自分で考えて動ける新人・若手の育成~年次ごとに遭遇しやすいケースで問題解決力を高める

入社1~3年目の若手社員について、多くの企業が共通して挙げる育成課題が「いわれたことはできるが、+αが弱い」という点です。自ら課題を見つけ、考え、動くといった主体性や問題解決力が十分に育っていないように見受けられます。
一方、人手不足が深刻化する昨今では、若手のうちから複数の業務を並行して進めたり、関係者と調整・交渉を行ったりする場面が急増しています。指示待ちの姿勢のままでは、すぐに組織のスピードに追いつけなくなってしまいます。
こうした背景から、インソースは、実務に直結するケーススタディを通じて自分で考えて動く力(=問題解決力)を段階的に高めていく「ケースで学ぶシリーズ」を開発いたしました。
ケースで学ぶ入社1~5年目向け問題解決ワークショップシリーズ
本シリーズは、周囲との関係性構築、スピーディな判断、優先順位の整理など、日々の業務に直結するスキルが実践形式で身につく新しいプログラムです。
特徴1:問題解決に必要な30個のスキルをもとに、年次に合わせてケースを作成
本シリーズは、当社が定義した「問題解決に必要な30のスキル」を基軸に、年次ごとに遭遇しやすい課題をピックアップしました。階層ごとの到達イメージが明確です。
特徴2:正解がない場面設定の問題に取り組み、自分で考えて動ける人になる
本シリーズの特徴として、講義形式で学ぶのではなく、実際に考え抜き、議論し、発表するなかで問題解決力を「鍛える」ことに、主眼を置いています。「先輩が不在の中でデータを消してしまった」「納期遅延を顧客に説明しなければならない」などの現場で起こりうるシナリオをもとに、どのように行動すればよいか考えます。さらに、メンバーとの議論を通して気づきを得、思考を深めることで、正解のない状況でも的確に対応する力を鍛えていきます。
期待の新人・若手に対して「単なる知識習得ではなく、実務を前提とした状況対応力を身につけてほしい」と考えている方におすすめです。
【ケースで学ぶシリーズ】入社1年目向け問題解決ワークショップ(1日間)
本ワークショップでは、大事なデータの誤削除、自身のミスによる納品遅延などの、1年目社員が直面する可能性のある問題を取り上げ、グループで討議しながらどのように対応するかを考えます。
受講者同士のディスカッションを通して、多様な視点で気づきを得つつ、タスクの優先順位や考慮すべき要素などを踏まえた対応スキルを鍛えます。
【ケースで学ぶシリーズ】入社2年目向け問題解決ワークショップ(1日間)
本ワークショップでは、タスク管理や後輩指導、クレーム対応、顧客との交渉など、2年目社員が実際の業務で直面する可能性のある問題を取り上げ、グループで討議しながらどのように対応するかを考えます。
社会人2年目は、指示待ちから脱却し、後輩の手本となる行動が求められる重要な時期です。現場ですぐに活かせる問題解決力を実践的に身につけます。
【ケースで学ぶシリーズ】入社3年目向け問題解決ワークショップ(1日間)
本ワークショップでは、非協力的なメンバーの説得やクレーム対応などのさまざまな想定外の事態のケースを読み、どのように対応すべきかを討議します。
社会人3年目は、任される仕事の量が増えレベルも上がり、複雑で困難な状況に遭遇しやすくなります。要素が入り組んだ問題に何度も取り組むことで、スピーディに判断し解決に向けてタフに動ける若手社員を育成します。
【ケースで学ぶシリーズ】入社4年目向け問題解決ワークショップ(1日間)
本ワークショップでは、さまざまなメンバーとの信頼関係構築や顧客のクレーム応対、上司の説得、他部署との連携など、視野を広げて取り組む必要がある状況設定のケーススタディを用意しています。
社会人4年目は、これまでに培った経験やスキルを土台として、中核人材としての自覚を持ち始める時期です。1日かけてじっくりと取り組みながら対策を考えることで、4年目として必要なスキルを実践的に獲得することができます。
【ケースで学ぶシリーズ】入社5年目向け問題解決ワークショップ(1日間)
本ワークショップでは、重要顧客との厳しい交渉、部署間の利害調整、不確実性の高いプロジェクトの立ち上げなど、リアルなシチュエーションを想定した6つの課題に1日をかけて取り組みます。
社会人5年目は、組織やチームの中核としての役割が期待される重要な時期です。1年間の経験を1日に凝縮したような濃密な体験を通じて、実践的な対応力と高い経験値を獲得できます。
研修のゴール
- 問題が及ぼす影響範囲を正確に把握し、状況に合った結論を導き出せる(1年目)
- トラブルが起こった際に、冷静に状況を見極め相談できる(2年目)
- データに基づいて分析・判断し、提案まで行える(3年目)
- メンバーを巻き込み、プロジェクトを成功に導ける(4年目)
- トラブルへの対処をきっかけに、中長期的かつ組織的な業務改善につなげられる(5年目)
セットでおすすめの研修・サービス
シミュレーション研修
本シリーズでは、実際にビジネスの現場で起こるシチュエーションを想定したワークやロールプレイングを体感することで、ビジネススキル上の課題をあぶりだすことができます。
知識をただ得るだけではなく、演習をふまえて自身の体験や経験を振り返り(省察)、学びを得て(概念化)、学んだ知識を応用した更なる実践(実験)します。
コンサルタント養成シリーズ
コンサルタント養成シリーズは、コンサルタントに求められる基本的な実務スキルをテーマ別で学べるシリーズです。業務改善やDX推進といった、社内プロジェクトはもちろん、顧客へのソリューション提案や、経営層向けの新規事業提案など、幅広い業務に活かすことができるスキルをまとめて学ぶことができます。













