インソース マーケティング&デザイン室

「歯車」から「推進力」へ仕事の充実度が劇的に変わる~チームと協働する「自律型社員」への道

多くの人が、仕事のスキル以上に「人との関わり方」で悩んでいます。チームで働くことの難しさや、言いたいことがうまく伝わらないもどかしさ。これらの悩みは、仕事の生産性を下げるだけでなく、あなた自身の働きがいを奪ってしまうかもしれません。

しかし、それは決して能力が足りないからではなく、チームワーク仕事の進め方コミュニケーションに、課題があるのかもしれません。

本コラムでは、そんな課題を乗り越え、チームに貢献しながらイキイキと働くためのヒントをご紹介します。

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チームで成果を出すための基盤を築く

チームで仕事を進める上で、働きがいとエンゲージメントを高めることは不可欠な要素です。チームへの主体的な関わり方を学ぶことで、仕事における充実感と達成感を自ら高めることができるようになります。

そのための原則として、「信頼」「責任」「疾走」「勝利」という4つのキーワードがあります。

信頼

チーム内で「信頼」を築くことは、心理的安全性を高めることに繋がり、メンバーが安心して意見を交わせる環境が生まれます。日々の挨拶や、メンバーの特性を理解し、お互いを認め合う姿勢が、良好な関係性の土台となります。自分の弱みも強みに言い換えることを実践したり、積極的にチームメンバーとコミュニケーションを取ることで、信頼関係はより深まります。

責任

「責任」を果たすためには、チームにとって不可欠な存在となる意識を持つことが重要です。これまでのスキルや経験、知識の棚卸しをし、自分の強みを活かして組織に貢献できることを見つけ出すことが、働きがいを高める第一歩となります。良いチームワークを築く環境を作るためにも、目を見て元気に挨拶することから始め、存在を承認する行動を意識すると良いでしょう。

疾走

チーム全員が共通の目標に向かって「疾走」するためには、ビジョンの共有が不可欠です。組織の方針や経営計画を確認し、自部署の方針と役割を理解することで、チームのあるべき姿や方向性を明確にできます。日々の業務を通じて、これらのビジョンをすり合わせ、スピードと集中力を持って取り組むことで、チーム全体の推進力が高まります。例えば、目標を数値化できる工夫を普段から意識し、曖昧な目標を具体的な行動に落とし込むことが大切です。

勝利

「勝利」を目指すことは、日々の小さな達成感の積み重ねから始まります。大きな目標を達成するためには、小さな勝利を積み重ねていくことが重要です。今期の目標が測定可能なものになっているかを確認し、数値化できない目標についてはサブ目標を設定するなど、具体的に行動することで、日々の業務に「勝利」を見出すことができます。これは、自分自身の行動からチーム全体の収益向上へと繋がる大切なステップです。

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若手社員がチームに主体的に関わることで、仕事のやりがいや充実感を高めることを目指します。

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業務推進力を高め、自身の成長へと繋げる

業務の推進力を高め、成長し続けるビジネスパーソンになるためには、仕事の進め方の基本スキルを習得し、PDCAサイクルを効果的に回すことが重要です。

特に、入社して数年が経過し、業務に慣れてきた若手社員にとって、仕事の進め方における課題は多く、自律的な成長には自身の役割認識とPDCAサイクルの実践が鍵となります。

業務を効率的に進めるために

以下のステップを意識することが大切です。

  1. 組織における自分の役割を考える:会社や組織の目的を理解し、上司や先輩、お客さま、そして社会といった様々な視点から、自分に求められる仕事の仕方を多面的に考えることで、自身の役割を明確に認識できます。
  2. PDCAサイクルを回す:計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)のサイクルを過不足なく回し続けることで、成果を出し続けることができます。自身の業務をこのフレームワークに落とし込み、定期的に振り返り、改善を重ねることが成長に繋がります。
  3. タイムマネジメントを行う:業務を具体的に洗い出し、「重要度」と「緊急度」のマトリックスを使って優先順位をつけます。これにより、突発的な仕事にも上手く対応し、計画通りに業務を進める心構えができます。
  4. 問題の発見と解決に取り組む:普段の業務で発生する問題を見つけ出し、原因の追究から具体的な対策、そして再発防止策までを計画的に考えることで、同じミスを繰り返さずに業務の質を向上させることができます。

【公開講座】(若手向け)仕事の進め方研修~PDCAを強化する

PDCAサイクルの基本的な回し方を理解し、業務推進力を向上させるための研修です。

自分の役割を認識し、自律的に業務を進めるためのスキルを習得します。

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円滑なコミュニケーションで課題を解決する

言いにくいことを相手にうまく伝え、関係者と円滑なコミュニケーションを図ることは、仕事を進める上で非常に重要です。

特に、相手の状況や気持ちを尊重しながらも、自分の主張を正直に伝える「アサーティブコミュニケーション」の手法を習得することは、ストレスを軽減し、より充実した仕事に繋がります。

アサーティブなコミュニケーションを実践するために

以下の点に意識を向けると良いでしょう。

  • コミュニケーションパターンの把握:自分がアサーティブになれない具体的な場面を客観的に知り、現状を理解することから始めます。
  • 意見を伝える際の考え方:自分の意見を伝える前に感情を整理し、アサーティブな思考を持つことが大切です。この時、「思考のクセ」を知ることで、変えるべき考え方を認識できます。
  • 心構えの理解:コミュニケーションは往々にしてねじれて伝わるものだと理解し、非言語要素の一般的なイメージも踏まえて、どのように伝えるべきかを考えます。
  • 具体的な伝え方の習得:状況を客観的に伝え、相手の話を受け止め、その言葉に反応を示すことで、相手との関係性を築きます。自身の考えを伝える際には、「I(アイ=私)メッセージ」を活用することで、相手に反発を与えることなく、自分の主張を伝えることができます。
  • ケーススタディと実践:具体的なケースを通じてシナリオ作成やロールプレイングを行い、自身の課題に対してアサーティブに対応する練習を繰り返すことで、実務で活かせるスキルが身につきます。例えば、異動してきたベテラン従業員への手順変更のお願いや、多忙な中での説明会への参加断りなど、具体的な場面での実践練習が有効です。

【公開講座】アサーティブコミュニケーション研修~自他尊重のスタンスで言いにくいことを伝える

自分の意見を正直に、かつ相手を尊重しながら伝える「アサーティブコミュニケーション」のスキルを身につけます。

職場での人間関係を円滑にし、ストレスを軽減しながら働くことを目指します。

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自律と協働で組織に貢献する

職場でのコミュニケーションや業務遂行において抱える様々な課題は、個人の能力向上だけでなく、チームとしての生産性向上にも直結します。今回ご紹介した各視点、すなわちチームワークの強化、仕事の進め方の見直し、そしてアサーティブなコミュニケーションの習得は、いずれも主体的に行動し、周囲と協働しながら成果を出すために不可欠な要素です。

これらのスキルを身につけることで、コミュニケーションに対するストレスが軽減され、仕事に積極的に参加できるようになります。その結果、自分に自信がつき、さらに仕事が充実するという良い循環が生まれるでしょう。

若手向けチームワーク強化プラン~仕事の質を高めチームに貢献する

このように、「チームワーク」、「仕事の進め方」、「コミュニケーション」という3つの視点から、段階的かつ実践的にスキルを高めていくことが可能です。そして、これらを一貫して体系的に学べるのが、インソースの公開講座セットプラン 「若手向けチームワーク強化プラン~仕事の質を高めチームに貢献する 」です。

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