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スキルアセスメントで社員の能力を可視化し、組織力を底上げする方法
活発な組織を中長期的に運営していくためには、社員一人ひとりの「能力の可視化」は必要不可欠です。スキルが見えなければ、適材適所の配置や育成計画が立てられず、結果として人的リソースが最大限に活かせません。
本コラムでは、スキルアセスメントを活用して社員の能力を可視化する具体的な手法と、昇格試験への活用、さらに組織全体への波及効果についてご紹介します。最後に、インソースのアセスメントサービスもご案内いたします。
なぜ今、スキルアセスメントが求められているのか
人的資本経営が注目されている中、より、個々の人材の価値を高め、組織の成長を長期的な視点で高めていく必要があります。
「経営戦略」と「人材戦略」を繋げ、個々のスキルや業務遂行力を客観的に把握し、変化が激しい時代に対応できる人材が求められています。
感覚や過去の実績に頼る人事評価だけでは、社員の本来のポテンシャルを見逃す恐れがあります。そのため、スキルアセスメントを活用することで、「何ができるのか」「どこを伸ばすべきか」が明確になり、人材マネジメントの精度が向上します。
スキルアセスメント導入のメリット
１. 社員の能力を客観的に把握できる
アセスメントにより、知識・スキル・マインドなどの多角的な視点から個人の能力を数値化できます。これにより、主観に偏らない人材評価が可能となります。
２. 昇格・昇進の基準を明確にできる
アセスメント結果を昇格試験の一部として活用することで、昇進に必要なスキルの可視化ができ、社員にも納得感を持ってもらうことができます。
３. 育成計画の精度が高まる
個々の課題や強みが明確になることで、ＯＪＴや研修計画においても的確な指導が行えます。組織全体として育成に無駄がなくなります。
スキルアセスメント実施のステップ
導入時には、以下のようなステップを踏むことが効果的です。
- ステップ１：評価項目の設定
業務に必要なスキルや行動特性を整理し、職種・等級ごとに求める要件を明確にします。 - ステップ２：アセスメントの実施
筆記試験形式、ケーススタディ形式、Web形式など、業務特性に応じた手法を選定します。 - ステップ３：フィードバックと育成方針の策定
アセスメント結果は、対象者本人にも共有し、今後の育成計画やキャリア支援に活用します。
オプション対応やカスタマイズで柔軟な設計も可能
アセスメントは画一的な設計では十分に効果を発揮しません。職種や等級、企業文化に応じて設問や評価基準をカスタマイズすることで、より高精度な分析が可能です。また、評価者研修やフィードバック面談のサポートなど、実施後のフォローも大切です。
階層別テスト｜ビジネスで必要な「知識」と「活用力」を測定するテスト
インソースでは、各階層に求められる知識と活用力を測定する「階層別テスト」を提供しています。
昇格試験にも使える設問パターンや、結果表示の調整、分析レポートなどのオプションにも対応しています。
セットでおすすめの研修・サービス
約３カ月で現場の意見も反映した教育体系を構築するプラン
数多くの企業・団体の人材育成体系構築サービスを受託してきたインソースが、業種や企業の成長段階に合った教育体系を構築いたします。
プロジェクトのキックオフから約３か月で成果物の作成・提出までを行うプランです。シンプルな育成体系にもとづいて実用性の高い人材育成策を打ち出します。
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研修内製化サービス
日本最大級の研修実施数を誇るインソースでは、研修の種類に合わせて適切な内製化の進め方をアドバイスさせていただき、テキストの作成から講師養成まで、必要な全ての要素の内製化をご支援いたします。
組織全体の研修体系を構築したうえで、各研修の外注、内製の意向に合わせた、トータルでの研修設計をコーディネートしていくことができます。教材を自社向けにカスタマイズして作成し社内講師に登壇させたい、煩雑な受講者の管理業務をスリム化したいなど、お困りのプロセスに範囲を絞ってご依頼いただくことも可能です。
