反転学習で研修効果を最大化！～インソースENERGYパートナー特典の「動画教材レンタルプラン無料ご招待」活用事例

「研修は有意義だけれど、業務時間をあまり割かれたくない」
「研修中に新しく知ること学ぶことが多すぎて、消化しきれない」
「知識はわかったけれど実践できるかどうかはまた別」

研修ご担当者さまの中には、せっかく企画した研修なのに上記のような感想をもらったという経験がある方も多いのではないでしょうか。

本記事では、インソースのお客さまが実際に導入した事例をインタビュー形式でご紹介いたします。弊社のパートナーシッププログラム「インソースENERGYパートナー」の特典を活用し、無料でスタートいただいた取り組みです。ぜひご覧ください。

「研修時間を短くしてほしい」という管理職の声から始まった反転学習

――今回の研修で反転学習（※）を取り入れた理由を教えてください。

毎年管理職研修を実施していますが、多くの部下を抱えているため現場を離れることが難しいといった事前相談や、研修中も現場からの連絡を受けて離席したりといったことが毎回発生していました。

大事な研修ではありますが、「現場も人手不足なので、研修を短くしてほしい」という意見も無視できず、今期からやむなく研修を半日間で実施することとなりました。

そのような状況の中でも、研修の質は落とさずに実施できる何か良い方法がないのかご相談した際に、営業さんから「反転学習」という方法をご提案いただきました。

※反転学習とは
学校や塾などの教育現場で始まった「各自が事前に講義内容を学習し、授業では学んだ内容をアウトプットすることで知識を深める」学習スタイルです。ｅラーニングなどを通じて前もって学ぶことで、その後の研修でディスカッションやグループワークに集中することができ、知識の定着と応用力の向上につながります。最近では、社員・職員のスキルアップや成長の促進、組織全体のパフォーマンス向上を期待できることから、効果的な人材育成の手法として、反転学習形式の研修プログラムを導入する組織が増えています。

「若手部下との面談」をテーマに、動画＋ロールプレイで構成

――もともと企画されていた研修に、反転学習をどのように取り入れたのですか。

今回の管理職研修のテーマは「今の新人・若手をふまえた育成」、具体的には「どのように１対１面談をしていくか」でした。恥ずかしながら若手の離職も決して少ないとはいえず、今の若手には「個」で対応していかなくてはならないということをこの研修で理解し、実践できるようになってほしいと考えていました。

そこで、事前に今の若手の傾向や面談のテクニックに関する30分ほどの動画を視聴してもらい、研修当日は知識のある前提で面談ロールプレイを実施する、というスタイルで実施しました。

研修当日、いきいきと受講する社員たち

――受講された社員の皆様の反応はいかがでしたか。

「事前課題として動画を視聴する」ということで、実施前の現場からの不満もゼロではありませんでしたが、実際に視聴してみると、隙間時間で10分ずつ視聴するなどもできるためさほど負担もなくできたようです。また、「研修では動画の内容を理解している前提でロールプレイをする」と予告していたこともあって、いつもより緊張感をもって参加してくれたなと思います。

担当者としてもっとも印象的だったのは当日の受講者の様子です。これまでは１日座学中心で実施する研修だったため明らかに集中していない様子も散見されていたのですが、今回はロールプレイ中心だったため社員がいきいきとしていました。「こんな社員がいたらどう面談する」というロールプレイを、上司役・若手役に分かれて実施したのですが、日頃の鬱憤を晴らすかのようにリアルな若手役を演じてくれた社員もいて盛り上がりました。

知識は事前にもっている状態で参加できているため、ロールプレイ以外にも、同じ境遇のメンバー同士でアドバイスをしあったり、面談方法を考えたりする時間も多く取れ、すぐ実践できるような気づきを得た社員が多かったようです。