
「あのチームは、働いているメンバーのモチベーションが高い」
「あのチームは生産性が高い」
「あのチームは成果を出し続けている」
「イノベーションを生むのは、いつも、あのチーム」
そんな風に評価される「強いチーム」を実現するために必要なのは、リーダーを含めた、チームメンバー間の「相互理解」と「信頼関係」です。
・メンバーがそれぞれ考えていることや思っていることを、どれだけ互いに理解しているか
・仕事に対する思いやこだわり、働くモチベーションについて、どれだけ互いに知っているか
・リーダーの考えや人となりを、どれだけメンバーが知り、信頼および尊敬できているか
チームメンバーが互いに自己開示し合い、自由に発言ができ、時には指摘し合える関係性を築くためには、個人が互いに認め合い、安心できる環境づくりが欠かせません。
多くの社会人・ビジネスパーソンにとって、自分のことや自分の思いを深く話す機会は意外と少ないものです。
日々業務が忙しく、パソコンのモニタ画面との「にらめっこ」が多い状況では、個々人の考えや価値観を共有し合うことは、想像以上に難しいものです。
心理的なハードルが高いだけでなく、物理的に時間を設けることが厳しいのも現実でしょう。
プロジェクトや業務を通じて、互いの人となりを徐々に理解していくことはできるかもしれません。 しかし、よりスピード感と「わくわく感」を持って、関係性の濃いチームづくりを実現したいと考える チームのリーダー、メンバーは、意外と多いのではないでしょうか。
本ワークショップでは、様々な色や形をしたプラスチック製の組み立てブロック玩具を活用します。 その活用用途は「玩具」だけにとどまらず、「表現するツール」としても注目を浴びています。
これらのブロックを組み合わせて、新しい「何か」を参加者の皆さまに表現していただきます。
その「何か」は、「自身の強み」「夢」「仕事のモチベーション」「会社への思い」など、様々です。
それぞれがブロックで表現した、その「何か」について、講師・ファシリテーターは質問を投げかけていきます。
「あなたは、どんなことを考えて、この表現をなさったんですか?」
参加者は答えます。
「私は○○という言葉を聞いて、こんなことを考えたんです」
講師・ファシリテーターは、意見共有を促します。
「それは素敵ですね。隣のあなたは、それを聞いて、どう思いますか?」
「とてもいいと思います。私も○○さんと同じように、こんなことを思って、こんな風に表現してみました」
「そのお隣の方、△△さんはいかがですか?」
「ちなみに、私は、こんなことを思って、こんな表現をしてみました」
「ありがとうございます。では、次は◇◇について表現してみませんか?作っていただいたら、それぞれに思っていることを打ち明けていただきますね」
※「LEGO(R) SERIOUS PLAY(R)」をワークショップで使用するためには、特定のトレーニングの受講が必要です。
本ワークショップは、インソースおよびグループ会社のミテモに所属する、トレーニングを受講したファシリテーターが担当いたします。

ワークショップでは、以下を実現いたします。
①自己の振り返り および 自己の価値観の言語化
表現する→それについて訊かれる→自分の言葉で答え語る・・・
このサイクルを通じて、自分でも気づいていなかった「自己」について理解を深め、さらに、それを言語化していきます。
②お互いの考えや思いの共有
職場・現場のコミュニケーションでは、深く話したことがないこと、
聴き深めることができなかったことを互いに伝え合って共有していきます。
③より深い相互理解と信頼関係にもとづくチームビルディング
お互いに考えや思いを共有し、それを受け止め合うことで、深い相互理解と
それを基にした信頼関係の構築を実現していきます。
上記のとおり、普段の職場では知りえなかったメンバーの顔を知ることになります。ブロックを用いたワークショップを実施いただいた後に、マネジメント研修や企画力研修などを企画いただくと、より理解の深まったメンバーについてのマネジメントを考えたり、 より本音で話し合える状態でアイディアを伝え合ったりすることができます。
ブロックを用いたワークショップを実施した後にオススメの研修をご紹介いたします。
▶管理職向け研修~組織が求める「成果を出し続けられる存在」になるために
本ページでご紹介したレゴブロックを用いたワークショップは、「LEGO(R) SERIOUS PLAY(R)を活用したワークショップ」と呼ばれるものです。
この「LEGO(R) SERIOUS PLAY(R)」は、レゴ・グループの登録商標です。
「LEGO(R) SERIOUS PLAY(R)」とは、テーマに合わせて自らの考えをブロック玩具で表現するワークや参加者同士の対話を通じて、問題解決のみならず、自分の思考や他者の価値観を理解することもできる、ワークショップの新たな運営手法のひとつです。
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