一般労働者の賃金30万4300円、女性の賃金は過去最高

2018年4月06日

一般労働者の賃金30万4300円、女性の賃金は過去最高

 一般労働者の賃金は30万4300円(年齢42.5歳、勤続12.1年)となっていることが厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」で分かった。男性は33万5500円(年齢43.3歳、勤続13.5年)、女性は24万6100円(年齢41.1歳、勤続9.4年)だった。

 賃金を前年と比べると、男女計と男性では0.1%増加、女性では0.6%増加した。女性の賃金は過去最高となっており、男女間賃金格差(男性=100)は、比較可能な1976年調査以降で過去最小の73.4となっている。

 産業別にみると、男性は金融業・保険業(46万7000円)が最も高く、次いで教育・学習支援業(44万300円)となっており、宿泊業・飲食サービス業(27万1400円)が最も低かった。

 女性では、教育・学習支援業(30万9800円)が最も高く、次いで情報通信業(30万7300円)となっており、宿泊業・飲食サービス業(20万100円)が最も低くなっている。

【産業別 賃金トップ3】
男性
1位 金融業・保険業 46万7000円
2位 教育・学習支援業 44万300円
3位 学術研究・専門・技術サービス業 41万4500円

女性
1位 教育・学習支援業 30万9800円
2位 情報通信業 30万7300円
3位 学術研究・専門・技術サービス業 29万4800円

 雇用形態別の賃金をみると、男女計では、正社員・正職員32万1600円(年齢41.7歳、勤続12.8年)、正社員・正職員以外21万800円(年齢47.3歳、勤続8.2年)だった。

 短時間労働者の1時間当たり賃金は、男女計1096円(前年比2.0%増)、男性1154円(同1.8%増)、女性1074円(同1.9%増)となっており、いずれも過去最高となっている。

 企業規模別に1時間当たり賃金をみると、男性は大企業がもっとも低く、女性は中企業が最高値で大企業が続く結果となった。

【短時間労働者の企業規模別、1時間あたり賃金】
大企業 男1113円(前年比1.6%増)
    女1077円(同2.1%増)
中企業 男1188円(同1.8%増)
    女1092円(同2.0%増)
小企業 男1180円(同2.6%増)
    女1055円(同1.7%増)

 産業別に1時間当たりの賃金をみると、男性は製造業、運輸業・郵便業、卸売業・小売業、サービス業(他に分類されないもの)が1000円を超え、女性では、医療・福祉、サービス業(他に分類されないもの)が1000円を超えた。

【産業別 短時間労働者の1時間あたり賃金 トップ3】
男性
1位 運輸業・郵便業 1209円
2位 製造業 1204円
3位 サービス業(他に分類されないもの) 1169円

女性
1位 医療・福祉 1258円
2位 サービス業(他に分類されないもの) 1062円
3位 卸売業・小売業 996円

 調査は、2017年7月に、2017年6月分の賃金等(賞与、期末手当等特別給与額については2016年1年間)について10人以上の常用労働者を雇用する民間の4万9541事業所を対象に集計した。

配信元:日本人材ニュース

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