コンプライアンス研修
研修の特徴・目的
変化する、世間が求める「組織のコンプライアンス」に適応するために
コンプライアンスは、従来は「法令遵守」の意味合いが強く、組織が法律や規則を守って活動を行うことを指していました。しかし近年は、法令を遵守するだけでは社会の要求を十分に満たしているとはみなされず、「組織に求められている社会的責任」と、意味や解釈を広げて使われることがほとんどです。法律を守っているだけでは組織は守れず、「法的には問題ないかもしれないが、ずるいな」「論理的に正しいかもしれないが、不親切だな」などと世間にひとたびでも感じさせてしまうと、大きなダメージを被る可能性があります。
この考えを、さらに拡大したのがCSR(企業の社会的責任)の考え方です。今の企業・組織には、利益を上げて雇用を守り、社会活動を推進するだけでなく、従業員・職員や消費者、株主などのステークホルダーや環境問題への配慮、社会に対する貢献など、幅広い活動が求められています。
「組織が社会から求められること」が急速に変化した一番の要因は、インターネットやSNSの普及です。個人が簡単に情報を発信できるようになり、個人の発言が組織に与える影響は、以前よりも格段に大きく、早くなりました。さらに、悪い情報は、良い情報よりもインパクトが大きく、その「悪い情報に対する対処」として、コンプライアンスの意味が変遷してきました。
前述のとおり、コンプライアンスは「法令遵守」の範囲にとどまらず、「世間一般の意識・感覚」としてその時々で求められることが少しずつ変わってきており、特に大きな不祥事や社会変化があった後などは、組織は社会からの厳しい目にさらされることとなります。よってコンプライアンス教育も、このような社会の目の変化に合わせて、継続的に行うことが必要です。
インソースでは、まずはこのような社会環境の変化からコンプライアンスの意識を醸成するプログラムをおすすめします。その他、過去に起こった実際の違反事例を通してその影響を考えるもの、身近にあるリスクを洗い出し違反防止のためのしくみづくりを重視するものなど、各組織の置かれている現状に合わせてカスタマイズをご提案、実施させていただきます。
コンプライアンス研修のポイント
法令を含めた、世間一般の常識やルールを知る
組織のルールにどっぷりつかっていると、無意識のうちに世間一般の常識と異なる判断軸になってしまいがちです。多くの場合、組織のルールは仕事を円滑に進め、品質を引き上げますが、自組織のルールのみを切り出して見ていると、そのルールが世間の常識の変化に合わせて変化していなかった場合には、適正でないことに気づくことができません。まずは、法令を含めて、世間のきまり・常識を客観的に理解できるようになることを目指します。
コンプライアンス違反が起きにくい仕組みをつくる
コンプライアンス違反の影響は自組織だけにとどまりません。関連会社や、株主、地域住民などにも拡大する可能性があります。このような悪影響を生まないために、不祥事などのコンプライアンス違反がそもそも起きない仕組みづくりに組織的に取り組むことも重要です。ここでいう仕組みとは、高価なシステムを導入する大規模な改善策でなくても、例えば、業務に牽制が入るように業務フローの一部を変える、担当者を増やす、チェックリスト導入するなど、費用をかけずに現場主体で実践できるものも少なくありません。
継続的なeラーニング教育で、全社でコンプライアンス意識を強化する
「教育を受けていない従業員がいる」ということが既にリスクとなってしまうため、コンプライアンス教育は全従業員を対象に企画している組織がほとんどです。しかし、全従業員をまとめて一ヶ所に集めて研修を実施することは難しく、基礎知識を習得するような内容については、eラーニングで年に1~2回、決まった期間に全員が学ぶという手法をとる組織も増えてきました。
インソースでは、コンプライアンスの動画教材や、eラーニングのプラットフォーム・LMS「Leaf」により、継続的なeラーニング教育をご支援しています。「Leaf」は、総合行政ネットワーク(LGWAN)にも対応しており、自治体の皆さまにも導入が容易なシステムです。
▶動画百貨店(リスク管理・コンプライアンス)
▶STUDIO Powered by Leaf(コンプライアンス教育セット)
▶LMS・研修管理システム「Leaf」
{{trainingName}}ご検討のお客様からのご質問 ~講師・内容・実施方法など
コンプライアンス研修のおすすめプラン
全4回で管理職と一般職でコンプライアンス遵守とハラスメント防止が守られる職場づくりを目指す。それぞれ、リスク管理や気持ちの持ち方などの内容も踏まえて研修を行う
1年目は管理職の意識改革・体制づくりから始め、変革の土台をつくる。そして2年目に全社員への教育を階層別教育やeラーニングで 一気に行い、組織風土全体を変革していく
主に管理職を中心として、今の時代にそれぞれの立場で必要な「リスクマネジメントスキル」を習得してもらい、全社のリスク管理レベルの向上や業績の拡大、安定を目指す
コンプライアンス研修のおすすめ動画教材・eラーニング
コンプライアンス研修のご提供コンテンツ
【基本】
- コンプライアンス研修(1日間)
- コンプライアンス研修 ~公務員倫理とコンプライアンス編(1日間)
- リスクマネジメント研修 ~管理者向けコンプライアンスとリスクマネジメント強化編(2日間)
- コンプライアンス研修 判断の難しいグレーゾーンを事例で考える(1日間)
- 事例から学ぶコンプライアンス研修(2時間)
- CSR研修 体制整備編(半日間)
- コンプライアンス研修 ~リーダー向けCSR編(半日間)
- (半日研修)(管理職向け)コンプライアンス研修~組織における不祥事防止
- (半日研修)コンプライアンス研修~個人情報保護、情報セキュリティ、SNSのリスクを知る編
- (半日間)改正個人情報保護法への対応研修~民間企業編
- リスクマネジメント研修~未然に防ぐ方法を学ぶ
- 若手・中堅向けコンプライアンス研修~自分の行動を振り返り、コンプライアンス意識を磨く(半日間)
- 新人向けコンプライアンス研修~社会人としての基本的な知識と対処法を身につける(半日間)
【コンプライアンス違反防止のための仕組みづくりをしたい】
- 管理職向けコンプライアンス研修~組織における不祥事防止(半日間)
- コンプライアンス研修 ~不祥事を防ぐ編(半日間)
- コンプライアンス研修 ~不正リスクのマネジメント編(半日間)
- コンプライアンス研修 ~ルールを守る体制づくり編(半日間)
- コンプライアンス研修 ~業務フローを点検する編(1日間)
- 新任管理職向けコンプライアンス研修~管理職としての意識醸成と部下への指導法(半日間)
- 管理職研修 コンプライアンスと適正な契約事務手続(1日間)
- コンプライアンス・ハラスメント防止研修~協力会社のメンバーとのコミュニケーション編(半日間)
- コンプライアンス研修 ~公益通報制度とハラスメント編(半日間)
- コンプライアンス研修~SDGs時代に求められる前向きなコンプライアンスとは(1日間)
- コンプライアンス研修~行動経済学を学び、ルールを守れる職場をみんなで作る(1日間)
【内部統制、コーポレートガバナンスについて学びたい】
【個人情報保護、セキュリティ対策にも言及したい】
おすすめリンク
【動画・eラーニング教材】
【コア・ソリューションプラン】
- コア・ソリューションプラン コンプライアンス遵守・ハラスメント防止の職場改善プラン
- コア・ソリューションプラン 2年間で全社員のコンプライアンス意識を刷新するプラン
- コア・ソリューションプラン リスク管理のレベルを向上させタフな組織をつくるプラン
- コア・ソリューションプラン 対象者・期間・目的別に選ぶ、4パターンの動画教育プラン
- コア・ソリューションプラン 属人化解消に向け、業務を整理するスキルを習得するプラン
- コア・ソリューションプラン ハラスメント防止への基礎知識と意識を醸成するプラン
【読み物・コラム】
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