消防士向け研修・サービス
研修の特徴・目的
「命を救うために必要な指導」は厳しくて然るべき。健全な信頼関係を構築できるか
緊迫した環境におかれることの多い消防局の職員向け教育として、上手なストレスコントロールとメンバー指導のあり方に関してよくお問い合わせをいただきます。身体的にも精神的にも負担の大きいタフな業務に挑むという状況は変わらない中で、多様な考え方をもつ若手や女性職員が活躍できる指導へと意識転換を図ることに苦慮している組織が多いようです。
職員同士のコミュニケーションだけでなく、地域住民や地場企業との前向きで積極的な協働も期待されます。経済活動の拠点が都市部に集中し、日常生活における人と人のつながりは希薄になっていく一方、猛暑やゲリラ豪雨など温暖化に起因する異常気象、災害は増え続けています。また、東日本大震災やコロナ禍などで一般のステークホルダーの緊急事態への備えや地域防災の考え方が少しずつ見直されていることもあり、この意識転換を促し、維持発展させるためにどうすべきかといったお悩みも少なくありません。
消防士向け研修・サービスのポイント
消防隊・救助隊・救急隊:「現場力」を最大化するためのチームワーク
1分1秒を争う災害現場ではもちろん、荒い言葉で指示を出さざるを得ない場面が多々あります。普段の訓練や点検業務、事務処理などに従事している時間に信頼関係を築いていくことが、チームワークを発揮するために必須といえます。愛ある指導とハラスメントの違いを全隊員が適切に認識し、高い志で危険な仕事に臨んでいることをお互いに尊重したうえで、「目的」を常に意識し愚直に手順を守ることの重要性を何度も繰り返し伝え共有していくことが大切です。
消防指令:現場のいまを把握し、活動の初動を決める
動揺している通報者を落ち着かせながら、救助や消火に向かうために必要な情報を的確に訊きだす高度なコミュニケーション力が求められます。状況をイメージしながら対応に必要な車両などを采配し、関係機関や周辺住民に情報を連携・周知する判断力や段取り力も必要です。通報者が安心できるような励まし、もしくは救急車の利用を断らなければならない場合の対応など、現場でよく発生する困った状況にどのような判断軸で臨めばよいか、受講者同士でディスカッションする構成の研修プログラムがおすすめです。
予防:次の火種を作らせない。情報収集と作戦、施設等への行政指導
緊急事態が発生した際に迅速に活動するにあたって、普段から住民との協力や連携は必須です。消防団との情報共有・共同訓練や、避難所の案内、防災啓蒙活動の場面では、分かりやすく物事を説明する力が求められます。企業向けの行政指導・立入検査や地域の防災訓練においては、強く「厳禁」と行動を制限する表現にこだわらず、ルールを守ることが双方にとって有益であると理解されるようなアプローチも取り入れましょう。過去から組織に蓄積されている火災調査結果や防災データをまとめ、活用する目的にあわせて加工・調整して可視化するなど、広く展開できるスキルも重要です。
提案書・スキル成分表(カテゴリ別ラインナップ)
消防士向け研修・サービス おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
-
「自分の正しさ」を疑い、職場全体のモラルを高めるプラン

日々の活動の中に正しさという価値軸を通すことを目的とした全従業員参加型プラン。この価値観にも他者とは違いがあると認め、成果の最大化と社会倫理を守ることの両立を考える
-
ハラスメント防止への基礎知識と意識を醸成するプラン

一般社員と管理職が、それぞれの立場で正しいハラスメント防止への知識を習得するために、階層別に分かれて教育を実施する
-
担当者任せにしない!監督者の心構えと指導術習得プラン

人材育成の部署責任者としての在り方を再確認して改めるとともに、イマドキの若手を成長させる指導・支援スキルを獲得するプラン。指導担当者と連携し、組織力を強化する
-
オリジナルマニュアルで従業員をカスハラから守るプラン
-
個人の資格取得を組織が応援!環境整備で合格率向上プラン
-
社会人の「壁」を乗り越え、モチベーション高く働くプラン
消防士向け研修・サービス 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
-
声を上げるコンプライアンス研修 ~違和感を行動に変える

一人で抱え込まず効果的な相談スキルを習得し、不正やハラスメントを防ぐ
-
属人化防止研修~管理職の職場最適化ナレッジマネジメント

組織全体のリスクマネジメントの一環として、業務の属人化を防ぐ
-
組織不祥事防止研修~無責任・無知・無思考の排除

個人の不正とは異なる組織特有の要因に焦点を当て、その防止策を考える
-
パワーハラスメント防止研修~正当な指導と受け止め方編(半日間)
-
メンタルヘルス研修~惨事ストレスに備える
-
行政向けコミュニケーション研修~調整・交渉・折衝力を鍛え、人を動かす
-
男性のための部下育成研修~女性リーダーの活躍を支援する
-
怒りのマネジメント研修~怒りの感情をコントロールし、部下指導を行う
-
メンタルヘルス研修~セルフケア
階層やニーズ別のプログラム
消火・救急・救助隊職員向け
- 部下の伸ばし方研修~成長を促すフィードバック(2時間)
- 風通しのよい職場づくり研修~心理的安全性を高め、成果の出やすいチームをつくる
- チームワーク入門研修~信頼・責任・疾走・勝利で高めるエンゲージメント
- リーダーコミュニケーション研修~部下・後輩を動かし、成果へつなげる
- チームビルディング研修~リーダーとメンバーの意識合わせで強いチームを作る
- リーダーのためのメタ認知能力向上研修
- 後輩サポート力研修~「頼れる先輩」に求められる3つのスキル
- OJT監督者研修
- 一般職向けハラスメント防止研修~無自覚に相手を傷つけないために(半日間)
- 労務管理研修~「使用者」としての立場を踏まえ、成果とルールを両立させる
本部、防災業務に臨む職員向け
- 共感力発揮研修 ~スムーズに仕事を進めるために理解と思いやりを示す(半日間)
- 人を動かすコミュニケーション研修~行動経済学を活用して働きかける編
- 管理職向け指示力強化研修~あいまいな表現を克服する(半日間)
- 安全衛生活動研修~現場の環境を見直し、労働災害を防ぐ
- コミュニケーション最適化研修~バランスの取れた意思疎通で生産性を高める
- 調整力発揮研修~多様な関係者を動かし、仕事を円滑化する
- プレゼンテーション研修実践編~成果を見据えた、聞き手目線のプレゼンテクニック
- コンプライアンス研修~行動経済学を学び、ルールを守れる職場をみんなで作る
- 分かりやすい資料の作り方研修~相手に印象を残すワンペーパーの基本
- 分かりやすい説明の仕方研修
その他おすすめのプログラム
消防士向け研修・サービス ワークショップ
消防士向け研修・サービス 動画教材・eラーニング
消防士向け 通信教育
消防士向け研修・サービス おすすめサービス
消防士向け研修・サービス Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
消防士向け研修・サービス 読み物・コラム
-
技能職員向け教育
研修会社インソースの自治体・官公庁の技能職員向け教育サービスをまとめました。上下水道事業、資源リサイクル、河川整備や土木工事や公共設備などの現場で公務にあたる職員の皆さまのマインド強化、業務効率化やステークホルダーとの適切な関係づくりなどをご支援します。
-
建設局向け教育
研修会社インソースの建設局向け研修サービスをまとめました。道路や橋、河川・公園などの公共施設の整備や維持管理、災害対策で地域づくりに貢献する職員のみなさまのプロジェクト推進力の強化、業務効率化やステークホルダーとの適切な関係づくりなどをご支援します。
-
環境局向け教育
研修会社インソースの行政の環境局向け研修とサービス一覧です。事業、資源リサイクルや公害対策に日々奮闘する職員の皆さまの業務効率化、ステークホルダーとの適切な関係づくりやなどをご支援します。
研修のプロがお答え消防士向け研修・サービス 全力Q&A
お客さまから「{{trainingName}}」に多く寄せられるご質問を抜粋して掲載しております。
質問をクリックすることで、回答が表示されます。
研修のプロがお答え消防士向け研修・サービス 全力Q&A
お客さまから「消防士向け研修・サービス」に多く寄せられるご質問を掲載しております。
当組織の状況を踏まえたケーススタディは作れますか?
作成可能です。受講者が頭を悩ませがちなシーンや教育ご担当者さまが想定されている課題などから、貴社オリジナルの「リアル」なケーススタディを作成します。現場の実態に即した設定で演習を行うことで、普段困っていることやその解決策を受講者同士で考え共有でき、研修効果がより高いものになります。なお、ケーススタディの作成にあたっては、受講される方々の悩みや課題を具体的に汲み取るため、事前課題アンケートを実施することを推奨します。
業務の関係でなかなか集合させることが難しく、おすすめの教育の手法はありますか?
一人ひとり個別に受講させてもよい研修であれば、異業種交流型の「公開講座」にご参加いただくのがおすすめです。全国の会場で、複数の開催日程からご希望に合うクラスを選択いただけます。一定の受講者数が見込める場合は、リクエストに応じて開催日程の追加も行います。短時間で効率的に教育したいという場合にはeラーニングを活用ください。動画教育のプラットフォームも弊社にて開発していますので、あわせてご検討ください。
丸一日を研修に使うのは難しいです。17時の勤務終了後に2時間だけの研修実施などもできますか?
実施可能です。研修の開始時間についてもご希望に応じます。土日祝日に実施することもできますので、まずは営業担当者にご相談ください。
お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明












