日経ビジネス4/27・5/4号から考える「上級管理職育成」:26年5月11日配信
いつもお世話になっております。
株式会社インソースの伊藤です。
ゴールデンウィークが明け、新年度の方針共有が一段落し、管理職育成や次世代幹部育成を具体化し始める時期ではないでしょうか。
日経ビジネス4/27・5/4号では、「データ解析 レアアース争奪戦」と題し、先端産業を支える希少資源をめぐる攻防が紹介されていました。この記事からは、資源の調達や活用を成り行きに任せるのではなく、環境変化を見越した経営戦略を描いておく必要があると感じました。
管理職を「現場のまとめ役」で終わらせていないか
その経営戦略を実現するためにも、人材や知見、顧客接点、予算、時間といった経営リソースをどう確保し、どう活かすかが、これまで以上に問われているように思います。何を見直し、どこに投資するのか。そうした判断を担う上級管理職の力量が、部門の成長力を左右するのではないでしょうか。
インソースの視点~上級管理職に問われる、未来を描く構想力
現場を理解する管理職から、部門を経営する管理職へ
現場をよく知っていることは、上級管理職の大きな強みです。しかし、その知見を「今ある仕事をうまく回す」ことだけに使ってしまうと、部門の選択肢は広がりません。人材、知見、顧客接点、予算、時間をどう組み合わせ、次の価値につなげるか。上級管理職には、現場の事情をふまえながらも、経営リソースの配分を考える経営者の視座が求められます。
階層別テストで見えてきた、上級管理職の共通課題
この視座は、感覚や経験だけでは支えきれません。インソースの階層別テストでは、上級管理職層において、財務知識やマーケティングなど、経営に直結する分野の知識不足が共通課題として見えています。財務知識に関する設問の正解率は上級管理職で約50%、マーケティングに関する設問も初級・上級管理職ともに40~50%程度とされています。数字と市場を見る力は、部門として何を伸ばし、何を見直すかを判断する土台になります。
現代の上級管理職に求められる3つの視点
- 過去の延長ではなく、未来から逆算する視点
現在の業績や人員配置だけを見ていると、次に伸ばすべき領域を見落とすことがあります。 - 「続ける」判断と「やめる」判断を同時に持つ視点
いま収益を上げている事業でも、将来性が乏しければ見直しが必要です。一方で、小さくても成長余地のある領域には、早めに経営リソースを投じる判断が求められます。 - 自部門の強みを再定義する視点
これまで成果を出してきた知見や顧客接点が、今後も同じ形で価値を生むとは限りません。市場や顧客の変化をふまえ、自部門が次にどのような価値を担うのかを捉え直すことが重要です。
経営戦略研修~勝ち筋を描くフレームワークの習得
PEST分析、3C分析、SWOT分析を用い、環境分析から施策策定、実行計画への落とし込みまでを学びます。
管理職や幹部候補者に、経営者視点で経営戦略を立てられるようになってほしい、というお客さまの声から開発した研修です。
発想転換力向上研修~破天荒な思考で、新たな成果を生む
固定化した前提を疑い、異分野の知を取り入れながら、新しい事業や業務改革の突破口を考えます。
インソースのソリューション~未来の経営層を、意図して育てる
インソースでは、上級管理職育成を「研修を実施して終わり」とせず、管理職要件の再定義、人材アセスメントによる定量化、研修・幹部育成までを一気通貫でご支援可能です。未来の経営層・幹部を見据え、財務・マーケティング・リスクマネジメントなどの視点をふまえた育成設計をご提案します。現場をよく知る管理職が、部門経営者として必要な判断軸を身につけられるよう、育成体系の見直しから具体的な研修設計までご支援します。
幹部候補者育成プラン|経営マインド・数字・構想力で経営判断の軸を鍛える4日間
経営を任せられる管理職へ、視座を引き上げる
幹部候補者育成プランは、経営マインド・数字・構想力を軸に、次期経営層に求められる判断軸を鍛える4日間のプログラムです。管理職として現場を動かす視点に加え、自部門最適ではなく全社最適で意思決定する視点への転換を目指します。
事前課題や討議を通じて、経営者としての役割、財務諸表を用いた数字の見方、中長期視点での事業構想、業務改善・リスク管理、組織デザインや人的資本経営を扱います。経営と現場をつなぐ意思決定層を育てたい組織に適した内容です。
階層別テスト|ビジネスで必要な「知識」と「活用力」を測定するテスト
上級管理職の現在地を、感覚ではなくデータで見る
階層別テストは、ビジネスで必要な「知識」と「活用力」を測定するアセスメントです。上級管理職に必要な経営戦略、人材マネジメント、リスクマネジメント、コストマネジメントなどの観点から、現在地を可視化します。
財務やマーケティングなど、部門経営者としての判断にかかわる領域を確認し、今後の育成設計や研修テーマの検討につなげられます。
ネオゼネラリスト養成研修~AI時代をリードする構想・横断型人材となるために
AI時代に求められる構想力、課題設定力、越境コミュニケーション力などを学び、横断型人材像を考えます。
業績向上のための組織づくり研修~OODAループで目的を達成する編
OODAループをふまえ、変化する状況に対応する組織のあり方、リーダーの判断と行動を学びます。
※本研修における「OODAループ」は、米国海兵隊の行動様式をインソースにて研究したものです。
参考:日経ビジネス 2026年4月27日・5月4日号
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