「新人研修、本当に効果はある?」入社1年目が語る受けてよかった3つの研修とは

新人研修を導入しても、本当に社員が成長するのか不安に感じたことはありませんか。
教材や座学だけで終わってしまう研修では、現場での即戦力にはつながりません。しかし、入社1年目の社員が「受けてよかった」と声を揃える研修には、共通するポイントがあります。
本コラムでは、入社1年目の新人にインタビューし、仕事のやり方や考え方を変えるきっかけとなったという3つの研修を紹介します。
受けてよかった研修① ビジネス基礎
◆「言われたことをやる」から「目的を考えて動く」へ
入社直後に受けたこの研修では、「会社で働くとは」「報連相とは」といった社会人としての基本を学びました。当初はただ指示をこなすだけでしたが、研修を通して目的を理解して動く意識が芽生えました。「なぜこの作業が必要なのか」を考えることで、自分の役割を理解し、仕事への主体性が生まれたのを実感しました。
◆考えて動くことで仕事が変わる
今では、上司の依頼に対しても「この仕事で誰にどんな価値を届けたいか」を意識できるようになりました。目的を踏まえた提案や改善の発信ができるようになり、仕事の手応えも大きくなっています。また、名刺交換やビジネスマナーを実践的に学んでいたおかげで、配属初日から安心して動けたことも印象に残っています。
受けてよかった研修② ロジカルシンキング
◆「で、結論は?」と言われない自分へ
配属当初は報告がうまくまとまらず、上司から「結論は?」と聞き返されることがよくありました。研修では、「結論→理由→具体例」という伝え方の型を身につけ、考えを整理する力が鍛えられました。相手にとってわかりやすい順序で話す大切さを実感し、報連相の質が格段に上がりました。
◆話の型が自信に変わる
今では、自然と結論から伝えることができるようになり、上司やお客様から「話が整理されていてわかりやすい」と言われます。お客様との会話内容をまとめて提案書に落とし込む場面でも、この研修で学んだ思考の整理法が生きています。
受けてよかった研修③ レジリエンス
◆「失敗=成長のチャンス」という視点
慣れない仕事でうまくいかない日もありましたが、この研修で出会ったのが「失敗=成長のチャンス」という考え方でした。感情の整え方や気持ちの切り替え方を学び、落ち込む時間を短くし、次の行動へ切り替えられるようになりました。トラブル対応でも冷静さを保てるようになり、上司から「頼もしくなったね」と言われたときは成長を実感しました。
◆挑戦することが怖くなくなった
この研修をきっかけに、失敗を恐れず挑戦できるようになりました。「ダメな自分」ではなく「成長途中の自分」と捉えることで、前向きに行動できるようになり、経験を重ねるたびに自信が育っています。
新入社員研修まとめ
新人研修はその後の仕事の姿勢、成長スピード、挑戦への意欲を左右する大切な土台です。当社では、近年の新入社員の傾向を踏まえ、よくある課題を解決する基本的な研修はもちろん、これからの時代に対応した最新の研修を取り揃えています。
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