行政向けロジカルシンキング能力向上
研修の特徴・目的
行政のロジカルシンキングにおける組織課題
多くの関係者が存在する職場だからこそ、論理的思考が必要
自分の考えや組織の方針を誤解なく相手に伝えるためには論理性が必要です。さまざまな関係者を巻き込みながら進める業務が多い職員のみなさんにとって、大変重要なスキルといえます。職場内で上司へのホウ・レン・ソウや他部署との折衝がうまくいかないのは、このスキルが不足していることが原因かもしれません。また、窓口で市民への代替案の提案や関係機関への新規施策の提案などの「外部への伝え方」を考える際にも、論理的思考力は欠かせません。
思考法が「わかる」ではなく、「実践できる」になるために
ロジカルシンキングとは一貫して筋が通っていて矛盾がない考え方のことですが、ビジネスにおいては考え方の筋道が通っているだけでは不十分で「相手が納得できるか」も重要なポイントです。当社では、全国の行政組織向けに、単なる知識やノウハウの体得で終わらせず、ワークによる実践を通して具体的な業務スキルを身につけ、総体的な業務改善の素地をつくる研修を数多く提供しています。
行政向けロジカルシンキング能力向上に関する研修のポイント
ロジカルシンキングはすべての業務に通じる基本思考
当社のロジカルシンキング研修は、そもそもロジカルシンキングとは何かという概念を正しく認識することから始めます。基本のフレームワークについて講義を通して理解しつつ、実践演習でアウトプットを繰り返すことで論理的な対話の仕方を体得できる構成です。住民のニーズに寄り添う窓口対応、報告書の作成など、あらゆる業務を下支えする基礎の基礎ともいえる考え方を身につけることができます。
業務の目的に沿った思考法を学ぶ
ロジカルシンキングだけでなく、業務の目的に合わせた思考法を学ぶこともおすすめです。例えばクリティカルシンキングは、これまで見逃していた部署の問題発見や、形骸化している無駄な資料作成業務の廃止に役立ちます。またラテラルシンキングは、地域交流企画のためのアイデア創出や従来にはない業務改善案を提起した場面で活用できます。当社ではその他にも、主張をわかりやすく伝えるための図解思考や仮説思考など、ロジカルシンキングから展開するさまざまな思考法を学ぶコンテンツを開発しています。
職場でいかにロジカルシンキングを活用するか
ロジカルシンキングはフレームワークや考え方を理解するだけでなく、実務で使えるようにならなければ意味がありません。日常業務では忙しい上司に端的に報告・連絡・相談をすることが求められますし、職場内の連絡会議や住民に対する説明会や関係団体への参加誘致活動では相手が納得できるようにこちらの意図を伝えるスキルが問われます。
そのような仕事のコツやノウハウを身につけるうえでは、ロジカルシンキングをベースに、実務に即したポイントを学べる研修がおすすめです。利用者からのクレームに毅然と応対できるようになりたい、難しい交渉や折衝にも自信をもって臨みたい、忙しくても成果の上がる指導をしたい、といったお悩みに応える当社の研修にも、論理的思考はエッセンスとして盛り込まれています。
行政向けロジカルシンキング能力向上 受講者の声/研修の感想
- 話の組み立て方を学ぶことができました。主観的な話し方になっていないか、全体像をきちんと見ることができているかを見直します。(2024年2月/介護・福祉)
- 資料を作る際、どの図を使うとわかりやすいかを気にせず作っていたと思いました。今後は図が与える影響を考えて作るようにします。(2024年2月/その他市区町村など)
- 業務改善時に必要な根拠などを、今後視野を広げて抽出できそうだと感じました。根拠となるデータを集めるときに、仮説が正しいことを前提にしないように気をつけます。(2022年11月/中央官庁・国家機関)
- さまざまな立場の人に意図を伝えるために、ロジカルシンキングを活用します。相手に納得してもらえる簡潔でわかりやすい話し方を意識します。(2022年1月/その他市区町村など)
- 目的と結論、根拠と具体例の関係を意識して、日々の自己の業務を点検します。組織目標や目的と関連しない無駄・不必要なことをしていないか、改善を怠っている業務がないかを確認します。(2021年11月/その他市区町村など)
官公庁・自治体向け研修・サービスの評価
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- 年間総受講者数
- 259,966名
- 内容をよく理解・理解
- 94.1%
- 講師がとても良い・良い
- 92.1%
※2023年10月~2024年9月
スキル成分表~カテゴリ別ラインナップ
行政向けロジカルシンキング能力向上 おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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全員の思考力を鍛え、役割に応じた主体的行動を促すプラン
1年間で、全社員が階層に応じた役割認識や必要なスキルを強化する研修を各自が受講するプラン。変化の激しい外部環境に対して危機感を持ち、行動を起こせる人材を育てる
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若手・中堅のコミュニケーション力、思考力を鍛えるプラン
若手・中堅が自信を持って働けるように、どの環境でも必須のコミュニケーション力と思考力を学ぶ。アセスメントテストの結果に応じて、各自がレベルに合った研修を受講する
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コンセプチュアルスキルを体系的に鍛えるプラン
各階層・役割・プロセスごとに適した教育体系を用意することで、本質を捉え、ビジネス上の結果を生み出すコンセプチュアルスキルの向上を目指すプラン
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動画とアセスメントで組織戦略の礎となる論理力補強プラン
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共感力と論理力の両輪で世代間ギャップを克服するプラン
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関係者に効果的に意図を伝え職場の業務効率を高めるプラン
行政向けロジカルシンキング能力向上 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
階層やニーズ別のプログラム
行政向けロジカルシンキング能力向上 ワークショップ
行政向けロジカルシンキング能力向上 動画教材・eラーニング
行政向けロジカルシンキング能力向上 おすすめサービス
行政向けロジカルシンキング能力向上 Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
行政向けロジカルシンキング能力向上 読み物・コラム
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若手こそ「ロジカルシンキング」を学ぶべき理由
研修会社インソースの人材育成コラム「三分間研修学-若手こそ「ロジカルシンキング」を学ぶべき理由」です。ビジネスに必須なロジカルシンキング(論理的思考力)は、後天的に身につけやすいものです。書く、話すなどのアウトプットから逆算して組み立てた研修を行い、実践に使える能力として論理的思考力を鍛えることが大切です。
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思考力の使い方~クリティカル・ラテラル・ロジカルシンキング
本ページでは、ビジネスに役立つ様々な思考法の意味、コツや留意点などを入門的にお伝えします。特に代表的な「ロジカルシンキング」「クリティカルシンキング」「ラテラルシンキング」の活用方法を重点的に解説します。
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課題選びが問題解決のカギを握る
「経営は問題解決の連続である」とは、多くの経営者の方々が口にしてきた言葉ですが、まさに、経営トップから現場スタッフまで、仕事に関わるあらゆる人にとって、「問題解決」とは、避けることの許されない重いテーマといえるでしょう。
研修のプロがお答え行政向けロジカルシンキング能力向上 全力Q&A
お客さまから「行政向けロジカルシンキング能力向上」に多く寄せられるご質問を掲載しております。
ロジカルシンキング研修を階層ごとに受けさせたいのですが。
ロジカルシンキング研修は、ある程度受講者さまの経験年数や、レベル感が同じぐらいの方々で実施することによって、効果性も高まるものです。 以下のように、階層や受講者レベルに応じてカリキュラム内容を調整しています。研修バリエーションについてはお気軽に営業担当へご相談ください。
対象:新人・若手
(半日研修)なぜなぜ分析研修~考えるクセをつける
対象:中堅社員以上
ロジカルシンキング研修
対象:以前ロジカルシンキングについて学んだことのある方
ロジカルシンキング研修(実践編)~論理的思考による問題解決(1日間)
そもそもロジカルシンキングを研修でやる必要はありますか?フレームを学ぶだけなら書籍で充分にも思えます。
必要である、とお答えさせていただきます。「知っている」と「できる」の違いが顕著に表れるのが本研修です。MECEやロジックツリー等をご存知の方は多いですが、実際にあるテーマをヌケモレなく分類する、ロジックツリーを作成してo what?とwhy so?を行き来するようなワークに取り組んでみて初めて、奥深さや難しさに気付き、「わかったつもり」から脱却し、内省できます。まずは「空港に来る人を分類する・テレビ番組を分類する」などのフレームを使いこなす簡単なエクササイズから始め、徐々に「営業活動にiPadを導入するべきか?」「わが社も社内公用語を英語にするべきか?」などの難易度の問いに挑戦する設計をしています。
とにかく、すぐに研修をやりたいんですが、対応できますか?
もちろん、対応いたします。大至急であれば、1週間を目安にお時間を頂戴することで、研修実施が可能です。その場合、細かいカリキュラム内容のカスタマイズはお受けできず、弊社において実施実績の多い標準版テキストの中からお選びただくという点につきましてはご容赦ください。研修効果が最大限高まるよう、弊社の総力を挙げて研修のクオリティ向上に尽力いたします。まずは弊社営業担当までご相談ください。
お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
利用者・住民対応のほか、たくさんの関係者と協働するうえで欠かせない論理的思考を身につける