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組織不祥事防止研修~無責任・無知・無思考を排除し「属人風土」から脱却する

リスク管理・コンプライアンス

組織不祥事防止研修~無責任・無知・無思考を排除し「属人風土」から脱却する

個人の不正とは異なる組織特有の要因に焦点を当て、その防止策を考える

No. 1420002 9914034

対象者

  • リーダー層
  • 管理職
  • 部長・経営層

・会社の経営責任を負う立場の方
・組織のリスク管理の責任者、不祥事防止策の策定に携わる方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 組織不祥事の原因を特定することが難しい
  • 防止策に取り組んでいるにもかかわらず、不祥事が再発してしまう
  • 自組織で潜在的な不祥事の芽が生まれないように対策したい

研修内容・特徴outline・feature

不祥事に関するニュースが相次ぐ中、その対策としてコンプライアンス教育の実施や内部通報制度等の強化が施行されています。しかし、それでも組織不祥事が後を絶たないのはなぜでしょうか。それは、個人が私利私欲のために意図的に行う不正行為と違い、無自覚のまま行われる行為や組織のためにと思って行われる行為に端を発することが多いからです。

本研修では、問題行為の発生・拡大のメカニズムを理解するとともに、不祥事が起きにくくなる組織風土のあり方を考えていただきます。

到達目標goal

  • ①個人の不正と組織不祥事の本質的な違いを理解できる
  • ②不祥事の発生と拡大のメカニズムを踏まえた、具体的な防止策が分かる
  • ③組織不祥事が発生しやすい風土を変革できるようになる

研修プログラムprogram

内容
手法
  • 1.組織不祥事とは何か
    (1)あらためて組織不祥事を定義する
    【ワーク】「組織不祥事」に当てはまる事例を挙げる
    ①「不正」と「不祥事」の違い ②「個人的な不正行為」と「組織的な不正行為」の違い
    ③「法的な問題」と「倫理的な問題」
    (2)主な組織不祥事の類別とその事例
    (3)「不正のトライアングル理論」の限界
    【ワーク】ある不正事例を題材に、不正のトライアングルで説明できるか討議する
講義
ワーク
  • 2.組織不祥事の発端となる問題の発生
    (1)問題の発生とその種類
    ①問題のある個人による不正・不適切行為 ②組織的な未知・無知による問題行為
    (2)問題を隠蔽する体質
    ①失敗が許容されない組織体質 ②上司や経営者に対する忖度
    (3)問題が見過ごされてしまう背景
    ①リスクに対する感度の低さ ②直接の当事者でないものへの無関心
    (4)問題を監視する仕組みの機能不全
    ①内部統制の不備 ②監査の形骸化 ③権限の集中
    (5)問題が許容されてしまう遠因
    ①単眼的な利益志向 ②旧習や業界慣習の絶対視 ③不正に寛容な風土
    【ワーク】ある企業において発生した問題が不祥事へとつながった過程を検証する
講義
ワーク
  • 3.問題が継続・拡大し組織不祥事となるまで
    (1)問題が継続するメカニズム
    ①問題行為による結果が「実績」となる
    ②継続して行われてきたことは中断が難しい
    ③問題としての認識が引継ぎで「洗浄」される
    ④告発を躊躇わせる同調圧力と集団浅慮 
    ⑤問題を助長する「事なかれ主義上司」と「無邪気な部下」
    (2)問題が拡大するメカニズム
    ①問題行為による「成功体験」がエスカレートさせる
    ②隠蔽の必要性がさらなる不正を生む
    ③規制や監査の強化が不正の悪質化を促すことも
    (3)問題の常態化とともに組織に根付く3つの「無」
    ①問題行為に責任を感じなくなる「無責任」
    ②何が正しいのかを知る必要のない「無知」
    ③指示されたことに何の疑問も持たない「無思考」
    【ワーク】チェックシートを使って自身や自組織における3つの無を振り返る
講義
ワーク
  • 4.組織不祥事の温床となる「属人風土」とは
    (1)属人思考とは~「何」を言うかではなく「誰」が言うか
    (2)「属人風土」の発生要因とその影響
    ①「権限の集中」がもたらす異論・批判の排除
    ②「情報のブラックボックス化」が助長する隠ぺい体質
    ③「牽制体制の不備」によるチェック機能の欠落
    ④「過度な成果主義」が作り出す物言えぬ雰囲気
    【ワーク】自身の職場で見受けられる属人風土がもたらすリスクを考える
講義
ワーク
  • 5.三段階で進める組織不祥事防止策
    (1)個人の啓蒙~コンプライアンス教育・ルールの周知
    (2)しくみと体制の構築~内部統制・監査制度・内部通報制度
    (3)組織風土改革~トップによるコミットメント・外部アセスメントの導入
講義
ワーク
  • 6.総合演習
    【ワーク①】自組織において起こり得る組織不祥事について分析する
    【ワーク②】その組織不祥事の防止策を三段階に分けて考える
ワーク

企画者コメントcomment

組織の不正・不祥事が明るみに出るたびに、その広がりの大きさやそれが続けられてきた時間の長さに呆然としてしまいます。その背後には、「無責任」「無知」「無思考」といった管理者および従業員の無自覚な姿勢があります。本研修は、こうした組織不祥事の特徴に焦点を当て、自組織に似たような傾向がないかを確認すると同時に、本質を捉えた有効な防止策を検討いただくことをねらいとして企画しました。

スケジュール・お申込み
(オンライン型/来場型開催)schedule・application

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • カリキュラムは一部変更となる可能性があります。大幅な変更の際は、申込ご担当者さまへご連絡いたします。

事前のご案内

受講者の評価evaluation

実施、実施対象
2025年11月     3名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 営業部門の責任者として組織不祥事はおこさないよう徹底します。また、心理的安全性を意識した風通しの良いチーム創りをおこないます。

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