【新人向け】営業として成果を上げるには?社内で信頼を得るための3つの行動

営業職は社外との関係構築が主な役割と思われがちですが、実は社内での信頼構築こそが、成果を上げるための土台となります。営業活動にとっては、まず社内の上司や同僚からの信頼を得ることが、今後のキャリアを左右する重要なステップです。
本コラムでは「営業担当者として、まず社内に信頼される」ために必要な行動について解説します。
全力を出し切る姿勢が共感を呼ぶ~+αの主体性を発揮する
営業活動において、常に全力を尽くす姿勢は、周囲の共感を呼びます。使命感や目標に向かって真摯に取り組む姿は、自然と人を動かす力を持っています。ルールや指示だけでは人は動きません。自分の仕事に対する真剣な姿勢が、上司や同僚の心を動かし、協力を得るための最大の武器となります。
- クライアントや関係者からの要望を「そのまま受ける」のではなく、より良い成果のために必要なら提案・改善を行う
- 自分の担当範囲だけでなく、周囲の進行状況や課題にも目を配り、必要があればサポートする
- 進行中に問題が発生した場合、隠さず早めに報告し、解決策を示したうえで対応する
このような姿勢を継続することで、社内での信頼は自然と高まり、結果として大きな成果につながります。また、信頼を得ることは以下のようなサポートが受けやすくなることにもつながります。
- 利益の大きい案件を任せてもらえるようになる
- 業務で問題が発生した際などに、他部署からの協力が得やすくなる
社内での信頼がなければこのような情報も支援も得られず、いくら努力しても成果につながりにくいのです。
「人から見られていない」場面でも気を抜かない
~営業担当者に求められる公私の区別
勤務時間中に私的な行動を取ることは、信頼を損なう大きな要因です。例えば、私用電話や私的メールの送信、SNSの閲覧などは、上司や同僚に悪印象を与える可能性があります。営業活動は外出が多く、目が届きにくい分、自己管理がより重要になります。 こうした基本的な行動が、信頼される営業担当者としての土台を築きます。 営業活動に伴う経費の管理も、信頼構築において重要なポイントです。少額であっても私的な流用が疑われるような行動は、信頼を一瞬で失う原因となります。 「見ていないところで手を抜く人」と思われないよう、常に透明性のある行動を心がけましょう。オンタイムに私生活を持ち込まない
営業経費の管理にも細心の注意を
営業訪問後の帰社時間にも配慮を
営業職は外出が多いため、勤務態度が見えにくい仕事です。そのため上司は、帰社時間や報告の仕方を信頼の判断材料にしています。商談の内容や場所から、ある程度の帰社時間は予測できますが、大きく逸脱する場合は、会社に一報を入れるなどの配慮が必要です。
- 訪問先からの移動時間を事前に把握しておく
- 遅れる場合は必ず連絡を入れる
- 帰社後は簡単な報告を行うことで安心感を与える
こうした小さな気配りが、信頼を積み重ねる要素となります。
まとめ:社内での信頼獲得が営業で成果を上げるための最初の一歩
新人営業にとって、成果をあげる近道は「まず社内で信頼を得ること」です。信頼を得れば周囲のサポートを引き出すことができます。全力の姿勢や課題解決への主体性、透明性ある行動が信頼を育み、結果として大きな成果につながるのです。
ビジネスマナー研修~信頼されるビジネスパーソンの振る舞いを身につける
信頼されるビジネスパーソンになるためには、ビジネスマナーの基本をおさえておかなければなりません。本研修では、マナーの型を学ぶだけでなく、そのマナーがなぜ必要なのかというところまで考えます。
本研修のゴール
- ビジネスマナーの基本知識を習得する顧客の信頼を獲得できる立ち振る舞いを体得する
- マナーの目的と意味を理解するキーパーソンを見極め、適切にアプローチできるようになる
- マナーの型を繰り返し練習することで、現場でマナーを実践できるようになる
よくあるお悩み・ニーズ
- 社会人としてのマナーを身につけたい
- あいさつ、名刺交換、電話応対などのビジネスマナーに不安がある
- 「型」を学ぶだけでなく、ビジネスマナーの意味や考え方まで学びたい
- マナーを学んだことがないため、一度きちんと学んでおきたい
セットでおすすめの研修・サービス
エースになるための営業力強化研修~惹きつけ力の基本(半日間)
営業のエースとして欠かせないのは、顧客のニーズを的確に捉え合致した提案ができること、そのための惹きつけ力を持っていることです。
本研修では、惹きつけ力を発揮するための人間力と発信力を学びます。具体的には、営業自身に興味を持ち話を聴いてもらうための関係構築のポイントをおさえ、営業活動における人間力の高め方を考えます。
コミュニケーション研修~きっかけを作る雑談力向上編
雑談とは、表面的には「あたりさわりのないとりとめのない会話」ですが、実は人間関係を構築し、仕事をスムーズに進めていくうえで大変重要なものです。
本研修はビジネスで役立つ雑談力をケーススタディやロールプレイングを通じて実践的に身につけるプログラム構成です。
<営業レベルアップシリーズ>リレーション強化研修~顧客に寄り添い、担当としての信頼を獲得する
「リレーション構築」は潜在客と信頼関係を築くスキルです。顧客の検討のテーブルに乗るには、まず競合との想起競争に勝る必要があります。自社・営業担当者自身を認知し、ニーズ発生時に声をかけてくれる顧客をいかに多く作るかが営業のスタートラインです。
本研修は自身の性格タイプや相性に左右されず、多様な顧客と良好な関係を築くための4つのポイントを学びます。第一印象を磨き、アプローチ初期からキーパーソンを意識して関係者を巻き込むことで、後工程を円滑化することが可能になります。





