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その若手、なぜ伸び悩む?今どき若手社員の「見えない壁」と成長のヒント

頑張っているのに、伸びない...?

近年、日々の業務にある程度慣れてきたにも関わらず、成長を実感できないと悩む若手社員が少なくありません。もやもやを抱えることは決して悪いことではなく、誰もが一度は通る、次のステップに進むための準備期間「成長の踊り場」とも言える段階なのです。

このタイミングで自己肯定感が低下したり、将来に対する不安が募ったりするのは自然な反応ともいえますが、こうした伸び悩みの裏には成長への意欲があるからこその焦りが潜んでいます。これらをどう捉え、どう乗り越えるかが、その後の成長曲線を大きく左右します。

若手社員が自走力を手にするための3つのステップ

自ら成長のサイクルを回せるようになるためにまず必要なのは「成長の見える化」です。スキルの習得や業務の幅の広がりを客観的に捉えることで、自信と達成感が生まれます。

次に、「障害を成長材料と捉えるマインド」です。困難や失敗は能力を飛躍的に伸ばすためのトリガーであり、むしろ成長のチャンスとして機能します。そして最後は「前向きな視点の習慣化」です。うまくいかなかったことに対しても、何を学んだか、どうすれば改善できるかという視点で振り返ることで、経験が自分の糧として定着します。

この3つを内在化することで、自ら考え、動き、伸び続ける「自走型人材」になり得ます。

プロフェッショナルへと進化するカギは視野と視座

次のステージに進む若手社員に求められるのは、担当業務だけで完結しない「視野の広さ」です。周囲との関係性や、自分の仕事が組織全体にどう影響を与えるのかを俯瞰して見られるようになると、仕事は一気に「自分ごと」へと変わります。さらに、プロフェッショナル人材として成熟していくと、以下のような内的資質が育ち始めます。

  • 明確な目標を自ら設定できる
  • 必要な知識を自発的に学ぶ習慣がある
  • 自分の仕事に責任とこだわりを持っている
  • 失敗を恐れず挑戦する姿勢がある
  • 自ら考え、提案し、行動できる独創性がある
  • ユーザーや他部署など、外の視点で物事を考えられる
  • 日々の仕事をよりよくしようとする改善志向がある

これらは一朝一夕で備わるものではありません。日々、小さな行動を積み重ねていくことによって、形成されていきます。

若手社員向けビジネスマインド強化研修~主体性、業務・役割の領域拡大、自分で考える

これらの重要な要素を学べる研修として、以下ご紹介します。研修ではまず、これまでを振り返り周囲と悩みを共有したうえで、若手社員に求められる主体的な行動を考えます。相手目線で仕事を進めるためのポイントや安定して高いパフォーマンスを発揮し続けるために意識すべきことを理解し、さらなるステップアップを目指していただきます。

よくあるお悩み・ニーズ

  • コミュニケーションスキルや論理的思考力は身についているが、業務に結びつけられない
  • 相手目線の行動や他者理解が苦手で、チームメンバーとうまく協働できていない
  • 失敗を恐れて、チャレンジングな行動を避けてしまう
  • 答えを楽に探そうとし、自分で答えが何か考えられていない(ネット検索で調べて終わり)

本研修の目標

  • 離職リスクの軽減につなげる
  • 主体的かつ積極的に考え、行動できるようになる
  • 自分でできることを増やすというマインドを持ち、業務、役割の領域を広げることができる
  • 周辺配慮のポイントを知り、チームのメンバーから期待、信頼される人材になる
  • プロ意識とその心構えが身につき、自分で考えることをクセづけられる

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セットでおすすめの研修・サービス

若手社員研修~経験学習サイクルを回し、自己成長を加速させる

入社2~5年目程度の若手社員の方を対象に、今後の成長を加速させるために有効な経験学習サイクルの回し方を学ぶ研修です。経験学習サイクルとは「経験から学び成長するためのフレームワーク」で、経験→省察→持論化→試行の4つのプロセスがあります。このサイクルを回し、これまでの経験を洗い出して振り返り、経験から学んだことを持論化して実践できるようになることを目指します。

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社会人2年目のビジネス基礎研修~ひとりだちの意識を持ち後輩の見本になる

業務を一通り経験した社会人2年目のみなさんがおさえるべき、仕事の進め方の基本を学ぶ研修です。主体的な行動を取るために何を意識して業務に取り組むべきか、具体的な手順に沿ってお伝えします。また、効率的に業務を進めるために他部署連携の重要性や質問の仕方を学び、他部署の課長への相談の仕方を考えるワークを通して実務に対応する準備につなげます。

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社会人3年目のビジネス基礎研修~中核者として組織貢献の幅を広げる

自身のスキル向上だけではなく後輩指導や周囲への手助けなど、組織に貢献する範囲を広げていくための研修です。自身のこれまでの成長を確認したうえで、上司にどこまで相談すべきか、業務量が増えたときの時間管理の仕方といった3年目が抱えがちな困りごとを、ケーススタディや日常業務に結びつけたワークを通して解消していきます。

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