードの原則
すっぱくて飲めないレモネードをどうしたらおいしく飲めるか工夫する、つまり、うまくいかなくても、発想や行動でポジティブに転換し、イノベーションを起こすことを指します。
5.飛行機の中のパイロット原則
常に不測の事態に備え、臨機応変な行動をとることを指します。

予測不可能な時代、エフェクチュエーション的思考プロセスで、今あるものから価値を生み出すことができる人材を育てることが必要になりそうです。

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