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小さな業務改善から始める、身近なDX推進!文化定着のカギを動画で学ぶ「基礎知識・データ整理・Excel・情報活用」

DX(デジタルトランスフォーメーション)推進は、大企業や専門部署だけのものではありません。私たち一人ひとりが、日々の業務に潜む、非効率な小さなムダを見直すことも、DX推進の大切な取り組みの一つです。

本記事では、フォルダ整理やExcelの基本、情報活用の視点など、IT初心者でも今日から取り組めるDX推進のヒントを解説します。小さな改善の積み重ねが組織全体の生産性を高め、持続的な成長につながります。

DX推進は大掛かりな改革ではなく、日常業務の小さな改善から始まる

DX推進という言葉を耳にすると、「AI」「ビッグデータ」「大規模システム刷新」といった大掛かりな取り組みを思い浮かべがちです。しかし、現場でまず必要とされるのは日常業務の効率化です。

例えば、以下のような課題は多くの組織で共通しています。

  • 社内フォルダが乱雑で必要なデータが見つからない
  • Excelを十分に活用できず、同じ作業を繰り返している
  • データを集めても分析せず、報告作成に追われている

こうした「よくある非効率」を改善する取り組みこそ、身近なDX推進の入り口です。大きなシステムを導入する前に、こうした小さな業務改善に取り組むことで、土台を固めながら確実に変化を積み上げることができます。小さな工夫、「自分にもできる小さな一歩」の積み重ねが、組織全体のDX推進に広がっていくのです。

フォルダやファイルの整理整頓が、情報を活用できる環境をつくる

いくら多くのデータを持っていても、探し出せなければ活用にはつながりません。現場ではフォルダ階層が曖昧だったり、命名ルールが統一されていなかったりすることで、検索に時間がかかるケースが少なくありません。

情報活用の基盤となる整理整頓のポイントは次の3つです。

  1. フォルダ階層のルールを決める(年度・部署・案件などで分類)
  2. ファイル名を統一する(日付やバージョンを明記)
  3. 定期的に整理を実施する(不要なデータを削除・アーカイブ)

例えば「どのフォルダに入れればよいか迷わない」「更新日が一目でわかる」といった状態を作ることで、探す手間が大幅に減り、必要な情報をすぐに活用できるようになります。こうした小さなルールの徹底が、DX推進の確かな基盤をつくります。

Excelの関数やグラフの活用が、業務効率を大きく高める

Excelは最も身近なDX推進ツールです。関数やピボットテーブルを使いこなせば、数時間かかっていた作業を数分で終わらせることも可能です。

Excel活用の具体例

  • 売上データの自動集計:SUMIFやVLOOKUPで条件別に自動計算
  • データ可視化:グラフ機能で変化や傾向を直感的に把握
  • エラー防止:入力規則や条件付き書式で誤入力を防止

「データを集めたけれど、手作業でまとめるのに時間がかかる」「毎月同じ集計を繰り返している」といった悩みは、Excelを活用すれば大幅に解決できます。単なる表計算ソフトとしてではなく「業務を効率化する分析ツール」として使いこなすことが、身近なDX推進の近道です。

データは集めるだけでは意味がなく、活用して課題を発見することで価値を生む

データは収集しただけでは価値を生みません。重要なのは、課題の発見や意思決定にどう結びつけるかです。

例えば顧客アンケートの場合、平均点を算出するだけでは不十分です。

  • 不満が集中する項目を抽出し、改善策を検討する
  • 地域や年代ごとの傾向を比較し、戦略に活かす
  • 自由記述の意見を分類し、改善テーマを導く

単なる数字や情報を「現場の行動につなげる」ことができて初めて、データは価値を持ちます。データをどう活かすかを考える習慣を持つことが、DX推進の核心なのです。

小さな改善を継続し、学びを共有することがDX推進を根づかせる

DX推進は一度の取り組みで完結するものではありません。継続的な習慣化と共有が必要です。

  • 小さな改善を積み重ね、確実に前進する
  • 定期的な振り返りで仕組みを維持する
  • 学びをチームで共有し、改善の文化を広げる

例えば「毎月一度はデータ整理を見直す」「学んだExcel関数をチームで共有する」といった小さなルールでも、積み重なれば組織全体に影響を与えます。こうした取り組みがDX推進を一過性の流行ではなく、根づいた文化として定着させます。

DX推進を組織全体に広げるためには、共通理解をもとにした足並みのそろった取り組みが重要

個人が積み重ねた小さな改善を組織全体に波及させるには、共通理解が欠かせません。属人的な工夫では限界があり、全員が同じ方向を理解しながら進めることで初めて大きな成果につながります。

DX推進を担うのは経営層や専門部署だけではなく、日常業務を担う現場の一人ひとりです。個人の改善を共有し、組織全体で足並みをそろえて取り組むことで、改善の文化が浸透し、DX推進が加速します。ここで効果を発揮するのが動画を活用した教育です。基礎から実践までを繰り返し学ぶことで、誰もが同じ認識を持ち、組織全体でのDX推進が確かなものとなります。

身近なDX推進パッケージ~基礎知識と活用ツールの理解編

本パッケージは、誰もが身近な部分からDX推進に貢献することができる動画が4つセットになっています。DXの基礎知識や、データ整理・Excelの基本操作・情報活用スキルなど、業務改善に役立つ実践的なスキルを段階的に学べる構成となっています。

まずは日々の業務や身の回りのプロセスを少しずつ効率化し、小さな改善を積み重ねることで、最終的には組織全体にDXの効果を広げることを目指します。

【セット内容】

  1. IT初心者のためのDXスタート講座
  2. 身近なデータの整理整頓講座~フォルダやファイルを整理し、効率的にデータを活用する
  3. 操作画面を見ながら学べるMicrosoft Excel講座
  4. 情報活用講座~情報をもとに課題を発見し、対策を考える

本パッケージのゴール

  1. DX推進の基礎知識を習得する
  2. データ管理の方法やデータ活用を学ぶことでDX推進につなげることができる
  3. Excelを活用することでデータを効果的に扱いDX推進を加速するための基盤を築くことができる
  4. 情報活用のスキルを身につけることで、DX推進をより効果的に進めることができる

よくあるお悩み・ニーズ

  • DX推進について何から始めればよいのかわからない。
  • 各種ツールの特性がよく分からず、自部署での導入に不安を感じている。
  • 自身やチームの業務をDX化するための実行可能なアクションプランを策定したいが、アイデアが浮かばない
  • DX推進のために全社員への教育や支援を行う必要があるが、どのように効果的に進めればよいのか不明

>動画教材の詳細はこちら

セットでおすすめの研修・サービス

身近なDX推進パッケージ~プロジェクトの進め方と課題解決編

本パッケージは、DX推進に必要な実践的スキルを学べる動画が4つセットになっています。業務プロジェクトの進行管理や課題解決能力、クリティカルシンキング、アンラーニングなどのスキルを習得し、変化に適応しやすい組織づくりを促進します。これにより、DXプロジェクトを円滑かつ効率的に進めることを目指します。

こちらは、「身近なDX推進パッケージ~基礎知識と活用ツールの理解編」で基礎を学んだ次のステップとしておすすめです。

【セット内容】

  1. 業務プロジェクト推進講座~組織横断的な仕事を進めるポイント
  2. 課題解決のためのクリティカルシンキング講座
  3. 問題解決講座
  4. アンラーニング講座~「学びほぐし」で組織と自身をアップデートする

>動画教材の詳細はこちら

教材の簡易カスタマイズ 動画百貨店のイージーオーダー

既存の動画内容に、自組織オリジナルの内容を追加することも可能です。

「自組織に独自の制度があり、その趣旨や内容を周知したい」「当事者の方や周囲の方に、組織からのメッセージを伝えたい」などのご要望がございましたら、ここまででご紹介した動画のいずれでも対応可能ですので、お問合せください。

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