若手社員の意欲を引き出す育成方法とは?対話術・育成計画・フィードバックで定着率を高める
若手社員の育成において、どのように意欲を引き出し、離職を防げばよいのか悩む場面は多いものです。現場での指導が計画通りに進まず、後輩との距離感に戸惑いを感じることもあるでしょう。本コラムでは、若手の内発的動機を高めるコーチングと、着実な業務習得を促すOJTを組み合わせ、信頼関係に基づいた効果的な指導法を提案します。
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自発的な行動を促すための対話術

部下や後輩のパフォーマンスを向上させるためには、まず相手の承認欲求を満たし、内発的な動機づけを行うことが重要です。日々のコミュニケーションの中で、相手を褒めるポイントを多く見つけ、まずは具体的な「行動」を、その後に「能力」を褒めるという順序を意識すると効果的です。また、つい口にしてしまいがちな否定的な質問は、肯定的な表現に言い換える工夫が求められます。
キャリアサポートにおいては、相手の「こだわり」や「やりがい」を把握するためのフレームワークを活用し、信頼関係を築く必要があります。相手を動機づけるためには、以下の3つの視点を用いた質問話法を使い分けることが有効です。
- オープン・クローズド質問
- 未来質問
- 過去質問
相手との信頼関係であるラポールを構築したうえで、GROWモデルなどのフレームワークを用いて育成目標を作成し、伴走する姿勢を示すことが大切です。
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部下の主体性を引き出し、自ら考え行動できる人材へと育成するためのコーチング手法を実践的に学びます。
信頼関係を築くための傾聴スキルや、相手の気づきを促す質問力、目標達成に向けた動機づけのポイントを習得します。
組織全体で支える計画的な育成基盤

育成を場当たり的なものにせず、着実に成果へつなげるためには、用意周到な準備と計画が不可欠です。まずは「何を」「いつまでに」「誰が」「どうやって教えるか」を明確にした育成計画を策定します。特に実務能力の習得だけでなく、仕事に対する「考え方の軸」を確立させる視点を持つことが、自走できる人材を育てる鍵となります。
日常の指導では、具体的な指示を出すだけでなく、その内容が正しく理解されたかを確認し、報告や相談をしやすい環境を整える必要があります。育成計画を立てる際は、以下の3つのステップを意識します。
- ステップごとの目標設定
- 目標の細分化
- 指導のプロデュース
指示を出す際は、相手が理解しやすいよう具体的に伝え、必要に応じて自身の感情を伝える「Iメッセージ」を活用すると、ハラスメントを避けつつ適切な影響を与えられます。
【公開講座】OJT研修~部下・後輩指導の基本スキルを習得する(2025年版)
OJTトレーナーとして求められる役割を理解し、行き当たりばったりではない計画的な指導を行うための基礎を固めます。
業務の教え方、褒め方・叱り方、進捗管理の方法など、若手社員が早期に戦力化するための具体的な指導スキルを身につけます。
指導スキルの継続的なブラッシュアップ

一定期間の指導を経た後は、自身の育成方法を客観的に振り返り、さらなる改善を図る必要があります。指導者自身のモチベーション低下やコミュニケーションのマンネリ化を防ぐためにも、これまでのプロセスを整理する機会を設けるべきです。
自身の指導を振り返る際は「KPT法」が有効です。これは、Keep(継続)、Problem(課題)、Try(挑戦)の視点で現状を整理する手法です。また、指導対象となる後輩の特性を以下の4つの欲求タイプに分類して把握することで、より適切な関わり方を選択できるようになります。
- 達成欲求タイプ
- 権力欲求タイプ
- 親和欲求タイプ
- 回避欲求タイプ
さらに、後輩の成長を促進するためには、フィードバックの質を高めることが欠かせません。以下の4つの要素を組み合わせて伝えることで、後輩は次に取るべきアクションを明確にイメージできるようになります。
- Can(後輩がよくできた点)
- Keep(今後も継続すべき点)
- Change(今後改善すべき点)
- Try(今後挑戦すべき点)
【公開講座】(経験者向け)OJT指導者研修~育成方法を振り返り、フィードバック力を高める
これまでの指導経験を振り返り、自身の指導スタイルの癖や課題を客観的に見直すことで、指導力の向上を図ります。
後輩のタイプに合わせた指導アプローチや、成長を促進するフィードバックの技術を磨き、より効果的な人材育成を目指します。
寄り添う指導で組織の定着率を高める
若手社員が組織に定着し、早期に戦力として活躍するためには、画一的な指導ではなく、一人ひとりのキャリア観や悩みに寄り添う姿勢が不可欠です。コーチングによる動機づけと、OJTによる計画的なスキル伝習を組み合わせることで、育成の効果は最大化されます。指導者自身も定期的に自身のスキルを見直し、アップデートし続けることが、活気ある職場づくりへの近道となります。これらの要素を体系的に習得できる「公開講座セットプラン」を活用し、組織全体で育成力を強化していきましょう。
寄り添い育てる人材育成力強化プラン~若手の成長を促し、組織に定着させるコーチング×OJT
このように、「主体性を引き出す対話」「計画的な実務指導」「指導スキルの振り返り」という3つの視点から、段階的かつ実践的にスキルを高めていくことが可能です。そして、これらを一貫して体系的に学べるのが、インソースの公開講座セットプラン 「寄り添い育てる人材育成力強化プラン~若手の成長を促し、組織に定着させるコーチング×OJT」 です。
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