2023年2月20日
個人に対してリスキリングに取り組んでいるかを尋ねたところ、取り組んでいる(60.0%)または今後取り組む予定(29.5%)と回答した人が89.5%に上ったことが、人材サービスのパーソルキャリア(東京・千代田、瀬野尾 裕社長)が実施した「doda ビジネスパーソンと企業の転職意識ギャップ調査」で明らかとなった。
企業に対して現状の社内でのリスキリング推奨状況を聞いたところ、「取り組んでいる」と回答したのは38.0%に留まる結果となった。
個人を対象に「取り組んでいる」の回答内訳をみると、「現在自発的に個人で取り組んでいる(40.0%)」、「現在勤務先の指示/推奨で取り組んでいる(20.0%)」となった。これに対しパーソルキャリアは「個人の学びたい意向と企業の体制整備にズレがあることがうかがえる」と指摘する。
今後リスキリングを推奨していく予定の企業は約半数(44.5%)に上り、取り組んでいる企業と合算すると8割以上(82.5%)になった。
リスキリングに取り組んでいる個人と、リスキリングの推奨に取り組んでいる企業それぞれにその理由を尋ねると、共に一番多かったのは「スキル向上」という結果になった。
2位以下は異なる結果となり、特に個人においては2位が「転職活動を見越した自身の市場価値向上のため」(36.7%)だった。パーソルキャリアでは「リスキリングを、業務効率を上げる方法のみではなく、"転職を優位に進めるための方法"の一つとしても捉えている」と推測する。
転職活動を行う上で、リスキリング制度の充実具合により、企業への志望度合いがどう変化するかを尋ねたところ、個人では8割以上(81.0%)が「志望度合いが上がる」と回答し、企業も約7割(69.0%)が転職希望者の「志望度合いが上がると思う」と回答した。
パーソルキャリアでは「改めてリスキリングへの関心の高まりがわかるとともに、転職先選定にまで影響を与えていることが見て取れる結果」とした。
また、「個人にとって企業のリスキリング制度の充実度は、入社後スキルアップへの適切なサポートを受けられる安心感や、企業の市場変化への対応力として信頼性を示す指標になりえる」と指摘した。
個人向け調査は、2022年12月10日~14日、全国に住む、転職を検討している、または興味があってリスキリングを知っている20~30代男女会社員200人を対象にインターネットで実施した。
企業向け調査は、2022年12月10日~14日、全国に住む、リスキリングを認知している20代~60代男女中途採用・人事担当者200人を対象にインターネットで実施した。
配信元:日本人材ニュース
■関連読み物一覧
公開
若手のやる気を引き出す鍵は「ジョブ・クラフティング」~仕事の目的を問い直して成長の実感を生み出す
「最近の若手はすぐに辞めてしまう」「仕事に情熱を感じていない」それは本当にやる気がないのでしょうか。本記事では、今の世代の若手が仕事の意味を自ら再定義してやりがいを見出す方法を紹介します。
公開
40歳以上の「新しい価値観を受け入れにくい」壁を越える~ダグラス・アダムズの法則に基づく世代別体験と育成視点
人は年齢を重ねるほど新しい考えを受け入れにくくなるものですが、社会の変化スピードは年々早くなっています。ここでは作家ダグラス・アダムズが提唱した「テクノロジーに対する世代反応の法則」を起点に、従業員が若手のうちから人事部がいかにチャレンジ経験を設計すべきかを探ります。
公開
奨励金だけでは社員は伸びない~キャリア自律を促す資格取得支援の4つの新常識
奨励金だけでは社員のキャリアアップは不十分です。本記事では、学習サポートやキャリア活用、社内コミュニティ活用など、社員の成長と離職防止につながる資格取得支援の新常識を解説します。
公開
70歳まで活躍するためには?キャリアを持続させる3つのコアスキル
時代の変化に対応する即応力と、長く活躍するための普遍的なコアスキルが求められています。本記事では、3つのコアスキル(コンサルティング、プロジェクトマネジメント、データリテラシー)を効果的に習得するためのステップについて解説します。
公開
内省で変わる若手社員~強み発見と役割自覚で、働く意欲とキャリアデザインを高める
若手社員が日々の業務を振り返り、自分の強みや役割を再認識する「内省(リフレクション)」の重要性と効果を解説します。内省を通じてキャリアデザインや働く意欲を高める方法や、企業が支援する際のポイント、具体的な研修の活用法まで詳しく紹介します。
公開
社員の金銭トラブルを防ぐ!人事部門が講じるべき予防策~お金の基本を知ることはオトナのたしなみ
社員の金銭トラブルは、個人の生活にとどまらず職場や取引先に悪影響を及ぼします。金融リテラシー不足が背景にあることも多く、人事部門には予防と対応の両面での役割が求められます。トラブルの背景、組織に及ぶリスク、そして人事部門が取るべき具体策や金融教育の導入方法をまとめたページです。
公開
予測不可能で成功法則がないVUCA時代を生き抜く「越境」というキャリア戦略
VUCA時代に求められる「越境」というキャリア戦略。個人の主体的なキャリア形成を促し、組織全体の活力を引き出す具体的なヒントを、ジョブ・キャリアクラフティングとエフェクチュエーションの視点から解説します。
公開
MBAの本当の価値とは?~単なる知識の習得でなく、「思考のOS」をバージョンアップし、キャリアを拓く
MBAの価値は知識を得ることに限りません。むしろその本質は、「思考」のバージョンアップにより視座を高めることにこそあります。あなたのキャリアを切り開くMBAの学びについて解説します。
公開
キャリア自律を後押しするEAST理論と、手間がかからない研修運用の仕組みで、組織の成長を実現する
社員が主体的に学び成長する「キャリア自律」を実現するには、制度設計と運用の工夫が欠かせません。EAST理論を活用し、事務局の負担を抑えながら学びを促進する具体策をご紹介します。
■関連シリーズ一覧
■関連商品・サービス一覧
公開
成果をあげるチームマネジメント研修~ゆるい職場にメリハリを取り戻す(1日間)
公開
新入社員のための健康マネジメント〜睡眠から始めるコンディションづくり
公開
教育体系ツールをつくろう!ワークショップ(2日間)
公開
働く高齢者のための安全と健康管理
公開
50代向けキャリアデザイン講座~キャリアシフトに向けた意識変革と計画策定(スライド付き)
公開
キャリア支援面談研修~相談者に寄り添い、共に方向性を考える(1日間)
公開
主体性発揮研修~6つの行動で仕事の向き合い方を変える
公開
<課題解決ワークセッション>離職防止策策定(2日間)
公開
アンラーニング講座~思考の硬直化を防ぎ再成長を図る
下記情報を無料でGET!!
無料セミナー、新作研修、他社事例、公開講座割引、資料プレゼント、研修運営のコツ
※配信予定は、予告なく配信月や研修テーマを変更する場合がございます。ご了承ください。
配信をご希望の方は、個人情報保護の取り扱いをご覧ください。
無料セミナー、新作研修、他社事例、公開講座割引、資料プレゼント、研修運営のコツ

登録は左記QRコードから!
※配信予定は、予告なく配信月や研修テーマを変更する場合がございます。ご了承ください。
配信をご希望の方は、個人情報保護の取り扱いをご覧ください。
人事のお役立ちニュース