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後輩から頼られる先輩になるための3つのスキル~ティーチング・メンタリング・モチベート

組織で成果を出すためには、個々の成長が欠かせません。しかし、後輩が自分のペースで成長できる環境を整えるのは、上司や先輩の役割です。

優れた先輩は、後輩が困難に直面した際に支えとなり、前向きに成長できるよう導いていきます。このような「先輩力」が、組織全体のパフォーマンスを高め、チームの活性化につながるのです。

先輩力を構成する3つのスキルとは

頼られる先輩になるためには、ただ業務をこなすだけでは足りません。後輩にとって、尊敬できる存在となり、信頼を得るために必要なのは「ティーチング」、「メンタリング」、「モチベート」という3つのスキルです。これらをバランスよく発揮することが、後輩との信頼関係を築く鍵となります。

ティーチングスキル~タテの関係で指導する

ティーチングは、後輩に仕事の進め方や社会のルールを教えることです。後輩にとっては、最初は何もかもが新しいことばかりです。業務の基本から、組織の動き、仕事の進め方など、先輩としての責任を持ってしっかりと指導します。

多くの先輩にとっては、当たり前のことでも、後輩には全く新しい情報です。「何が当たり前なのか」を自分の言葉で丁寧に伝えることが、後輩にとって大きな学びとなります。このティーチングスキルは、後輩が業務を確実に覚え、チームとしての成果を上げるために不可欠です。

メンタリングスキル~ナナメの関係で支援する

メンタリングは、上下関係を超えて、後輩に共感し、支援をすることです。仕事の成果や努力を評価するのも大切ですが、後輩の感情やキャリアに対する悩みを理解し、耳を傾けることが重要です。時には後輩が悩んでいることやストレスを抱えていることに気づき、適切なアドバイスや励ましをすることで、安心感を与えることができます。感情面でもサポートできる先輩は、後輩が仕事を楽しんで取り組む力を与えることができ、信頼を深めることができます。

モチベートスキル~ヨコの関係で動機づけをする

モチベートは、後輩が自発的に動きたくなるように刺激を与えることです。自分の成長を実感し、前向きに取り組む気持ちを育てるためには、時には励ましが必要です。後輩が困難な状況に直面した際に、その努力を認め、次の一歩を踏み出す勇気を与えることがモチベーションにつながります。しかし、注意したいのは、上から目線にならないことです。後輩と平等な立場で共に考え、励ます姿勢が重要です。
このモチベートスキルが後輩の活力を引き出し、安定した成果を上げるためのエネルギー源となります。

後輩サポート力研修~「頼れる先輩」に求められる3つのスキル

長い社会人人生では、その多くの時間を誰かの先輩として過ごすことになります。後輩指導を特定の育成担当者に任せきりにせず、全ての先輩が主体的に携わるようになれば、チーム全体の成長スピード向上や広い視野の獲得、離職防止など多くの効果が期待できます。

本研修では、後輩の広い意味での社会人生活をあたたかくサポートする「先輩力」を高めるために、①ティーチング(上下関係)②メンタリング(斜めの関係)③モチベート(横並びの関係)の3つのスキル・立ち位置を活用し、臨機応変に使い分けられるようになることを目指します。

よくあるお悩み・ニーズ

  • 新人・若手が孤立し、退職してしまわないように現場のフォローを強化したい
  • OJT担当者やメンターのみに後輩指導の負担が偏ってしまっている
  • 人を育成する風土を醸成し、メンバー間の助け合いを活性化したい

受講者の声

  • ほめ方、叱り方について、どのような言葉を使ってどんな順序で話を進めていくと相手に伝わりやすいかを学ぶことができました。早速実践し、身につけていきます
  • 指導をする際には、冷静に相手の状況や不安、悩みなどを考慮しながらアドバイスしようと思いました。後輩がやりがいをもって働ける環境をつくっていきたいです
  • 後輩のメンタルヘルスのケアまで気を配れていなかったと感じました。日頃から後輩の言動に気を配り、コミュニケーションをとるようにします

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セットでおすすめの研修・サービス

メンター研修~メンティのよき相談相手となる

DXリテラシーアセスメント(DXリテラシー標準準拠)

新入社員や後輩のよき相談相手となるべく、メンターとしての役割や心構えを認識し、必要なコミュニケーションスキルを習得していただきます。場面に応じた、適切なコミュニケーションスキルを身につけられる研修です。

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ティーチング研修~適切な業務指導の進め方

RPA導入支援サービス

OJTの場面で、知識やスキルを的確に伝えるための「ティーチングスキル」を習得する研修です。

「やってみせる」→「やらせてみる」→「フィードバック」といったティーチングの基本フローを学び、そのステップごとに必要なスキルを身につけます。そのうえで、実践的なワークやディスカッションを通じてスキルの定着を図ります。

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OJT研修~部下・後輩指導の基本スキルを習得する

RPA導入支援サービス

部下・後輩の世代の傾向やキャリア観への理解を深め、職場全体を巻き込み計画的に指導・育成する方法を学ぶ研修です。

実際の部下・後輩の現状を踏まえた3か月間の育成計画の策定方法のほか、報告の受け方や指示の仕方、ほめ方・叱り方などを学び、ケーススタディで実践力を磨きます。

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